紙の本
トランプ
2021/03/13 12:56
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ大統領になる前のトランプの自伝で、興味深く読むことができました。人間的には、魅力的に感じました。
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ビジネス書としても十分手ごたえのある本です。
トランプ氏の考え方と自分を照らし合わすことで、何かがみえてくるかも。
文中には、当時の日本人観も述べられていて面白いですよ。
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まさに自伝。
自ら書いているため、日記と呼んでもいいと思う。
1988年に日本で出版され、当時42歳。
ものすごくエネルギッシュなトランプの日常がつづられている。
トランプも多くの成功者がそうであるように、平凡な(まぁ親父はちょっと成功した人みたいだが)人であった。
どうスタートを切ったかというところだが、まさに「えっ!?」という切り口。
負けず嫌いで、自分の価値観のためなら最後までとことん戦い抜くトランプを知ることができた。
一度大きな失敗をし、負債を抱えるということらしいが、この自伝にそこまで載っていなかったため、昇り調子ないわば高度成長期を詳しく知ることができるだろう。
最初にも書いたように日記のような感じであるため、トランプの直の思考を覗くことができる。したがって、取引に関する駆け引きはスリルがあるとともに、難解である!
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大きく考える。
交渉相手の気持ちを考えて、それに適した対応を取る。強硬策得意。
ギャンブルチックな行為も多い気がするが、度胸も大事なのだろう。
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トランプ自伝。
商売人として抜け目ない一方で、
率直な物言いがどこか憎めない。
あれだけの大成功を収めただけあって、
非常に示唆に富んでいる。
ビジネス関係の人には強くお勧めする。
そうでなくても内容そのものが面白い。
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日本人が中国の経済をこれだけ成長された事は尊敬に値するが、個人的には、彼らは非常に商売のやりにくい相手だ。まず第一に、6人や8人、多い時は12人間のグループでやってくる。話をまとめるためには全員を説得しなければならない。23人ならともかく12人全員を説得させるのは至難な技だ
費用を節約する1つの方法は、いわゆるバリューエンジニアリングを応用することだ。コストを抑えるための第二の方法は、できるだけ完全な設計プランを作成し、請け負う業者に詳細の見積もりを出すせることだった
これまでの人生で、私は得意なことが2つあることが分かった。困難を克服することと、優秀な人材が最高の仕事をするよう動機つけることだ。これまではこの特技を自分のために使ってきた。これを人のためにいかにうまく使うかが、今後の課題である。
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アメリカ大統領選直後に、慌てて読んだ。自伝というと、自分の自慢話し終始するものもあるが、この本はトランプが不動産王となった秘訣を惜しげなく公開している純粋なビジネス書としても大変な価値があると思った。 以前は、トランプは、核ミサイルのボタンを簡単に押すのではないかと危惧していたが、この本を読んでトンでもない人ではなく、大統領に選べられるべくして選ばれたことが納得できた。 2017年以降のアメリカが楽しみである。
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2017年2月現在、センセーショナルな話題に事欠かない米国大統領が不動産王だった頃の自伝。
日々のニュースで異常な行動力に驚き狼狽させられるが、本書を読んでいるとビジネスマン時代から変わらず突破力を有していたことがわかる。
というか、突破力があるからこそここまできたのだろう。
本書自体、ただの自伝ではなくビジネスへの心構えとして学ぶ点の多いものだった。
願わくば、彼の突破力が世界にとって好ましい方向に発揮されんことを。
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さほど面白くなかったので飛ばし読み。
不動産投資に係る駆け引きもあるにはあるが、規模がでかすぎてあまりピンとこなかった。
ユーモアとかドラマの要素がほとんどないし。
1988年刊行で大統領選への言及が少しあって、ちょっと驚いた。
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何気なく借りたトランプの本。すごいね、この人の一言に尽き、しかもわたし結構嫌いじゃないかも。ってくらいにサバけてる。笑
はっきり、キッパリしてて面白いこと大好きな人。金じゃなくて要するにゲーム感覚らしい。面白いマネーゲームだから不動産にはまって、建築にはまって、そして今政治家としてやってるっぽい。
かなり前の本だけど、20歳くらいからの20年くらいの間にどんなことしたか?みたいな本だったんだけど、ホント弱いものいじめは嫌いだし、楽しい相手は敵であっても大好き。みんなに嫌われても楽しいのはやめられなーい。みたいな人でした。笑!!!
トランプの日本人に対して思うことを、最近ニューで見たけど、まぁ、なるほどな。と、思うほどつまんねーなーこいつら。って感じなのは読んでてわかった!笑!!
うん。日本人特有のおべっかとか慎重、勤勉とかいいけど、つまんねーなー冗談も皮肉も通じねーのかーって思いそう。
そして、わかりやすいくらいに豪邸に住んで、贅沢するのはゲームに買ったからじゃーん!っていう雰囲気で、なんかどーも憎めないなぁ。と、思うしホントにすごい人だな。の一言でした。
20年以上前にすでに妻が、楽しそうだったら大統領とか立候補するかもしれませんねー
って話してるのもなんかわかる気もするなーと、思った。笑
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トランプ大統領の人となりと考え方を知りたかったので購読。
自伝のタイトルは『THE ART OF THE DEAL(取引の芸術)』だと聞いていたので、「この本で合ってる?」と不安に駆られたが、何ページかめくったら分かる通り、この本で間違いないようだ。
さて、原著は1987年、つまりトランプ氏が40代前半の時に出版された自伝である。
本書を読むと、彼の原点(バックボーン)は、「建物を建てる」ことにあるように思えた。
「不動産王」とか「資産家」と聞くと、何となく、自分は動かずして、指一本で右から左に何億という金を動かしていそうなイメージがあるのだが、トランプ氏の場合は、どうも違うようだ。
どういうことかと言うと、トランプ氏の父親が大工を経てデベロッパー(開発業者)になった人で、トランプ氏も父親の事業を手伝っていたため、トランプ氏は建築の知識を持っている。
そのため、彼は、ただ土地や株を買ったり売ったりするだけでなく、「どのような建物を建てるか」「どのように建物を作るか」を自ら知恵を出して実行に移している。
建築の知識があるから、金をかけるべきところと、節約すべきところが分かり、そのためいつも予算内で高層ビル等を建ててみせる。また、毎日現場に赴き、発破をかける等することで、必ず期日内に完成させる。
もちろん、彼がのし上がった理由は、他にも色々見て取れるが、私が一番「トランプ大統領はこういう人なのか」と感銘を受けたのは、このような「地に足の着いた、有言実行する人物」という部分であった。
トランプ氏は、その「予算内で、期日内に完成させることができる」という強みを生かして、ニューヨーク市が手掛けていたが6年経っても完成させることが出来ず予算も大幅に超過していたスケートリンクを、その後を継いで事もなく4か月で予算内に完成させてしまう。
本書を読むと、アメリカの人達が、トランプ氏を大統領にと投票した気持ちも分かるような気がする。30年以上前から、問題発言はあるにせよ、有言実行の有能なやり手である様を見てきているわけだ。
また、「メキシコとの国境に壁を作る」と言っているのも、「建築が得意分野で、象徴として建築物を建てることを重視しているからだろうか」と空想した次第である。
これは私の勝手な妄想だが、本書の内容を、今のトランプ大統領の言動や政策とリンクさせて考えるのも面白いかもしれない。
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トランプ大統領による自伝。トランプ大統領が不動産王としての自分の仕事に自信と誇りを持って、心から不動産業を楽しんでいることが伝わってくる。私は政治家としてのトランプ大統領は尊敬できないけれど、ビジネスリーダーしてのドナルド・J.トランプは素敵だと思う。
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昨年末のBRUTUS読書特集で気になった一冊から。
当時、まだただの不動産王だったトランプ大統領が40代の時に書いた最初の本、自伝。
これを読むと、トランプさんの交渉術は昔から変わっていないんだなっていうことが分かる。受け入れられないような提案も「一応当たってみるのが私の主義」だって言っているし。「衝動的に行動してはいけない、不都合なことがないかどうか、よく考えてからにせよ」という教訓を得たとも書いてあるけど、それは定着していなさそう。
とりあえず、トランプさんと交渉するかもしれない世界の外交関係者は一読しておくべきなんでしょうね。
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やり手のデベロッパーであることは感じとれる。元気が良い。ずっと一本調子。エシックスよりもビジネス・ゲームと割り切り、法に触れない範囲で?馬力と押しと、ちょっとの策略で、欲しいものをとことん追求する。それに成功して弾みがついて、ビジネスはどんどん大きくなり、もはや、ちょっとやそっとでは揺るがない巨大さを獲得し、有能な協力者がいっぱいいる成功者、というわけ。こういうのを、素直に「素晴らしい」というアメリカ人は、いっぱいいるのだろう。
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文章の中で、強い相手の時は自分が相手より強い振りをするという箇所が一番印象に残った。
自分にはできていないことなので、このようなことができるようになりたいと意識しようとお思った。