- 出版社:集英社
- サイズ:20cm/268p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-771233-9
ひゃくはち
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- 税込価格:1,470円(42pt)
- 発行年月:2008.6
- 発送可能日:24時間
- 本
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商品説明- 「ひゃくはち」
108—それはボールの縫い目、そして煩悩の数。補欠だからこそゆずれない夢がある。映画化原作!注目の大型新人デビュー作。【「BOOK」データベースの商品解説】
108、それはボールの縫い目、そして、煩悩の数−。補欠だからこそゆずれない夢がある! 爽やかだけど煩悩だらけの高校野球を描いた青春小説。2008年8月公開映画の原作。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「ひゃくはち」
早見 和真
- 略歴
- 〈早見和真〉1977年生まれ。神奈川県出身。大学在学中より雑誌その他媒体にて執筆。ライターとして様々なジャンルで活躍。「ひゃくはち」で小説デビュー。
ユーザーレビュー- 「ひゃくはち」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2010/08/24 00:17
高校野球強豪校の補欠部員たちのお話し。
投稿者:読み人(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
甲子園に出場する野球の強豪校ってそれだけでも、
なにか、すごいって感じがするのですが、
部員である彼らは、普段どんな生活をしているんだろう?
又、レギュラーになれなかった補欠部員ってどんな思いで、
練習や普段を過ごしているんだろう?
テレビの中継を見ていてそんなことを思った方は多いと思います。
本書が、ズバリ真実だとは、言わないけど、それを小説にした一冊です。
雅人は、野球で有名校な高校の野球部所属。
しかも中学からスポーツ推薦で入部するものが
殆どを占める中、一般入試で入学し野球部に入ったという異色な存在。
そんな彼の青春時代を社会人になった彼が振り返る形式で描いていきます。
某国営放送だと(主催と資本関係にある民放も)野球部の生徒って
純朴でめちゃめちゃマジメな好青年って感じで報道されていますが、
本書では全員がめちゃめちゃ不良です。
タバコは吸うし、彼女をゲットする為の合コンに飲み会は主催するし、
禁止されている刺繍入りのグラブに、偵察と称してサインは盗むし
又、部内には、暴力の体罰も存在します。
まさになんでもありです。
しかし、試合に出たい、活躍したい、野球にかける情熱は本物です。
特に、補欠部員たちの、試合に出ることはおろか、背番号を得るための
ベンチ入りできるかどうかの逼迫した思いはこちらを熱くさせます。
(ある意味、本書、中盤のハイライト)
又、本書のタイトル、”ひゃくはち”とは、硬式野球のボールの縫い目の数。
これが煩悩の数と同じだというだけでちょっぴり感動です。
補欠部員だといっても、白熱した又、著者の野球への造詣の深さが現れた
試合のシーンの緊張感も素晴らしいです。
主人公が、過去を省みる構成はちょっとやりすぎというか、
”あざとさ”も感じましたが、本書が、デビュー作だということで、
勘弁勘弁かと、、。
スポーツ小説でありながら、ラストを変化球でいや、人生的には、直球勝負か?
でもっていったところにも、著者の作家としてのパワーを感じました。
総じてよい小説でした。







