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江戸川乱歩 1894−1965
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.1
  • 出版社: 筑摩書房
  • サイズ:15cm/476p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-42507-2
  • 国内送料無料

紙の本

江戸川乱歩 1894−1965 (ちくま日本文学)

著者 江戸川 乱歩 (著)

猟奇とあやかしの果てまで行ってみよう—18編収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

江戸川乱歩 1894−1965 (ちくま日本文学)

950(税込)

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文庫で読む日本文学 20巻セット

文庫で読む日本文学 20巻セット

  • 税込価格:19,008176pt
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白昼夢 9−17
火星の運河 18−28
二銭銅貨 29−67

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2008/02/02 23:57

投稿元:ブクログ

▼既読が多いけど、あんまりセレクトが神なので、値段もろくに見ずにレジへ。結構するね(涙)。▼装丁がいいのよね。このすばらしいポケットサイズにぞっこん。▼短編の順番も褒めたい! プロローグ(白昼夢・火星の運河)→ミステリーパート(二銭銅貨・心理試験・屋根裏等)→狂人パート(人間椅子・鏡地獄・押し絵等)→ラブパート(ホモもあるよ)→エッセイパート→推理小説の書き方パート――と、後ろになるにつれて段々コア……という、編集のお手本みたいな素晴らしいプログラム。▼欲を言うなら『芋虫』と『蟲』が欲しかった……けれど、この品のいいセレクトの中だと、ちょっとギトギトして浮くかもしれない。ま、乱歩にハマった人は遅かれ早かれ『芋虫』『蟲』を読むことになるんだし。ミステリーパートに『D坂』が入ってないのも、何やら恣意的だと思う。▼ピリっと辛い短編集でした。他のちくま日本文学シリーズも、こういうふうだといいんだけど。(08/2/2読了)

2008/09/21 21:46

投稿元:ブクログ

 とってもオイシイ一冊でした。明智小五郎と怪人二十面相と少年探偵団なイメージを、まず最初の「白昼夢」「火星の運河」で一旦払拭。あーこの人それ以外にもこんなのあるんだ、と思わせてくれます。そして「二銭銅貨」〜「屋根裏の散歩者」で乱歩ミステリにグッとくる。続く「人間椅子」「鏡地獄」はこの本の中の二大ヘンタイ巨頭!(笑)
 ここまでですっかり乱歩先生を崇め奉るテンションになったところで、「押絵と旅する男」〜「恋と神様」の不思議な恋愛物語三篇にニヤニヤ。
 あとは「乱歩打ち明け話」〜「探偵小説の謎」で乱歩先生ご自身の内面を覗かせて頂けます。(一部ホモホモしています)
 要するに「妄想世界では誰もが神様」を「幻影の城主」と格調高く表現した乱歩先生尊敬します。「乱歩先生その気持ち分かります!」と心の中で叫ぶ人も多いのでは。いやあ、こんな大家にそういうことを書いて頂けると、妙にうれしいですねぇ(笑)

2010/05/20 05:58

投稿元:ブクログ

十何年ぶりかで読み返す。「押し絵と旅する男」は秀逸。「乱歩打ち明け話」で同性愛経験をカムアウト。この時代の作家はみなやってた。次は「孤島の鬼」を読まねばならない。

2010/05/10 18:14

投稿元:ブクログ

オチがえげつない、と笑いながら読める。
夢物語に近くて「押絵と旅する男」
この時代の人間関係の闇を「幻」で描き、楽しませられる才能が羨ましいー

2008/04/29 10:21

投稿元:ブクログ

「猟奇とあやかしの果てまで行ってみよう」
という帯の文句が最高です。素晴らしい。
かの有名な江戸川乱歩の著作を並べてみた感じ。
かといって、乱歩入門編とするには、あまりにも深い…
戦慄の走る話、気味の悪い余韻が残る話…この気持ち悪さがクセになるんですよねェ。
とにかく乱歩のよさが詰まってると思います。
ただ乱歩のおもしろい作品のみを収録するのではないところに感服しました。
なので、一通り乱歩をマスターしてから読むことを勧めます。
そのほうが楽しめるはず!!

2010/07/12 21:28

投稿元:ブクログ

映画を先に見たのはいけなかった。
まあ思った以上に変態的で安心したんだけど…
短編全部おもしろかった。
あと、「防空壕」で不意に何かに目覚めた。

2009/10/12 20:03

投稿元:ブクログ

初めての乱歩。
すごい!面白いというか、不気味というか。ゾクゾクするのが気持ちいいなんて!
他の話も、どんどん読み漁りたいと思います。

2013/01/21 00:36

投稿元:ブクログ

半分は短編のミステリー小説、残り半分はエッセイのような構成だった。江戸川乱歩を読んだのは初めてだったが、面白い。奇想天外なトリックは今でも十二分に通用しそうだし、読んでいてそわそわドキドキするのがいい。江戸川乱歩がどのような人物であったのかがそのエッセイから垣間見る事が出来たのが一番楽しかった。これからも色々読んでトリックを破ってみたいと思った。

2010/09/13 01:36

投稿元:ブクログ

繰り返すようですがちくま日本文学シリーズは装丁と編集がズバ抜けて良い。

本作収録作品もウマイと思わせるチョイス。
『人間椅子』は一度読めばそう簡単には忘れないでしょう。
印象強い作品が書ける、というのも乱歩の強みの一つだと思います。
もっとも、作家はみなそうでなくてはいけないのでしょうけど……。

2012/06/17 00:31

投稿元:ブクログ

未読だった中では「白昼夢」「火星の運河」「押絵と旅する男」「映画の恐怖」「幻影の城主」が良かった。

以下引用。

 私は活動写真を見ていると恐ろしくなります。あれは阿片喫煙者の夢です。一吋(インチ)のフィルムから、劇場一杯の巨人が生れ出して、それが、泣き、笑い、怒り、そして恋をします。スイフトの描いた巨人国の幻が、まざまざと私達の眼前に展開するのです。
 スクリーンに充満した、私のそれに比べては、千倍もある大きな顔が、私の方を見てニヤリと笑います。あれがもし、自分自身の顔であったなら! 映画俳優というものは、よくも発狂しないでいられたものです。(「映画の恐怖」p.376)

 映写中に、機械の故障で、突然フィルムの回転が止まることがあります。今までスクリーンの上に生きていた巨人達が、ハッと化石します。瞬間に死滅します。生きた人間が突如人間に変ってしまうのです。私は活動写真を見物していて、それに逢うと、いきなり席から立って逃げ出したいようなショックを感じます。生物が突然死物に変るというのは、かなり恐ろしいことです。(「映画の恐怖」p.377~378)

 お伽話の原稿を書いて、文撰工のように活字を拾って、植字工のようにそれを並べて、ローラーでインキを塗って、ザラ紙の半紙を当ててグッと手圧し器械をおしつけた時の、あの不思議な喜びを忘れることができない。私はついに、精彩の国への船を所有したのであった。その美しい船の船長になったのであった。
 社交術でも腕力でもあまりの弱者であった少年は、現実の、地上の城主になることを諦め、幻影の国に一城を築いて、そこの城主になってみたいと考えた。町内のどんな腕白小僧にも、幻影の城を攻め亡ぼすすべはなかった。イヤ、かれにはその城への雲の懸け橋を登ることさえ全く思い及ばないのであった。(「幻影の城主」p.388~389)

 この少年が大きくなって、世渡りというものを覚えて(なんとまあ人臭くなってしまったことだろう。彼は夢の国へ帰ると腹立たしさに拳を握るのである)勤め奉公をした。個人の貿易商の番頭になったり、大きな会社のクラークになったりした。勤めはむずかしくなかった。ただ地上の城の一陣笠として、現実を楽しむがごとく装わなければならないのが、極度に苦しかった。現実に執着しなくては(少なくともそう見せかけなくては)営利会社の奉公人は勤まらないからである。
 彼は朝から晩まで現実界に住まなければならなかった。夜の夢だけでは、彼の貪欲が許さなかった。もっと現実界を離れる時間がほしいと思った。(中略)孤独と幻想への烈しい空腹が彼を無性にイライラさせた。
 ある会社の独身社員合宿所では、彼はあてがわれた六畳の部屋を空っぽにして、その部屋の一間の押入れの棚の上にとじこった。(中略)
 彼は押入れの真暗な棚の上に蒲団を敷いて、そこに横たわって、終日声をひそめていた。ちょうど独逸語の稽古をしていた時で、押入れの壁に「アインザムカイト」(引用者注:孤独の意)などと落書きをしたのをハッキリ覚えている。孤独を悲しむ心もあったに違いない。しかし、彼は同時にその孤独を享楽していたのであった。暗い���入れの中でだけ、彼は夢の国に君臨して、幻影の城主であることができた。(「幻影の城主」p.390~391)

 多くの小説家は人類のために闘う戦士であるかも知れない。また別の多くの小説家は読む人をただ楽しませ面白がらせ、そしてお金儲けをする芸人であるかも知れない。しかし私にはそういう現実に即した功利的な考え方は、つけ焼刃の理窟みたいに思われて仕方がない。あらゆる小説家は、多かれ少なかれ、彼が現実の(地上の)城主に適しないで、幻影の城主に適するからこそ、その道をたどったのではないのかしら。そして、そのことがどんな功利よりも重大なのではないのかしら。(「幻影の城主」p.390~391)

2014/08/27 21:48

投稿元:ブクログ

読み切る前に図書館の返却期限が来てしまったので、時間切れです…。
短編集だからと、ちょこちょこ読んでて、並行して別の長編小説を読み始めちゃったのが敗因ですね…。

もともとビブリア古書堂のシリーズ4で江戸川乱歩が題材だったのを受けて、手に取ったものです。
ビブリア古書堂に出てきた「二銭銅貨」と「人間椅子」、「押絵と旅する男」の3作が載ってるし、文庫でいろいろな短編が載ってるのが良さそうということで借りました。
古典作品にあまり手を出さないので、これが初乱歩だったかも。

私の好みの作風ではないのですが、嫌悪感を催すほどでもないし、お話としては面白かったです。
時代背景は古いですが、内容だけ見ると全然現代でも色あせない感じですね。
少年探偵団が出てくる話はなかったのですが、そのような話だとちょっと雰囲気も違うのかな?
昔「悪魔人形」が家にあったのに、表紙が怖くて読まなかったのが、悔やまれます(苦笑)。

2010/10/11 22:48

投稿元:ブクログ

「押絵と旅する男」が載っているからという理由で教科書を選定したうちの高校の国語教師ってある意味すごい人だったのかもしれない・・・。
人間椅子を読んで、触感を書くってこういうことかぁと思った。気持ち悪いほど執拗な描写だけど下品じゃない。そこが好き。なんか癖になる。

2016/05/04 16:20

投稿元:ブクログ

初・乱歩。
変態・異常趣味系のお話はものによっては楽しめないものもあったが、「なーんてね」という距離感がわりと意識的にとられている感じがして、そういうところは好印象。
犯罪vs探偵系は、面白い。明智小五郎ものはちゃんと読んでみたいと思った。

以下、備忘メモ。
・白昼夢
自分で殺した妻の死体を蝋人形にして家に飾っているという男の告白話。
・火星の運河
自分の肉体が恋人のそれになっていて血みどろで躍り狂い…みたいな夢から目覚める話。
・二銭銅貨
とある泥棒事件に絡んで友人と知恵比べ。暗号のトリックなどが駆使される。

正直このへんまではまだ魅力がわからず心折れそうだったが、次から面白くなってきた。

・心理試験
殺人強盗事件の犯人を明智小五郎が心理試験で追い詰める。柔和な物腰で軽やかに犯人を追い詰める小五郎のやりくち、好きである。
・百面相役者
不思議なこと好きの先輩が話してくれた不思議な話・・・それを聞いた日からそのことばかり考えてしまって、平凡な毎日ながらハラハラ落ち着かない。それがなんと!これも好きだった。
・屋根裏の散歩者
異常趣味が高じてそこから愉楽のための殺人へと突き進む男。小五郎再登場。
・人間椅子
とある奥様作家のもとに届いた分厚い手紙。僕の作品をぜひ読んでください、というような手紙はよく受けとるのだが、これはどうも違うようだ。異様な内容に引き込まれてついつい読んでしまい・・・!
・鏡地獄
レンズや鏡の魔力に魅入られた男の末路。変態度増してきました。
・押絵と旅する男
浅草十二階を舞台にした不思議譚。「悪所」であった浅草の雰囲気を味わえる。
・防空壕
外は燃え盛る東京の町、防空壕のなかで神々しい美女と出会い、物狂わしい一夜を過ごす。しかし気づいたときには彼女は何も残さず姿を消していた。種明かしにクスリ。
・恋と神様
これ、なんか不思議と好きだった。八歳の少年の恋の話だが、始め一瞬、女の子が主人公だったか?と錯覚した。脳内で男女どういう組み合わせで想定して読んでみても、それぞれに趣深い気がする。

ここからはエッセイ。

・乱歩打明け話
稚児役をよくさせられたという美少年時代の、男の子とのプラトニックな恋の思い出話。目と目があって、机の下で手を握るだけで天にも上る心地でした、それにくらべて女というものを知って以降の私はなんと汚れてしまったことか、と。乱歩って結婚して子どももいるけれど、そんなこと言われて奥さん微妙な気持ちにならないか。
・もくず塚
またも同性愛話。藻屑物語という、江戸時代の愛し合った侍同士の悲恋そして死という事実譚があるらしく、その記念碑が浅草の慶養寺という寺にあるにはあるのだが、もはや石ころ同然に忘れ去られて近所の子供に落書きなどされている。ある事件がそれなりに注目され、物語化され、愛され、残され、しかし忘れられ、また発見され、けれどもう風前の灯。宇宙の片隅の星の一生のような、長いけれども儚い運命を目撃した気分。そういう意味で面白かった。
・旅順海戦館
見世物小屋で見た影絵とかキネオラマ?とかそういうものに魅せられて、家で自分で真似事をよくやったものだという思い出話。
・映画の恐怖
活動写真って怖いよね、という話。はじめて映画を見た衝撃ってこんな感じなのかなあ。子どもの頃は、ちょっとした恐怖が強い印象を持って胸に迫ったりしたものだったなあ。
・幻影の城主
小説家ってのは本来のところ現世の功利に興味が持てないものだ、という話。
・群衆の中のロビンソン・クルーソー
大衆の集まるところにひとりでやって来るもの、これもひとつの厭人病で、無人島にやって来たロビンソン・クルーソー型ともいうべき人間の憧れの型のひとつなのだ、という話。
・「探偵小説の謎」より
主に西洋の探偵小説の、トリック研究あれこれ。

2011/07/21 22:55

投稿元:ブクログ

「江戸川乱歩すげーよ、なにこの人」って思って読み漁るきっかけとなった一冊。この表紙、最高。学校の図書館に絶対置いておいてほしい。

2011/11/20 17:03

投稿元:ブクログ

この間友人が江戸川乱歩のことを「二次元カルチャーを先取りし過ぎた」と評していたのだけど、確かに言い得て妙。そして、そんな作品が20世紀前半に大衆文化として定着してきた事実は現代の総オタク社会を予見していたのかと考えて暫し小考、頭を抱えたくなる気分に。
さておき。作者のエゴというものを全く感じさせない、純粋なまでに読み手を楽しませる為に描かれた作品群も良いのだが、個人的に興味を引かれたのはむしろ乱歩が自分自身について語ったエッセイの方。曰く、幼少期から口数も少なくロビンソンの様な孤独に憧れ、現実社会の事件には嘔吐しか感じられずただ自分の世界にしか興味のない幻影の城主の様なものだとか。…つまり、ヒッキー?
何にせよ、薄情にされたり無愛想にされたりすることに人一倍敏感なくせに、気にしてない様な無表情を貫きつつも内心激しい現実嫌悪を感じている屈折した少年時代を過ごしていたって、こんな風に時代を超えて多くの人を楽しませる事だってできる。自分の世界にしか興味がなくったって、それを突き詰めれば文化になる。人生って、どんな風に転ぶかわかんないものだしね。