- 出版社:祥伝社
- サイズ:20cm/312p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-396-61310-5
舞い降りた天皇 初代天皇「X」は、どこから来たのか 上
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- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2008.8
- 発送可能日:1~3日
- 本
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商品説明- 「舞い降りた天皇 初代天皇「X」は、どこから来たのか 上」
福岡にある「細石(さざれいし)神社」と「君が代」の関係は? 謎に挑む望月の前に「縄文倭人」を名乗る一団が現れて言った。「我々は天皇の故郷を知っている」…。日本誕生の謎を解く古代史小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「舞い降りた天皇 初代天皇「X」は、どこから来たのか 上」
加治 将一
- 略歴
- 〈加治将一〉1948年札幌市生まれ。小説家、不動産投資家。ロサンゼルスで不動産関係の業務に従事し、帰国後、執筆活動に入る。著書に「幕末維新の暗号」「あやつられた龍馬」など。
ユーザーレビュー- 「舞い降りた天皇 初代天皇「X」は、どこから来たのか 上」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/12/09 00:10
歴史の教科書を信じられなくなる!
投稿者:Yostos(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
『舞い降りた天皇』いわゆる歴史ミステリーです。
歴史について独自視点で新たな仮説と推理で歴史上の謎に新たな結論を導きだ して行くという歴史ミステリーの典型的なスタイルです。その謎解きの過程は、小説上に登場する架空の小説家に仮託して展開されていくというのもよくあるスタイルです。
わたしは、本当はこういったスタイルの小説は好きではありません。どうしても物語りが、現代で展開していく謎解きストーリーと、歴史上の謎そのものという2本立てになってしまい、どちらが主なのかわからなくなるからです。
ところが、この小説は語られる謎が圧倒的で、なおかつ説得力を持って語られるので、そんなスタイルの好き嫌いを越えてのめり込めました。
内容は邪馬台国から大和朝廷成立までの過程の謎に迫っています。学校で習う歴 史では確かに邪馬台国から一気に、いつの間にか大和朝廷が成立していたこと になっていて飛躍している感がありますが、その間の過程を埋める考証がなされています。
魏志倭人伝や古事記/日本書紀を中心に資料を検証し、出雲、福岡、奈良の三 輪山、伊勢神宮などのフィードワークも交えての推論が展開される様子は本当にリアル。天皇家の 由来や縄文/弥生の区別、縄文人とサンカとの関連など、その仮説は驚くほど 大胆ですが、非常に説得力があります。特にわたしは先日たまたま読んだ『 宗像大社・古代祭祀の原風景』の内容と関連していて、「なるほど!」とうなってしまいました。推論としてはかなりの飛躍もありますが、かなりの部分は本当に真実を突いているのでは? と考えさせられます。
これを読むと、対馬の現状について「このままでいいんかい!」という気持ち 半分、「元はと言えば……」とか複雑な気持ちになります。
ただ、小説という形を取っているところはどうしても好きにはなれませんでした。
歴史の 推理の部分が強烈な分、この現代のほうの小説としてのストーリーはかなり練りが甘く、老人の夢っぽい感じがしました。







