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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.7
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/206p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-214197-0

紙の本

日本人への遺言

著者 城山 三郎 (著),高山 文彦 (著)

「正しい人」を見よ−。硬骨の老文士が最晩年、子の世代の作家に伝えた戦争と文学と人生のすべて。城山三郎が日本人への思いを語る、2002年7月から翌年3月にかけておこなわれた...

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日本人への遺言

税込 1,650 15pt

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商品説明

「正しい人」を見よ−。硬骨の老文士が最晩年、子の世代の作家に伝えた戦争と文学と人生のすべて。城山三郎が日本人への思いを語る、2002年7月から翌年3月にかけておこなわれた未発表対談。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

城山 三郎

略歴
〈城山三郎〉1927〜2007年。愛知県生まれ。一橋大学卒業。作家。「総会屋錦城」で直木賞受賞。
〈高山文彦〉1958年宮崎県生まれ。法政大学文学部中退。作家。「火花」で大宅壮一ノンフィクション賞ほか受賞。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

こんな時代だからこそ

2007/08/18 04:47

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年三月に79歳で亡くなった城山三郎氏の、文字通り”遺言”となった本書を読んでいて、茨木のり子氏の「倚りかからず」を思い出した。
『(前略)
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ』
城山氏は17歳の時、自分から志願して海軍の特別幹部練習生になった。しかしそこで、軍隊という組織の非人間的性格に思いっきり気付かされることになる。「特攻」という、究極の人命軽視・人権無視の政策に身近に接し、組織に翻弄される個人の弱さをつくづく知らされる。
城山氏が生涯、組織と個人の関係を常に頭に置き執筆を続けたのは、その時代の悪しき記憶が基軸になっていると言われている。
さて、日本は敗戦を教訓として、戦後、個人を尊重する民主主義を育ててきた。平和憲法を楯にして、個人の尊厳を組織のしがらみから守ってきた。
しかし、今、その戦後民主主義が危ない。小泉・安倍と続く政権は、個人を国家や組織に従属させる手続きを着々と進めている。安倍首相にいたっては、どうどうと「戦後レジームからの脱却」を口にする。
さすがに、こういった動きを危険と感じた国民は立ち上がった。参議院議員選挙で現政権に冷や水を浴びせた。行き過ぎをたしなめた。しかし、・・・
時の首相はその国民の大きな声を無視した。政権に居座るのみならず、ますます独裁度を強めている。そして誰もそれを止めようとしない。
8月16日付け読売新聞社説には本当に驚かされた。この大新聞社が自民党・民主党の大連立を呼びかけているのだ。中身の違いは青と藍ほども違わないこの2政党が連立したらどうなるかわかっているのだろうか。
大ジャーナリズムさえ、民主主義破壊を煽っている現状をおおいに憂える。
旅と読書を愛した城山三郎氏であったが、やはり晩年はどうにも我慢がならなかったようである。周囲が驚くほど政治的発言を行った。個人の人権を破壊する個人情報保護法や有事法制に徹底的に反対した。組織が個人をつぶす時代に戻ってはいけないと、さかんに訴えた。
冒頭の詩の生き方にあこがれる。
既成の思想にも、既成の宗教にも、既成の学問にも、既成の権威にも、もはや、寄りかかることはない。もちろん既成の組織にも埋没させられない。自分らしく、自分に沿って生きる。
このような時代であるが、いやこのような時代であるからこそ、組織の欺瞞に徹底的に抗いながら、気骨を持って生きなければならない。

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2011/09/16 22:18

投稿元:ブクログ

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