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紙の本
山流し、さればこそ (角川文庫)
著者 諸田 玲子 (著)
寛政年間のこと、出世の道を歩んでいたはずの数馬は、「山流し」と蔑称される甲府への転出を命じられた。理不尽な左遷に憤る数馬が、家族とともに向かった甲府で見たものは、城下の賑...
山流し、さればこそ (角川文庫)
山流し、さればこそ
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商品説明
寛政年間のこと、出世の道を歩んでいたはずの数馬は、「山流し」と蔑称される甲府への転出を命じられた。理不尽な左遷に憤る数馬が、家族とともに向かった甲府で見たものは、城下の賑わいとは裏腹に、風紀の乱れた、荒んだ武士たちの姿だった。新参いじめを謎の女に救われた数馬は、不思議な盗賊騒ぎに巻き込まれていく…。江戸では見えなかったこと、逆境の中でこそ知り得たものとは、何だったのか?気鋭が放つ時代長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
寛政年間、数馬は同僚の奸計により、「山流し」と忌避される甲府勝手小普請へ転出を命じられる。甲府は城下の繁栄とは裏腹に武士の風紀は乱れ、数馬も盗賊騒ぎに巻き込まれる。逆境の生き方を問う時代長編。【商品解説】
著者紹介
諸田 玲子
- 略歴
- 1954年静岡県生まれ。上智大学英文科卒。TVドラマノベライズや翻訳に携わり、96年『眩惑』でデビュー。2001年『あくじゃれ』が直木賞候補となり、03年『其の一日』で吉川英治文学新人賞を、07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞を受賞。作品は「お鳥見女房」シリーズなど。
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