- 出版社:講談社
- サイズ:19cm/198p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-214418-6
名門校に席をおくな! 日本語課外講座
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- 税込価格:1,155円(33pt)
- 発行年月:2007.12
- 発送可能日:7~21日
- 本
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商品説明- 「名門校に席をおくな! 日本語課外講座」
現役校閲者が、実際の原稿やゲラで目にした、比較的単純な誤記から、間違いやすい四字熟語・慣用表現、似た語があってまぎらわしいケース、使い分け、意味を取り違えがちなものまで、さまざまな用例を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード- 「名門校に席をおくな! 日本語課外講座」
ユーザーレビュー- 「名門校に席をおくな! 日本語課外講座」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/02/05 21:03
危機一発or危機一髪。007が混乱の種を蒔いた
投稿者:安之助(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
Wordを使い添付ファイルでやり取りし、年下の同僚の文章を、頼まれて添削してあげたことがある。発表用の文章なので、万全を期すためだ。手直しが終わり「私の意見に異議がなければ、このまま使ってもいいし、それは自身で判断してください」とまとめた。それに対する返信-「意義がないから、そのまま使います」。・・・???
第1章 名門校に席をおくな
第2章 無知な者ほど面の皮が厚い?
第3章 抱擁力はセクハラのもと
第4章 ウワキショウは病気か
第5章 トドは出世しない
第6章 ヴュッフェはオシャレ?
「第一章では比較的単純な誤記を、第二章では間違いやすい四字熟語・慣用表現を、第三章では似た語があってまぎらわしいケースを、第四章では使い分けを、第五章では意味を取り違えがちなものを、第六章ではその他のケースを主として扱っています。(中略)また各章の最後で、一項目として扱いづらい大きなテーマを座談会の形でまとめました」。
文章を書く手段が手書きに限られていたころは、誤記が多かったはずだ。例えばP34にある「●「横町の腕白どもに寺小屋で読み書きを教える牢人、実は凄腕の人切り稼業」」の例文だが、正直に言って間違いがわからなかった。浪人=牢人は市井ものを乱読しているし、人切りは稼業であって家業でないこともわかっている。なんと、校閲でひっかるのは“寺小屋”なのだ。言葉の構成が「テラ+コヤ」でなく、「テラコ+ヤ」だから「寺子屋」。「テラコヤ」に通っている子どもたちが「寺子」といわれていたそうだ。これなどはパソコン(Word)なら、「てらこや」と入力すれば、他の変換候補なしで「寺子屋」と出る。
座談会で目からウロコだったのは「こけら落とし」。意味ではない。「こけら」と「柿(かき)」に字の違いがあるということである。ただ、困ったことには、ここで示せない。本来ならエンコードにない字でも「偏(へん)」と「旁(つくり)」で示せるものもあるのだが、「こけら」という字は「旁」自体、表せない。ネットでは通用しないのだ。だから隔靴掻痒の感は否めないのだが、限りなく「柿」と似通った字である。Word上では表せるので、「こけら」と入力してみて「柿」と比べれば興味深いだろう。
冒頭の“意義なし事件”、後日、問い合わせたら変換ミスだったとのことだが、ワープロソフトがいくら発達しても、同音異義語を人間が正確に使い分けられなければ、校閲部の需要はまだまだありそうだ。







