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警察庁から来た男

  • 出版社:角川春樹事務所
  • サイズ:16cm/346p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7584-3339-6

警察庁から来た男 (ハルキ文庫)

佐々木 譲 (著)

  • 全体の評価 41件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:66018pt
  • 発行年月:2008.5
  • 発送可能日:24時間

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商品説明- 「警察庁から来た男」

北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。『笑う警官』に続く道警シリーズ第二弾。【「BOOK」データベースの商品解説】

ユーザーレビュー- 「警察庁から来た男」

全体の評価
4.0
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4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/04/23 18:18

結局、「警官の血」から填ってどんどん読んじゃいました

投稿者:A-1(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

すみません…「笑う警官」をまだ読んでいません。「うたう警官」もこれを読んだ後から読みました。
と、思っていたら題名が違うだけで同じ作品ですか?(この作品のあとがきを見て知りました。)
でも、題名は「うたう警官」の方が良かったような…?まあいいんですけど、2009年映画化のお話もあるそうですが。角川春樹事務所で、企画段階から映像化を視野に入れている様子が見られるあたり、相変わらずブレがない出版社ですね。
「警官の血」のドラマも面白かったので、映画も楽しみにしちゃいます。

佐伯と津久井の過去(おとり捜査で死線をくぐり抜けた話)は「うたう警官」にも繰り返し思い起こされているエピソードでありますが、今回もその二人と前作品に出て来た新居も出てきます。
が、これはサイドの流れで「警察庁から来た男」つまり査察官のキャリア官僚が主線のようです。

ぱらっと読んだときはちょっと癖のある査察管が大活躍?みたいなイメージでしたが違いました。
(ぱらっと読むとそんなんばっかですね…まあちゃんと楽しめて良いんですけど(^^;))
指示の不履行がカフェラテに及ぶことにさえ神経質な生真面目な若手キャリアと、ノンキャリのやはり生真面目な老獪そうな部下がやってきて、かき回していくのは前回作品から読むと頼もしい感じです。

一番はじめに思ったのは、名前のセンスが良い♪
名前の付け方については、普遍性を目標にしているのでしょうが日本作品には常々萎える感じしか持てないことが多いので、格好のいい名前が沢山出てきて、なんだかそれだけでイケメンを沢山目にした感じでした。(笑)

女性については、「警官の血」でも「うたう警官」でもそうなのですが、アダっぽい感じは欠片も出てきません。
悪女は、例えが古いですがお宮めいたところがあるのが共通な感じで、特にキャラ立ちもしていない感じがします。
捜査の途中、ちゃらけてケーバン交換などしたとたんに…というのがあるくらい?
よくあるハードボイルド系の作品の趣向では、まー男の人は楽しいかも知れませんが的なお姉さんが出てくるのですが、そんな欠片もなく、ずいずいと捜査が進んでいくのみです。

そして、やはり人の死についての扱いの描き方が、どうにも軽いのも気になりました…。悪趣味に走るのもどうかとも思うのですが、そんな経験がないのか、はたまたあるからこそ扱いたくないのか、ここでは描くつもりもないのかよくわかりませんが、なんだか最近話題のこういった作品の傾向なのかとも…?
たまたま読んだものが並んだのかもしれませんが…。
(「インディゴの夜」や、数ヶ月前に友人に貸してもらった「心霊探偵 八雲」…死が「そんな事あった」というフラグ的でしかないようなのに比べれば、だいぶんマシとは言えるけれど…)

これまで読んだ三作品のなかでは、やはり一番筆はこびやプロットがノってきた作品であるように思えます。面白かったです。

まだこのシリーズ続巻もあるのかしらん?

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