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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/12/06
  • 出版社: 東洋経済新報社
  • サイズ:20cm/230p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-492-55598-9

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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

著者 細谷 功 (著)

ビジネスプロフェッショナルに求められる本当の頭のよさ「地頭力」。その本質である、「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力を鍛えるツール「フェルミ推定」を紹介。...

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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

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商品説明

ビジネスプロフェッショナルに求められる本当の頭のよさ「地頭力」。その本質である、「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力を鍛えるツール「フェルミ推定」を紹介。この一冊で問題解決能力が向上する!【「TRC MARC」の商品解説】

企業、特にコンサルティング会社の採用現場などでは、単に頭がいい人ではなく、「地
頭のいい人」が求められている。
インターネット情報への過度の依存が思考停止の危機を招き、検索ツールの発達による
「コピペ(コピー&ペースト)族」が増殖しているいま、「考える」ことの重要性がかつ
てないほどに高まっているからだ。これから本当に重要になってくるのはインターネット
やPCでは代替が不可能な、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の
意味での創造的な「考える力」である。本書ではこの基本的な「考える力」のベースとな
る知的能力を「地頭力(じあたまりょく)」と定義している。

では、地頭力とは何か。地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える
3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレ
ームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。
この3つの思考力は鍛えることができるものであり、地頭力を鍛える強力なツールとな
るのが「フェルミ推定」である。「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」。こうした荒
唐無稽とも思える問いへの解答を導き出す考え方のプロセスを問うのが、「フェルミ推
定」だ。「フェルミ推定」と呼ばれるのは、「原子力の父」として知られ、ノーベル物理
学賞受賞者でもある、エンリコ・フェルミ(1901~1954)に由来する。

本書では、「日本全国に電柱は何本あるか?」といった例題やその解答例から「フェル
ミ推定」のプロセスを紹介しつつ、「好奇心」「論理的思考力」「直感力」という地頭力
のベースとそれらのベースの上に重なる仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考
力の3つの構成要素とその鍛え方を解説している。

本書は、季刊『Think!』2007年春号に掲載されて大きな反響を呼んだ
「フェルミ推定で鍛える地頭力」をもとに全面的に書き下ろしたものである。
本書が対象とするのは、「問題解決」を必要とする業務に携わるビジネスパーソンはもちろんのこと、
「考える力」を向上させたいと考える学生なども含めたすべての職業の人である。フェルミ推
定による地頭力トレーニングの世界を経験し、「地頭力」という武器を持ってインターネ
ットの情報の大海をうまく乗り越え、読者なりの「新大陸」を発見してほしいというのが、
著者から読者の皆さんへのメッセージだ。【商品解説】

著者紹介

細谷 功

略歴
〈細谷功〉神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。東芝を経て、アーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティングの前身)に入社。ザカティーコンサルティングディレクター。

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みんなのレビュー533件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

「知っていること」と「知るために考えること」には大きな違いがありそうです/ビジネスの教科(強化)書

2008/03/27 20:15

15人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:macc - この投稿者のレビュー一覧を見る

基礎的な記憶を含めた知識は必要である。中学校、できれば高校2年生レベルの知識の蓄えは必要である。言わずもがなの前提となる。分散された、尻切れトンボの知識やデータを修正加工したり繋ぎ合わせたりすることで、使えるレベルのデータや分析が可能になるということ。このような工夫ができることを、ここでは「地頭力を鍛える」としている。

経験や知識は時間の経過とともに陳腐で形骸化したものになる。考える力と言い換えることもできるが、本書では関係各方面で激変が見られる昨今、必要不可欠な考える力でも「地頭(力)」とは『鍛えられた』考える(力)という印象が植え付けられた。経験のある方も多いと思うが、プレゼンテーションを客先で行い、質疑で説明以外の分析や説明を求められ、ひとつの答え方とは思うが「持ち帰って、お答えします。」と言った場面である。そこで、既成の情報を利用して大まかであっても現象の概念・数字が述べられたり分析の方法が言えたりすれば、詳細を後ほどの連絡するにしろ、聞き手のプレゼンテーション全体に対する印象が可也違うと思う。少なくとも、色々な場面で幾つかの適切な考え方ができ、少しは頼れると言う印象になるでしょう。地頭の概念と鍛える方法の説明書である。

経験や膨大な情報から、取捨選択し付加価値をもった情報を分析し、他者に伝達する。進歩した状態で進めるわけである。これには創造的な考える力が必要で、この機軸となる知的能力を「地頭力」としている。コンサルティングの世界ではよく使われる言葉であるが、普通言われる「頭がいい」とは少し違う。物知り・機転が利く・気が回ると言うのではなく、問題を考えて解くタイプである。未知の領域で考えることができる力となる。裏を返せば、落ち着きのないエキセントリックな印象の説明があったとするならば、それは聞き手が説明された内容をなかなか想像できない状況で、問題が解かれておらず、考え方・考える力が地頭力と呼べるまでになっていないと言うことになる。「地頭力」は考える力なので、形骸化・陳腐化しないわけである。

鍛えるための道具が紹介されている。「フェルミ推定」である。ノーベル賞受賞した物理学者、エンリコ・フェルミが大学の授業で荒唐無稽と思える課題を短時間に概数計算するという問題を学生に与えたことに由来する。「世界中のサッカーボールの数は?」「日本全国の電柱は何本あるか?」などが例として上げられ、アプローチの設定→モデル分解→計算実行→現実性の検証の手順で、「最初は見当もつかない」課題が、解きほぐされた感じがする。精度が高く、「地頭力」が鍛えられる。

ここで、もうひとつの前提として、問題解決には「知的好奇心」が基本としている。これは、当事者の意識、気持ちの話である。意思がなければ、何も変化しないので、当然と言えば当然である。「考える力」であるが、「論理思考力」と「直観力」の組み合わせがある。
1.「結論から考える」仮説思考力
 どんなに少なくても、今ある情報だけで可能性の高い仮説(結論)をもって、常に強い意識で仮説を最終目的地とし、情報の精度を上げながら検証を繰り返して仮説を修正しつつ最終結論を得るような思考方法である。情報が少なすぎるという反論が多々生じるが、これは「完璧主義」による弊害に他ならず、未知との遭遇は不可能である。著者もこのような境遇を経験していることが見て取れる。
2.「全体から考える」フレームワーク思考力
 「全体俯瞰力」即ち、課題の全体像を高所から俯瞰し、捉えた全体像を適切に切り分け、断面を解析する思考である。人によって思考方法には癖があり、以前の経験などが邪魔をして、ゼロベースで思考しにくい。これを解消するのがフレームワーク思考の要点である。より高所からものを見て、全体像を捉え数学の因数分解のように状況を分解し、分解されたものを考えやすくする。
3.「単純に考える」抽象化思考力
 課題の最大の特徴を抽出し、「単純化」「モデル化」したもので、抽象レベルから一般解をもとめ、それを具体化していく思考法である。取り扱いが簡単な形態に置き換えていくのである。

最近では、「論理思考:ロジカルシンキング」が「考え方」とイコールのような流行が見受けられるが、創造的発想には倫理だけでは不十分で、「倫理思考力」+「知的好奇心」+「直観力」でなくてはならない。「地頭力」を動かすには「知的好奇心」が原動力として必要で、俗人的ではあるが鍛えることが可能な「直観力」で、センス良く纏め上げる力のことである。「何を」知っているかではなく、「なぜそうなるの」と好奇心を以って考えることにほかならない。コンサルタントの業務は、まず浅く広く全体を眺める必要がある。ものの流通と同じで、(頭の中で)思考に、現象と結果・作業の手順・時間経過が、全て含まれてなければならない。専門外・門外漢と割り切ればそこで思考の流れはなくなる。より高いパフォーマンスを望まれるご同系の皆様にはご一読願いたい書であります。

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紙の本

地頭力ってなんだ?!

2008/08/02 21:58

10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白薔薇 - この投稿者のレビュー一覧を見る

考えるために基本となる力 それが地頭力。
その本質は、「結論から」「全体から」「単純に」の三つである。そしてそれらは、論理思考力、直観力、知的好奇心から構成される。
地頭力がある人のメリットは何かというと、物事を圧倒的に効率的に進めることができる。また、インターネットでいくらでも情報が仕入れられるこの時代において求められるのは、多くの知識を持っている人ではなく、新しい知識をどんどんと生み出していく人である。つまり、地頭力を持った人なのである。
一度、この本を読んでみてほしい。すると、今までの自分の考え方が180度変わるだろう。

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紙の本

考え方を教えくれる本です。

2010/08/03 17:10

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たきべのまお - この投稿者のレビュー一覧を見る

地頭力という言葉では、単純すぎて興味がわきませんでしたが、以前読んだフェルミ推定の本で、この本が紹介され「何度も線を引いて読んだ」とあり、そんなにいい本ならと、図書館で借りて読みました。
読んでみると、頭の良さというのはどういうことなのか、ということに造詣が深く、分類された定義が解かりやすく、図も交えて紹介されています。この本を読んで、日々無駄の多いことを考え、悩んでいるのだと良くわかりました。
変化の激しい時代に、この本に出合えて良かったと思います。
70年代の高度成長期に「〇〇の発想法」という発想法の本がよく売れていました。当時の知識の組み合わせからの発想法とは違い、ネット検索時代の便利な時代の、これからの思考方法をこの本は、細かく丁寧に教えてくれます。
確かに何度も読んで線を引きたくなる本です。今度は、買って読もうと思っています。

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電子書籍

単純化されていて読みやすい

2021/07/07 04:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る

理論的には理解できますが、これを実際の現場に落とし込むのはかなり難しいように感じました。地頭というのは天性のものではなく鍛えられるというのを知れただけでも良かったです。地頭力を鍛えるポイントとして3つに絞って解説してあるので本自体はとても分かりやすいと思いました。これも大雑把に把握する抽象化能力の賜物でしょうか。フェルミ推定というのはなかなか面白いですね。ビジネスに応用出来れば、かなり有用なツールになると感じます。

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紙の本

フェルミ推定を知ろう

2009/06/06 15:20

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:beckn - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋に並んでいるのは横目で見ていたが、手が伸びなかった。
しかし、いつも良く見るブログでの評価をみて読んでみようと思った。

 背表紙にこの本の本筋が端的に書かれているので。以下引用。

 ”地頭力の本質は「結論から」「全体から」「単純に」考える
三つの思考力である。この三つの思考力は訓練によって鍛える
ことができるものであり、地頭力を鍛えるための強力な
ツールとなるのが「フェルミ推定」である。”

 ちなみにここではフェルミ推定について「つかみどころのない
物理量を短時間で概算すること」と定義している。

 本筋についてはいろいろな書評に書かれているので、少し
そこから離れたところで、本文から以下一部抜粋引用してみたい。

 ”コミュニケーションで一番重要なこと、それは「自分が何を
伝えたか」でなくて「相手に何が伝わったか」である。言葉で
表現するのは簡単であるが、大多数の人はこの「ベクトルの逆転」
ができていない、あるいはそれを自覚していない。皮肉屋として
数々の名言を残し、ノーベル文学賞も受賞しているアイルランドの
劇作家、バーナードショーの言葉に「コミュニケーションにおける
最大の問題は、それが達成されたという幻想である」というものが
あるが、コミュニケーションギャップの本質をとらえたなかなかの
名言である。”

 ”「どんなに少ない情報でも仮説は立てる」という話をすると必ず
ある反論は、「そうは言っても何も情報がなければ仮説は立てら
れないでしょう」というものである。つまり、「ニワトリが先か
たまごが先か」という議論である。ある意味正しいのであるが、
ほとんどの場合こう考えるのは正しくない。なぜなら「情報がない」
という認識が間違っているのであり、実は必ず何らかの情報は持って
いるのにそれを使おうという姿勢がない場合がほとんどであるからだ。
‥‥「情報を集めたい病」を克服するのが、仮説思考への第一歩で
あると考えていただきたい。”

 ”なぜフレーム思考で考えることが重要なのか?それは一言で
いえば「思考の癖を取り払う」ためである。すべての人は過去の
経験や知識から知らず知らずのうちに思考の癖がついている。
これは必ずしも悪いことではなく、個人の個性や独創性もここから
生まれるわけである。その一方で新しいアイディアをしがらみに
とらわれずにゼロベースで考え出そうとするときや、認識が共有
されていない他者とコミュニケーションするときには弊害となる。
すなわち、フレームワークで考えることは、アイディア創出に
役立つと共に、コミュニケーションを円滑に進め、後戻りを
最小化させて効率化させることにつながるのである。

 ”すべての人はものを見るときの立ち位置(視座)、方向(視点)や
視野の広さ、あるいは具体的にはある言葉を聞いたときに思い浮か
べる事象に違いがる。暗黙のうちに個人が持っている固有の
ものの見方のことでフレームオブリファレンスと呼ばれ、個人ごとの
「思考の座標系」ともいえる。”

 ”二つの事象を比較してまず共通点から見るのと、相違点から
見るのとではまったく異なった価値観になるのだ。「まず相違点から
見る」というのは、地頭力に一番必要な「考える」という姿勢を拒否
した思考停止の状態に陥ることを意味するのである。
 ところが往々にしてイノベーションというものは、こういった
「似ても似つかないようなものに共通性を見つける」という発想から
生まれるものである。‥‥
‥‥抽象化思考にあっては「対象とする課題が特殊である」と考えた
途端に思考停止が起きる。そのため、本当に特殊なのかをきちんと
切り分けて考えて部分的にでも抽象化・一般化ができないか、他の
事例や歴史や一般法則から学べることがないかと考えてみることが
非常に重要である。”

 一般的に行われている考え方であるとは思われるが、系統立てて
わかりやすくまとめられている本である。

 特に「共通点を探し出す」ことが一つのキーワードであると感じた。

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電子書籍

概念の整理

2024/03/30 18:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る

頭がいいとはなにか、どんな頭の使い方がビジネスで必要になるのか、整理されている。違和感のない整理と感じた。

概念の整理と、フェルミ推定は地頭力の訓練になることの説明に力点があると思うので、フェルミ推定の実践練習は、ほかの対策本を使って別途する必要があると思う。

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紙の本

参考になった

2016/08/28 09:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

理屈ばかりで進まない人の姿が頭に浮かんだ。エンジニア の基本姿勢を貫く事は大事だが、我々の世代になれば、もう少し柔軟さがあっても良い。フェルミ推定は、あれが分からないから出来ないと言い訳するのはナンセンスであることを教え、普段の自分の考えとベースは一致していると思った。

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紙の本

ビジネス上の思考力についてまとめた解説書

2009/01/23 11:38

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 副題にあるフェルミ推定という言葉が何かを知りたかったので読んでみた。シカゴにピアノ調律師は何人いるかなど、普通は知らない事実を、何らかの論理を用いて短時間で知っている情報のみから答えを出すという思考法を、フェルミ推定と呼ぶらしい。Fermi lab.などで知られる物理学者のエンリコ・フェルミが得意としており、様々な出題を行ったため、このように呼ばれているらしい。
 本書では、これからビジネスで生き残るためには地頭力が重要だという主張がなされている。頭の良さを、知識力・対人感性力(機転が利く)・思考力に分けた場合の後者2つを兼ね備えている人が地頭が良いと言うらしい。まず初めに、地頭力とフェルミ推定に関する定義を行い、フェルミ推定の思考プロセスを通じて、思考力を鍛えるためのポイントを紹介している。そのポイントが、仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考力の3つだ。
 これらの章で述べられることは、数多く出版されているロジカルシンキングに関するビジネス書で述べていることと大差はない。このため、これらの本を読み完全に理解していると自身のある方は読む必要がないだろう。また、現状の自分の仕事のやり方に満足しており、特に変えたいと思っていない方も読む必要がない。ただ、そうでない方にとっては、様々な本で述べられているようなことをポイントを絞って紹介しているため、読んでみても良いかも知れない。

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紙の本

フェルミ推定

2021/12/31 22:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カニ叔父さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

このような考え方が昔からあることを知りませんでした。一読して勉強になったと感じる一方で、その昔より漠然とした数量算出において何気に本書に明記されている概略計算方法を使用していたような気がしないでもありません。

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電子書籍

仮説思考だけではないけど

2016/09/24 18:39

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wizard81 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「時頭力」がキーワード。後天的にも鍛えられる、という定義がされているので、安心して読むことができる。そうでないと一般書として成り立たないから。
「仮説思考」「フレームワーク思考」「結論から」というビジネスで必要な考え方をすることで、記憶力や社内エキスパートではないビジネススキルを鍛えよう、ということだと思う。
習慣化できるまで持っていけるかがこの本の活用上難しい気はする。考え方のフレームワークの再確認ができてよかった。

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2013/03/26 18:35

投稿元:ブクログ

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2009/10/31 02:29

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2007/12/31 02:44

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2008/01/12 00:01

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2008/01/14 12:59

投稿元:ブクログ

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