紙の本
幻月楼奇譚(2)
2022/11/29 23:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(2)2007年10月発行、2005年~2007年の作品収録。
今回も4話の読み切り収録、年に一度の連載なのですが絵も変わらず素敵です。
どれも巧みなストーリー作りですが、特に其の七の冒頭からの流れのうまさには思わずうなります。
特に下駄屋の若旦那を最後に与三郎が諫めるところがかっこよくてしびれた!
紙の本
二人の間には妖が
2015/12/20 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
升一郎は与三郎に言い寄りますが、二人が会う時は何故か妖しい事件が起こる。升さんの気持ちは届くのか?
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。
紙の本
「嫌々、こんなドブ川じゃ死にたくない」
2017/12/10 12:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
せめてお側にと遺体の手を切って送るとか、秘めた恋心を石の裏に彫って庭石にするとか、本当に恐ろしいのは、物の怪か人間か…。松岡鉄鉱の話は面白かった。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ大好き!!ほんとこのお二人さんの間の落ち着いた雰囲気(ていうか瑞々しさがゼロ)がたまらないんだ・・・相変わらず主人公の子は可愛いしね^o^
投稿元:
レビューを見る
ほんっとに美しい画風ですね。コレでホモなんだからなぁ〜…そうね、ちょいと入った庶民的な食堂の料理人が、実はフランスで修行した三ツ星レストランの元シェフだったッテ感じ(賛同者、挙手!)まだ半分しか読めてません(時間かかるんだもんよ、この方の!)が、現段階で★5つ!
投稿元:
レビューを見る
主役の二人は下手にひっついたりせず、このまま微妙な関係のままでいてほしい。幻月楼の女将がとてもよい。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず上手いね。
他にこういう話を描ける人今はいないかも。絵が荒れるような無理しないで、このペースで描き続けて欲しいです。
投稿元:
レビューを見る
BL要素よりも幻想ミステリの雰囲気が強いので、人にお薦めしやすいですね(笑) 「そろそろ口説かれてやれよ、与三郎」とツッコミつつも、若旦那と与三郎には今の状態でいちゃついててほしいなぁ…と思います(苦笑)
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ好きなんで新刊が読めて嬉しい…☆ニアホモ版の百鬼夜行抄です(その説明で良いの?)大正末期〜昭和初期の和風な時代設定も良い雰囲気だし、天然若旦那&小賢しさ満点の男芸者のコンビが面白いです(笑)
ホモホモ言ってますがエロシーンは全くないです(笑)チュウも申し訳なさげに小さーなコマで済ませてます(爆)今市子のホモマンガはこのもどかしいヌルさがよいのです。だから普通に楽しめる
一度読んだだけだと話がさっぱり分からないのはいつもの事です^^
て言うか与三郎が攻めにみえるんですが><だんだん怖くなってきてないですかあの人><
投稿元:
レビューを見る
膝枕、目隠し鬼、接吻…… 艶っぽさのエッセンスのみがどっと押し寄せる2巻。
心の距離は近くなってもカラダの距離はまだなのねそうなのね。
特に煙管のくだりは……、ああもうっ、勿体ないっ!! 粋人としてはまだまだだなぁ、若旦那。
投稿元:
レビューを見る
たまんないです。旦那と与太郎のとてももどかしいあの感じが…そして季刊誌での連載なのが何よりもどかしい…
投稿元:
レビューを見る
前作と同じく
ミステリというか、
ボーイズラブ系というか
とぼけた味もあり
楽しく読めました。
投稿元:
レビューを見る
老舗高級味噌屋の若旦那「鶴来升一郎さん」は、近所でも有名な「道楽息子」
ひょんな事件で父を亡くし、気が付けば味噌屋の当主となってしまった~
とはいえ…味噌屋の当主となったって「道楽」は辞められない(笑)
今日も今日とて、吉原に繰り出しちゃ~遊び呆けている
そんな「升一郎さん」のご贔屓は…吉原の芸者かと思いきや
なんと「幇間(タイコモチ)」の「与三郎」男でやんす(笑)
物の怪が見えて、怪談話が得意な「与三郎」の尻を追い掛け回す若旦那
二人の逢うところには何故か怪事件が起こり、どうにも進展しない二人の仲(笑)
さてさて、今宵はどんな怪に遭遇するやら…
第一話は「愛のボタンの掛け違い」ってなお話でしょうか
看病していた姑が死に、心ない親戚の物言いに耐え切れず家を飛び出した女や
父親の過去にしばられ一緒になれず、病気で死んでしまった娘ごのお話でございます~
どちらも口数の少なさから端を発しておりますが
なんでも思ったことを口にだせたら、そりゃ人間じゃありません
言いたいことが言えない心理、そんな所に情緒というもんが生まれるもんだと思います
第二話は「げに恐ろしきは人なり」ってなお話でしょうね
芸者を集め楽しげに開催した花見の宴で、深川芸者の「勝於」が殺された
いやはや花見どころの話じゃなくなってしまったのはともかく
多額の請求書だけは「升一郎」の元へ送られて来た
主催者は老舗の「中村屋さん」だったのに、あの花見の一件から姿を隠している
なんとしてでも、中村屋さんを探して支払いをしてもらわねば…
結局、事件を解決しなければならない立場になってしまったのであった~(笑)
情が濃すぎて起こった事件が後の世で怪談となり
欲が深すぎて起こった事件が殺人事件となる。どちらも端は人。
人にくらべりゃ、妖しなんぞ、可愛いもんでございます(笑)
第三話は「ガキの頃からの付き合いは…」ってなお話
人ってもんは、いつまでも昔のままではいられません。
いつの間にやら、世間の垢にまみれ、友までも裏切る。
ちょいとおセンチな話なんですがね、肝心の「升一郎さん」が変わってないもんで
なんだか可笑しいお話となってますの~(ハハハハハ)
やっぱりお金の貸し借りってヤツが人間関係をダメにしますね
貸すのなら返してもらわなくてもイイ金額。これにつきます。
友達が友達面に変化する時って、いつなんでしょうね~
第四話は「ちょいとイジワルしたくなる時」って話でやんしょね
鉄屋三代目の「道楽者」と出会い意気投合した「升一郎さん」
でも…なんだかやっぱり事件の匂いが…
昔付き合っていた男が幸せを掴むと聞いた時、その心持ちは複雑怪奇となります
自分が幸せなら「良かったね~」と言えるのですが
そんなに幸せな状態でないのなら「ちょっとイジワル」したくなるもんです(笑)
そのちょっとが、ドミノを一個倒しただけで、後に全てが倒れ現れるような
そんなお話でございました~
どの作品も、よ~く考えられた良い作品なんですが…
今市子さんの描く「人」って…どんどん似てくるんですよ。顔が…
出演者の顔が区別つかなくなることが数回で、ちょっと難儀しましたの~(笑)
それを差っぴいても面白いお話しばかりなので、楽しいんですけどね(ハハハハ)
次回は何時発売されるのか…この作品も年に1巻ペースでしょうか
こんなペースで描いているから、作者も出演者の顔が混じるんでやんしょかね(笑)
次回作も楽しみにしてますんで、一つ、よろしくお願いします(笑)
投稿元:
レビューを見る
フェアで購入。サラッと読んでも理解できないとわかってるので何度でもページを戻り時間をかけて読みました。1話1話で事件は解決するけれど、その経緯の中に与三郎の過去が盛り込まれていたり、若旦那と与三郎の関係が深まっていくというのがいいですね。若旦那の口説きになかなか落ちてこない与三郎だけど少しずつ揺らいできてるのかな?全然気付いてなかった那義なので其ノ七のラストは若旦那と一緒になって「ええええっ!?」と叫びそうだった(笑)やっぱ3も早く買おう。読みたい!そしてこの巻もあとがきが楽しい!思わず答えを探しました。
投稿元:
レビューを見る
あんまり主役2人が主役主役していないお話です。そして、相変わらず進展しない2人。与三郎がつれないのか。