完全独占計画 (角川ルビー文庫)
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- 税込価格:560円(15pt)
- 発行年月:2008.6
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商品説明- 「完全独占計画」
仕事の契約の為に来日したハリウッドスターのレオナルド・デュケインの通訳をすることになった営業部所属の小田桐唯史。ところが出会って早々、唯史はレオナルドに口説かれる。「俺は攻だから無理」と断るが、レオナルドは唯史に「本気で口説くから」と言い出す始末。失恋したてで寂しい気持ちを持て余しつつも、強引なレオナルドに流されて受にだけはなるまいと心に誓う唯史だが、仕事を盾に脅されて…!?「まずい。このまま好きにさせてたら、確実に抱かれてしまう…」超攻スター×攻気な男前が贈る恋の完全独占計画。【「BOOK」データベースの商品解説】
ユーザーレビュー- 「完全独占計画」
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/01/30 22:48
ハードボイルドな玩具メーカーのお話でした
投稿者:hamushi(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、「絶対服従計画」で派手に失恋してしまった、脇役の小田桐さんでした。この方は、前作では失恋の痛みも描かれないまま地味にフェイドアウトしてしまって、気の毒でならなかったのですが、この作品でまた出会えてうれしかったです。前作と同じ老舗玩具メーカーが舞台なので、前の主役だった秘書と社長も登場していて、なんだか懐かしく感じました。前作読んだの、つい昨日なのですが、それなりに感情移入して読むからか、小説内の時間が脳内の時間感覚に影響を与えるようです。
ストーリー…というよりも、メインとなる恋愛の成りゆきは、例によって最初の数ページでほとんど想像できてしまうので、安心して最後まで読むことができます。
それにしても、派手な事件の多い玩具メーカーです。
前作では、社長秘書が二度も殺害されそうになっていましたが、今回は、有能な営業マンが、電波の飛んだような人に逆恨みされて、焼き殺されそうになります。全国的な大ニュースになりそうな事件なのに、会社があっという間に落ち着いてしまうらしき様子を見ていると、こうした出来事に、社員一同、かなり慣れていそうに思います。ゲーム制作をしているらしいのですが、どんなゲームなのか、ちょっと気になります。
どちらの作品でも、それぞれの主人公が、現実を見失って身を持ち崩した犯人の人生のむなしさに半ば同情し、哀れむような思いを少しだけ述べているのが、なぜか印象に残りました。前向きな萌え(?)はよくても、ネガティブな妄想はよくないと、小説の裏側で教えてくれているようでもありました。







