銀河鉄道の夜 (まんがで読破)
宮沢 賢治 (原作), バラエティ・アートワークス (企画・漫画)
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- 税込価格:580円(16pt)
- 発行年月:2007.12
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ユーザーレビュー- 「銀河鉄道の夜 (まんがで読破)」
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/05/19 22:48
虫の幸せ
投稿者:helmet-books(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨日の夜
窓を開けて涼んでいると
クワガタが突然舞い込んできた
それにびっくりしてコーヒーをこぼし
1万5千円くらいしたカーペットが駄目になった
そのクワガタを飼育してやろうかと
思ったが やっぱり逃がしてやった
今日は
休みなので洗濯をしていると
洗濯物にまぎれて、てんとう虫がでてきた
室内にある植物と一緒に
棲ませてやろうかと思ったが
一体てんとう虫は何を食べるのかが
まったく分からなかったので やっぱり逃がしてやった
本当の幸せとは?
たくさん悩んで
たくさん苦しんで
それを何べんも繰り返して
あらゆる人の
一番の幸福を探すんだ
宮沢賢治はそう言う
貧しく孤独な日々を送る
主人公・ジョバンニは
ある日、どこへでも行ける
銀河鉄道の切符を手に入れる
そして、親友・カンパネルラと
一緒に旅に出るのだが
カンパネルラは
途中下車することになる
彼の求める幸せの為に
決して死ぬことが
この世に存在する
最大の不幸ではないのだ
彼には彼の
幸せが存在するように
自分には自分の
幸せが存在する
そして、
昨日今日と
遭遇した虫たちにだって
彼らの幸せが存在するだろう
その幸せの形を
ひとつひとつ数えてみることは
とても馬鹿げていて
不可能に思えるのだが
きっと
銀河に浮かぶ
星の数ほどあるに違いない
ジョバンニが見た
銀河鉄道の夜のように
helmet-books







