いつも旅のなか （角川文庫）

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この人の小説はほとんど読まないけど
エッセイは面白い。
ひとり旅が得意じゃないのにひとりで旅する。
その行動力に驚く！
わたしじゃ思うだけで終わってしまうのに。

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「リゾート」とか、「バカンス」とか、そんな言葉からはかけ離れた彼女のたび。
感じたまま正直に、臨場感あふれる文体は、まさにその場に立っているかのように感じられる！
あー旅行いきてー　

行きたいとこリスト　
　ケニア、ハワイ、マダガスカル、コスタリカ
　
この本読んで追加されたとこ
　キューバ、タイ！

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小説家が旅日記を書くと、
どうしてこんなに、何気ない風景が物語りになるんだろう。

旅の前に読んで、気分が盛り上がりました。

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k_47)旅のエッセイ。読み始めの頃はなんていうか、私もこんな旅をしたいー！という気分になれるような感じではなくて、途中で止めようかとも思ったくらい。変わった人だなあと思ったら、直木賞作家さんだったんですね。 ← 無知
こんな風にひとつひとつ時間をかけた旅ができるのはとても羨ましい。最後のキューバの話は読んでて思わず行きたくなった。

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いぜん、この単行本を図書館でかりた。何度読んでも角田さんのたびエッセイはいいと思う。
この人は真の旅好きであるということが感じられて、共感できる。

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なんとなく旅のエッセイが読みたくなり、角田さんの旅の本を2冊読んだ。旅のエッセイは、他人の経験をちょっぴり追体験するような感覚が味わえるから好き。豊かな表現力で書かれたこの本は、臨場感たっぷり。私にはできないような旅を“読書旅”で楽しませてもらった。

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正直、著者の小説を何度か読んだがこれほどまでに活動的で、旅に貪欲な人物だという印象は受けなかった。いつもひとりで、大きいバックパックを背負い、見た事の無い土地へとふらふら向かっていく彼女の姿は、バックパッカーというには服装や動機が伴っていないし、女のひとり旅というには頼もしく、自由奔放でずれている。彼女独自の旅スタイルに、私も、少し憧れるのだった。

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角田さんの小説は大好きなんですが
個人的には、
記憶に残るものと、そうでないものが
はっきりと分かれてしまいます。

この「いつも旅の中」は
しっかりと記憶に残りそうです。

この本は、角田さんが今までの旅についての
回想や記録が綴られています。

面白かったのは、オーストリアからロシアへ
電車で越境する時の話。
笑います！

角田さんの表現は女性らしく、可愛く、
時にはストレートに表されていて
女性心理を勉強するにはちょうどいいかもね。

旅があまり好きでない俺も、行ってみたくなるし
繰り返し、読みたくなる旅のエッセイ集です。

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いいよーこれ。
角田さんが旅で感じたこと、旅したからこそ考えたこと、がよーく伝わってくる。
旅の面白さ大変さ。旅に行きたくなる、のはまあ当然として、それとは別に人の旅行記を読む楽しさ大満喫。

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バックパッカーだった角田さん自身の話なのか定かではないけれど異国に思いを馳せ、旅に出たくなる本。旅先で読んだならきっとリアリティがあって世界がまた広がるだろうな。

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ロシア・スリランカ・モロッコ・キューバ・モンゴル・韓国・イタリア…。
２０カ国以上を著者が一人で旅したエッセイ集。
旅のほとんどが何も目的を決めずに「ただその場所に行きたい」という気持ちで出発し、
地図を片手に現地で宿を取り旅するスタイルでのお話はとても興味深かった。
その土地で見た物食べたもの、感じた空気や雰囲気が読んでいるこちらも楽しくさせてくれたり、考えさせられるものでした。
ロシアで出あったこわぁい車掌さんから「ロシア」という国のあり方を考えたり、
モンゴルのなーんにも無さにびっくりしたり、
イタリアでのトレッキングで遭難しかかったり…。
と、沢山詰まったエピソードからは国の空気が伝わってくるようでした。
もちろん、その場に行かないと絶対に土地の空気は届かないとは思いますが、文字だけでこれだけ伝えられるのはさすがです。
私もプチ旅行した気分になれた１冊。