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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.7
  • 出版社:
  • サイズ:19cm/257p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7634-1033-7

紙の本

政権交代 小沢一郎最後の戦い

著者 板垣 英憲 (著)

小沢一郎は本当に変わりつつあるのか。激烈な権力闘争を戦ってきた小沢の軌跡と素顔を明らかにする。そのうえで、小沢率いる民主党が、果たして政権交代に成功するかどうかを予測する...

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政権交代 小沢一郎最後の戦い

税込 1,650 15pt

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商品説明

小沢一郎は本当に変わりつつあるのか。激烈な権力闘争を戦ってきた小沢の軌跡と素顔を明らかにする。そのうえで、小沢率いる民主党が、果たして政権交代に成功するかどうかを予測する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

板垣 英憲

略歴
〈板垣英憲〉昭和21年広島県生まれ。中央大学法学部卒業。毎日新聞東京本社政治部、経済部等を経て、政治評論家として独立。著書に「戦国自民党50年史」など。

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

ダブランダー、国を翔け抜ける

2007/11/07 04:02

13人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大体その人物の軌跡をみれば、その人物が国にとってあだ名す人物か益人かは判別がつく。しかし、どうしてもわからない人物が二人いる。一人は、竹中平蔵。彼の論理は明白で、その弁舌は衆群を抜けている。屁理屈こきの管直人などは基礎教養の差から歯が立たない。が、ハーバード人脈が怪しいと指摘される。
 もうひとりが小沢一郎である。たとえば、石原慎太郎は小沢を全く評価していない。これは恐らく90年代の日米構造協議の際に、小沢が妥協に妥協を重ねたことに由来するのだろう。最も右寄りかと思えば、社会党を担いでみたり、叡智に溢れる大物かと思えば、国連中心主義などというあり得るはずが一分子もない空論を振り回したりもする。本書では「第6章 新進党結成から自由党の立ち上げへ」までで掻い摘んで説明されているので、その矛盾する部分をぜひ知ってほしい。
 まず、小沢が変わったことを、著者ならずとも、観察していた人にとっては一目瞭然わかる。たとえば、ひと昔前、小沢はテレビ出演する際も、仏頂面を引っ提げ、ちょうどドラえもんの「のび太の大魔境」の犬の大臣ダブランダー(ネットで検索してほしい(笑))みたいな顔だった。テレビが嫌いだし、宰相につくのに、世論よりも純化された政治闘争の勝利こそが重要だった時代だったからだろう。しかし、最近のニコニコ顔のダブランダーを見てほしい。その変化を見逃しては小沢は語れないのではないか。田原総一郎もびっくりしているようである。
 小沢の不可解なことは、日米構造協議であれほど譲歩を重ね、ブーツオンザグラウンドの批判を日本でいちばん憂いていた人物がなんとインド洋給油に反対したのである。どう考えてもおかしいのである。給油をやめたことで、すでに日本はイラク軍事作戦をはじめ、嫌がらせを受け始めている。
 しかし、そうしたことも大連立という政治ダイナミズムの布石とも読めるのである。そうすると、彼は石原がいうような売国奴であるどころか、一般市民には分からないところで憂国する本物の大政治家ということになる。だから、小沢は本当に分からない。
 本書を読んでも、小沢一郎がまだ理解できない。だが、それゆえにこそ小沢神話が生まれる。そして、小沢一郎のことを評論家の江藤淳氏が生前、小沢氏を「構想力雲のごとき優れた政治家」と絶賛したという話もある。
 いずれにせよ、小沢一郎は只者ではないと思う。なにしろ、全国で名士とされる大物が500人も国会に参集し、その中で反主流にありながら常に彼を無視できないし、誰もが一目置くのだから、それはやはり力量は半端ではないのだろう。そもそも、小沢は竹中7奉行として20年前に「うん」といえば総理になれた人物なのである。
 大連立が失敗したことは残念だったが、それさえも計算のうちという説が正しいのかもしれない。だから私は小沢一郎を信じたい。その意味で、彼がにらみを利かせているうちは民主党もある意味安心していられる。
 しかし、いまだ社民党出身の極左横路率いるグループが25人以上も存在しており、下らない反米を展開しそうな危険人物がゴロゴロいる。民主党に政権を渡してはならない。2大政党にするのは、大連立をし、色分けを済ましてからでないと何の意味もない。西村信吾と横路が同じ党にいる時点でおかしいし、自民だって加藤紘一と安倍晋三が混ざっている時点でおかしい。これでは、ミニ国会が二つあるに等しい。小沢はその辺を考えていたのだろう。
 ただ2つ政党があるだけで議会政治がうまく回ると思ったら大間違いである。英国の議会史を見ればそれは誰でもわかるはずだ。
最終章、政治家小沢一郎では、著者の小沢に対する見方がよく出ているが、しかし、これも大連立構想以前の話である。小沢史にまたひとつ大連理構想仕掛けという一文が加わることになる。彼の評価はこれで大きく憂国の士という方向に舵を切ったともはや言ってもいいの「かも」しれない。
 なお、大連立構想について、戦争になるだとかならないとかいい加減なことを書いている共産党員がBK1の書評者にもいる。意見はひとつの意見だが、もはや次元がズレテいるので冷静な判断を求めたい。そのために読むべきは、本書である。まずは、小沢一郎を知ることである。

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