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紙の本
日蓮「立正安国論」 全訳注 (講談社学術文庫)
著者 佐藤 弘夫 (全訳注)
あいつぐ異常気象・疫病・飢饉・大地震、そして承久の乱。荒廃する国土をもたらしたのは、正法が廃れ、邪法=専修念仏がはびこる仏教界の混迷である。日蓮は、社会の安穏実現をめざし...
日蓮「立正安国論」 全訳注 (講談社学術文庫)
日蓮「立正安国論」全訳注
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商品説明
あいつぐ異常気象・疫病・飢饉・大地震、そして承久の乱。荒廃する国土をもたらしたのは、正法が廃れ、邪法=専修念仏がはびこる仏教界の混迷である。日蓮は、社会の安穏実現をめざし、具体的な改善策を「勘文」として鎌倉幕府に提出したのが『立正安国論』である。国家主義と結びついてきた問題の書を虚心坦懐に読み、「先ず国家を祈って須らく仏法を立つべし」の真意を探る。(講談社学術文庫)
国家主義から解放し、虚心坦懐に真意に迫る 地震・疫病・飢饉そして承久の乱。専修念仏の流行による仏教の大衆化。国家存亡の危機にあたり、日蓮が鎌倉幕府に対して提出した社会安穏の意見書を徹底的に精査【商品解説】
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鎌倉時代の仏教僧である日蓮が国家を救うために提出した一冊です!
2020/03/29 09:30
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、鎌倉時代の仏教僧で、日蓮宗を開いたことで有名な日蓮によって著された書の現代語訳版です。同書は、時の最高権力実力者にして鎌倉幕府第五代執権の北条時頼に提出されたもので、当時頻繁に起こっていた災難などの解消する方法について書かれています。同書によれば、大規模な災害や飢饉が生じている原因は為政者を含めて人々が正法に違背して悪法に帰依しているところにあり、それ故に国土を守る諸天善神が国を去ってその代わりに悪鬼が国に入っているために災難が生ずるのだと説ています。そこで日蓮は、災難を止めるためには為政者が悪法の帰依を停止して正法に帰依することが必要であると主張したのです。この鎌倉時代の国家を救おうとした日蓮の思想がよく表れた一冊です!