- 出版社:東京創元社
- サイズ:20cm/357,4p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-488-01860-3
アンドルー・ラング世界童話集 第5巻 ももいろの童話集
アンドルー・ラング (編), 西村 醇子 (監修), 生方 頼子 (ほか訳)
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- 税込価格:1,995円(57pt)
- 発行年月:2008.7
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- アンドルー・ラング 編
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商品説明- 「アンドルー・ラング世界童話集 第5巻 ももいろの童話集」
語り伝えたい、昔話は人類の大切な遺産。すべてのファンタジーのみなもとがここにある。世界中の昔話を集めた古典童話集を完全新訳・新編集で。「人魚のむすこハンス」「金のライオン」「トロルのむすめ」「エスベンと魔女」など計25編収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
ヴィクトリア朝の英国で、民俗学者で作家、編集者でもあるアンドルー・ラングが世界各地の伝承文学からよりすぐりの作品を編纂した古典童話集。第5巻は「人魚のむすこハンス」「金のライオン」など25編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧- 「アンドルー・ラング世界童話集 第5巻 ももいろの童話集」
| 小さな妖精と食料品屋 | 杉田七重 訳 | 7−14 |
|---|---|---|
| 森の家 | ないとうふみこ 訳 | 15−26 |
| ひつぎのなかの姫 | 熊谷淳子 訳 | 27−48 |
著者紹介- 「アンドルー・ラング世界童話集 第5巻 ももいろの童話集」
アンドルー・ラング
- 略歴
- 〈アンドルー・ラング〉1844〜1912年。スコットランド生まれ。民俗学者、作家、編集者。ジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問を務めた。昔話の蒐集再話や詩作をした。童話に「プリジオ王子」等。
関連キーワード- 「アンドルー・ラング世界童話集 第5巻 ももいろの童話集」
ユーザーレビュー- 「アンドルー・ラング世界童話集 第5巻 ももいろの童話集」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/08/12 09:17
物語が好きな人に贈る世界の昔話の集大成
投稿者:YO-SHI(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
編者のアンドルー・ラングは、19世紀から20世紀初頭にかけて、世界各地の民話・昔話を収集再話した、英国の古典学者、民俗学者。よりすぐりの作品を子どもたちに提供するため、全12巻の童話集を刊行した。その童話集には、青、赤、緑、黄、....と色の名前が付けられていた。
本書「ももいろの童話集」は、東京創元社が刊行する、同じ色の名前が付いた12巻シリーズの5巻目になり、スウェーデン、デンマーク、シチリアなどの昔話が25編収録されている。それぞれの巻は、ラングの原書のすべてではなく、各巻より作品を選んで収録している。あまりに残酷なものや、差別的態度のもの、日本で入手しやすいものや日本の昔話などは、選から除外したそうだ。
世界の昔話を収集・再話したということだから、多くの話が1か所に勢ぞろいしていることによる資料的価値に意義がある。たとえば、並べて読んでみると、兄弟・姉妹では末っ子がしっかりして、ダメ兄貴は失敗する話が多いこととか、「~してはいけない」と言われると必ずそうしてしまうこととかが分かる。しかし、半ば安心して半ば飽きながら読んでいると、そういったパターンから逸脱している話もちゃんとあって、さらに興味深い。
もちろん、それぞれの話の面白さとか、展開の巧みさとか、込められたメッセージとか、評価したい点はいくつもある。しかし、逆に言えば、そういった小説を論評するような分析的な目で見ていると、批判したくなる部分も出てきてしまう。「それじゃぁ、元も子もないじゃないか」とか、「えっ、そんな終わり方でいいの?」とかいう話も1つや2つではない。
でも、そのことが本書の価値を左右するものではないはずだ。ある地域で語り継がれてきた話を、不都合があるからと言って面白くしたり、教訓的にしたりといった歪曲を行うべきではないのは自明なのだから。というわけで、今回は、個々の話についての評価はしないことにした。
物語が好きな人、子どもに聞かせる話のレパートリーを広げたいと思う人は、何色でもいいからこのシリーズ1冊を読んでみるといい。気に入ったならもう1冊、と増やしていけばいい。また、漢字にはすべてルビが振ってあるので、小学校低学年でも読める。本を読む年ごろのお子さんに贈るのもいい。
子どもは、いろいろなお話を聞いて、読んで、想像力や創造力、さらには生きる知恵などを身につけていく、そして大人よりも多くのものを吸収するのだと思うから。









