- 出版社:角川春樹事務所
- サイズ:20cm/335p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7584-1119-6
史記 武帝紀 1
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- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2008.9
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商品説明- 「史記 武帝紀 1」
匈奴の侵攻に脅かされた時代。若き武帝・劉徹は、状況を打開するため、張騫を西域に派遣した。奴僕として生きてきた一人の漢。彼は、類稀なる武才を揮い、劉徹の前に突如その姿を現した。漢の名は、衛青—。刮目せよ、英傑たちの物語を。慟哭せよ、天道を求めし漢たち。心せよ、北方「史記」ここに刊行!中国史上最大の史書を壮大なスケールで描く、待望の第一巻。【「BOOK」データベースの商品解説】
匈奴の侵攻に脅かされた時代。武帝・劉徹は状況を打開するため、張騫を西域に派遣する。そして1人の漢が類稀なる武才を揮い、劉徹の前に突如姿を現した。彼の名は、衛青…。中国史上最大の史書を壮大なスケールで描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「史記 武帝紀 1」
北方 謙三
- 略歴
- 〈北方謙三〉1947年佐賀県生まれ。中央大学法学部法律学科卒。81年「弔鐘はるかなり」でデビュー。「破軍の星」で柴田錬三郎賞、「楊家将」で吉川英治文学賞、「水滸伝」で司馬遼太郎賞を受賞。
ユーザーレビュー- 「史記 武帝紀 1」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2012/02/28 15:33
北方謙三が史記に賭けるものは何か
投稿者:ががんぼ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
北方謙三が史記を書き出した、と聞いたときはびっくりした。終わりが見えてきたとはいえ、まだ『楊令伝』の連載中だったからだ。同じといっていいジャンルだし。しかし作家というのは、たぶん何か目に見えない衝動があって、そこには忙しいとか、他の作品がどうとかいうのとは別次元の必然があるのだろう。結局これが最も書きたかった話だ、みたいなのがキャッチである。
しかし史記の何を書くのか、という素朴な疑問がある。なにしろ大部な歴史書だ。今回は武帝紀とあるが、それは副題なのか、それともこの部の題なのか。つまり武帝を書いて終わりなのか、他も書こうとしているのか。言い換えれば、最終的に史記が書かれた時代というのがポイントなのか、それとも司馬遷の史記が扱う過去へと今後溯るのか。
それにしても話はでかい。『水滸伝』のような話ならポイントは絞られている。司馬遷が主人公でも、おのずから何を書こうとしているかはある程度明らかになる。だが、このままだと、先はなかなか見えてこない。まあ黙ってじっくり読んでいけばいいということか。ただ読むだけでも相変わらず十分な魅力を宿しているのだから。
この巻ではまず武帝その人が描かれ、その将軍として、ここでの章題にあるようにまさに「臥竜」であった衛青が昇竜となるさまが描かれ、そして西域に派遣された張騫が描かれる。つまり、前漢と匈奴の戦いと、その西域との交易がポイントなのだが、他に制度をめぐる話など、国をいかに作るか、という大テーマが描かれる。結局北方謙三の歴史小説は一貫してそれを考えて来たとも言えるわけだが。
見えない先が楽しみだ。
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2008/09/28 14:42
これから繁栄する期待を持たせた本
投稿者:いけちゃん(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、「ランディエ」という雑誌に著者が連載した記事を本にしたもの。史記のなかでも漢の武帝時代の歴史小説の第一巻。まだ武帝である劉徹が即位後やっと権力を持ち始めて、匈奴との戦いや大月氏への遠征をおくりだしたところがストーリーの中心。正直、史記ではこの時代より劇的なとこおはあるが、この時代はある意味いいときから、悪いときがあるので、これからがすごくおもしろい。この巻では、おもに衛青の匈奴との戦いと、張騫の大月氏への探検の話が、交互に展開されるため、かなり空きが来ない。著者のちょっとしつこい文章はありますが、あまりそれが感じないので、興味深く読めると思います。







