街道をゆく 新装版 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか (朝日文庫)
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- 税込価格:630円(18pt)
- 発行年月:2008.8
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商品説明- 「街道をゆく 新装版 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか」
「湖西のみち」から、二十五年の『街道』の旅は始まった。琵琶湖西岸の渡来人の足跡を確かめ、信長が逃げ込んだ朽木谷を訪ねる。幼いころの著者が遊んだ奈良の「竹内街道」、「私は日本の景色のなかで馬関(下関)の急潮をもっとも好む」と書く「長州路」には幕末を彩った吉田松陰、坂本竜馬らも登場する。【「BOOK」データベースの商品解説】
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ユーザーレビュー- 「街道をゆく 新装版 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか」
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/07/14 03:53
道を描くということ
投稿者:白みそ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「僕の前に 道はない 僕の後ろに 道は出来る」
高村光太郎の詩の一節であるが、この詩ほど道というものの本質を鋭く言い当てたものはないだろう。空間と時間のほかに、人間という存在を欠いては、道は存在しえないのだ。
この巻に収められた「湖西のみち」からスタートする司馬遼太郎の紀行文は、その後、日本国内にとどまらずアメリカやモンゴルにまで及ぶことになる。
司馬は、街道という空間を現在往来する人々に目をやるだけではない。過去にその街道を往来したであろう人々の姿や息遣いをその場で感じ取ろうとする。
道という存在に人間が不可欠の要素である以上、それは歴史小説家である司馬にとって街道を描くために不可欠の作業だったのであろう。
昭和47年に始まり司馬の死により終了したこの紀行文の描く街道をすべて自分の脚でたどってみたいというのは、おそらくかなわないであろう私の夢である。







