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ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢

  • 出版社:早川書房
  • サイズ:20cm/502p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-208860-4

ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢

スティーヴ・スクワイヤーズ (著), 桃井 緑美子 (訳)

  • 全体の評価 51件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:2,62575pt
  • 発行年月:2007.9
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明- 「ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢」

2004年に火星に着陸し、いまも活動を続けるNASAの2台の火星探査車(ローバー)。赤い惑星に生命は存在したのか? ミッションの研究代表者が、火星探査プロジェクトを実現するまでの緊迫のドラマを再現する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢」

スティーヴ・スクワイヤーズ

略歴
〈スティーヴ・スクワイヤーズ〉1957年生まれ。コーネル大学で博士号取得。NASAエイムズ研究センターを経て、コーネル大学天文学教授。マーズ・エクスプロレーション・ローバー計画の研究代表者。

関連キーワード- 「ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢」

ユーザーレビュー- 「ローバー、火星を駆ける 僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢」

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6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2007/12/23 22:19

火星への夢

投稿者:紙魚太郎(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやー、面白かった。ここのところ、早川書房は、サイエンス関係で良い本をいくつも出している。「エレクトリックな科学革命」、ドーキンスの一連の著作、全部面白いのだが、旨く訳文と読み手としての僕の感性が一致するものは少ない(原文で読めばいいのだろうがなかなか難しい)。この本は訳文も良くこなれており、とても読みやすいことに好感が持てた。2004年に火星に着いた探査ローバー「スピリット」と「オポチュニティ」があげた大きな成果については日本でも多くのメディアが取り上げた。その映像にテレビにかじりついた人も多かったのではないだろうか。本書は火星探査計画「マーズ・エクスプレーション・ローバー計画」の研究代表者が著した、その立案から、火星探査までのサイエンスドキュメントである。あのようなミッションはNASAが最初の立案から最後まで計画を立ててやっているものだと思っていた。しかし、その実際は、日本人の僕たちが想像もできなかった一般公募であった。しかもそれが現実になるまでの気の遠くなるような道のり。火星は距離的にも(光でも10分もかかるのだ!)、夢の現実化への道のりとしても遙かに遠い星なのであった。夢の競争相手との熾烈なプレゼン争い、予算の制限、相次ぐトラブル、。火星に到着するまでの長い道のりと、到着してからの様々な問題。火星に夢を託す人々と、国家の威信をかけたNASAの姿勢。ここに記されいるのは、まさに自分たちの夢の実現にかけた人々の悪戦苦闘と至福の時間の物語である。日本でも是非こんな本を出してほしい。「かぐや」でも「はやぶさ」でも、いくらでも面白い本がかけるはずだ。そんな努力をしないと、なかなか社会の理解と感心は得られない。何年か前に日本のロケット打ち上げの失敗時に、多くのメディアがその損失金額だけを取り上げて避難めいた報道をした。そんなときこそ、「負けるな日本」、「頑張れ日本」とエールを送りたい。日本ももっと世論を得るための努力をすべきだろう。しかし、アメリカの底力は凄いなあ。

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