- 出版社:角川書店
- レーベル:角川oneテーマ21
- サイズ:18cm/225p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-710150-0
政権交代の法則 派閥の正体とその変遷 (角川oneテーマ21)
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- 税込価格:740円(21pt)
- 発行年月:2008.8
- 発送可能日:1~3日
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商品説明- 「政権交代の法則 派閥の正体とその変遷」
政権交代はどのようにして起きるのか? そして戦後政治において本格的な政権交代が起きなかった理由とは? 民主政治のあるべき姿とは? 日本ならではの政治集団「派閥」。その政治的役割の全貌に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「政権交代の法則 派閥の正体とその変遷」
草野 厚
- 略歴
- 〈草野厚〉1947年東京生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。慶應義塾大学総合政策学部教授。「日米オレンジ交渉」で日米友好基金賞を受賞。
関連キーワード- 「政権交代の法則 派閥の正体とその変遷」
ユーザーレビュー- 「政権交代の法則 派閥の正体とその変遷」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/08/28 19:21
派閥政治と政権交代
投稿者:半久(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
中心になるのは、自民党の派閥を主役にした権力闘争の政治史だ。派閥政治が疑似政権交代を促進してきたとしている。それを「あえて捜せば」とことわっているが、功であると評価している。
このあたりは、著者も認めるように語り尽くされてきたことでもあり、とくに新味があるわけではない。もちろん、ご存じない方なら読んでみていい本だと思う。
どちらかというと政府与党寄りの立場で、体制内改革に期待しておられたとのことだが、そろそろ真の政権交代について、(「すべき」とまではいっていないが)視野に入れなければと考えておられるようだ。
民主党に1章割いていて、各グループの解説をしたあと自民党と類似の派閥が生まれるかどうかといったことを考察しているが、あまり明快な結論はでてこない。
最後の章で「政権交代の必要条件」をあげている。お説ごもっともではあるけれども、新たに啓発されるような話ではなかった。重大なネタバレというほどのことではないと思うので、紹介しておきます。
(1) 政党が日本の将来についてどのような姿を描いているか注意深く観察しよう
(2) 政党が世界の変化に敏感に反応しているかを注意深く観察しよう
(3) 各政党が少子高齢社会を大前提として諸政策を論じているかを注意深く観察しよう
(4) 政党が官僚機構とどのような距離を置いているか注意深く観察しよう
(5) 各党に世襲議員が多いかどうかに注目しよう
あと、「与野党のあるべき姿」を論じたところは納得だった。これはどの政党が与野党であってもかなりの程度いえることだ。まだ決まったわけではないが、もし自民党が野党になったら、最大限に抵抗する「手強い野党」になる可能性はある。
本来なら「強力野党」があるからこその二大政党制ということになるのだろうが、あまり負けすぎるとその前に分裂してしまうかもしれない。小選挙区優位時代の民意は、容赦ない結果をだすかもしれないところがダイナミックでおもしろいが、ちょっと怖いところでもある。







