- 出版社:ポプラ社
- サイズ:19cm/209p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-591-09880-6
彼のことがわからない 選べない、決められない、いまどきの男たち
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- 税込価格:1,470円(42pt)
- 発行年月:2007.8
- 発送可能日:購入できません
- 本
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商品説明- 「彼のことがわからない 選べない、決められない、いまどきの男たち」
男と女の心のもつれ、解く鍵はここにある。エネルギーが低下した男たちの実態を描くルポルタージュ。【「BOOK」データベースの商品解説】
結婚したくない、彼女もほしくない、あげくはセックスもしたくない−。男たちはなぜこんなに、影が薄くなってしまったのか。エネルギーが低下した男たちの実態をリアルに描いたルポルタージュ。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「彼のことがわからない 選べない、決められない、いまどきの男たち」
亀山 早苗
- 略歴
- 〈亀山早苗〉1960年東京生まれ。明治大学文学部卒業。フリーライター。女性の生き方をテーマに、恋愛、結婚、性の問題を扱う。著書に「マリッジ・セックス」「性を追う女たち」「女の残り時間」など。
関連キーワード- 「彼のことがわからない 選べない、決められない、いまどきの男たち」
ユーザーレビュー- 「彼のことがわからない 選べない、決められない、いまどきの男たち」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/09/04 19:41
こういう事をすれば彼女に嫌われます。彼氏にも嫌われるかもしれません。
投稿者:つきこ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直言ってとても書評の書きにくい本だった。目を覆うばかりの不甲斐無さに、ついもの申さずにはいられないと憤りを覚えるが、それは多分彼らにとっては大きなお世話だろう。
○○が元気だという言葉は危うい。それは何をしても許される響きを孕んでいるように聞えるからだ。女性が元気になった反面、20代後半から30代前半男性の影が薄くなったらしい。けれど頑張ればいいというものでも、元気があればいいというものでもない。石を投げればレスで性欲減退した男性に当たりそうな今の時代の空気を反映した、後味の悪さが尾を引く本でした。両者の言い分を等分に取り上げた、著者のフェアであろうとした目線を捉えた時、見えてくるものは多く憂鬱になる。
彼のことがわからないというタイトル通り、著者は一見女性により甘い。けれど彼のことがわからないと言う彼女のことだってわからない。不甲斐ないと言われる男性が、そうなるに至った過程には時に同情すら覚える。元気になるというのは誰かを踏みつけにしていいという事でもない。本書は自分だけじゃないんだと安心するためでなく、行き過ぎた姿を前に己を振り返る、そのためにあるようなもの。
全くの他人事と突き放してみれば、どこまでいってもすれ違う男女の姿は滑稽でさえある。けれど段々背筋が寒くなる。ルポとしては正直踏み込み不足の感は否めない。今この世代の男性はとても大変だ。けれどこれでは女性も大変だ、という著者の意見には全く同感だ。そんな彼らをどうにかできるのは、結局のところ最も困る人、すなわち恋人か家族になるんじゃないだろうか。
類書が溢れるようになった。彼らを珍奇なものと突き放さず、変えられるかもしれない女性視点を持ってきたところが他と違うところかもしれない。
いい男がいないと人生の楽しみが半減する。けれど自分で面倒を見れるのはせいぜい一人。やってられない、と匙を投げる前にちょっとお待ちを、と差し出したくなる本。あなたにとってはそうでも他の誰かにとってはダイヤの原石かもしれない。少資源を奪い合うよりパイを増やす努力をした方が益する人は多い。



