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商品説明
50年間も真実が放置されていた、驚くべき欠陥国家の実態。国の将来の根幹を揺るがす問題の核心とその原因とは。政府と社会保険庁がひた隠す「消えた年金」問題の真実を暴く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
長妻 昭
- 略歴
- 〈長妻昭〉昭和35年東京生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。日経BP社などを経て、平成12年衆議院議員初当選。民主党東京7区(渋谷、中野区)総支部長。年金問題に精通。
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紙の本
次から次からでてくるおちこぼれの年金、救いの手当てはあるのだろうか
2008/02/05 17:43
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みかんとりんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
「年金」平等に積み立てられ、平等に支払われるはずであった年金が、こんなにも捻じ曲げられている現実。
「これを怒らなくて、なにを怒るのか」ひた隠す国家と社会保険庁。50年も前から歪みが生じていたとは、誰
もが予想だにしなかった。保険料の浪費は6兆円にもなると言う。政府は福祉財源見直しなどの、弱者救済には曖昧な手しか打たないが、無駄使いは湯水のように撒き散らしている。これでは欠陥国家と言われても仕方がないだろう。年金問題のスペシャリストが明かす、ドキメンタリー記である。
未統合の納付記録は5000万件にも上る。再三にわたる追及を求めたが、ガンとして政府は撥ねのけるばからであった。私たちが大切に納めた保険料が忽然と消えてしまったのか、その額は計り知れない。老後の安泰を夢見た、国民のはかない願いまで踏みにじるとは、許しがたき社会保険庁。今からでも遅くない。最善を尽くして任務に当たって欲しい、それが貴方たちの使命のはずだろう。
若年者から高齢者、誰にとっても年金は大切な命綱。氷山の一角が現れたに過ぎない。我々一人一人が、少し
でも疑問を感じたら、即社会保険庁に出かけよう。第二第三の被害を出さないためにも、年金問題はこれからが正念場。「野党が、感度の鈍い政府・与党に圧力を加えて、対策を進めさせる」くらいでは直ぐに限界になる。
国民が大英断を下す時期に来ているのかもしれない。
国民皆保険、福祉国家を維持するためにも、著者は二の矢、三の矢と追及の手を緩めてはいけない。新しく生まれ変わる国家を誕生させるためにも。