- 出版社:文藝春秋
- サイズ:16cm/348p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-713820-2
綾とりで天の川 (文春文庫)
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- 税込価格:660円(18pt)
- 発行年月:2008.9
- 発送可能日:1~3日
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商品説明- 「綾とりで天の川」
『徒然草』に呑気でなんとも馬鹿ばかしい話が入っている秘密とは?福澤諭吉がミイラになって発見された(これは実話です)。『ギネス・ブック』の愉快なる半世紀。軽妙洒脱な「野球いろは歌留多」完成!笑ったり、うなずいたりするうちに心が解放され、知的興奮に浸れる、ご存じ丸谷エッセイをお愉しみあれ。【「BOOK」データベースの商品解説】
ユーザーレビュー- 「綾とりで天の川」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/09/09 21:01
いはゆる一つのプロ野球
投稿者:k-kana(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
丸谷才一のエッセイのファンではあるが、新刊を待ちかねて書店に飛んで行くと言うほどではない。この本にしても、偶々書店に平積みされていたのに、強い磁力で引き寄せられたというわけだ。
いつもながらの発想のユニークさに、目次をさらっと見ただけでも、食欲がわいてくる。牛肉と自由、自転車屋の兄弟の伝記作者、ミイラの研究、シャーロック・ホームズの家系、……。そして、いつもの旧仮名遣いではある。
「君の瞳に乾杯」とは、もちろん映画『カサブランカ』の話題であるが、いつの間にか、新説が展開される。こんな見立ては今まであつたかしらと。こうである。
……ある日ふと、おや『カサブランカ』は『勧進帳』に似てるぞ、設定がかなり近いぞ、と気がついたのである。つまりハンフリ・ボガートが富樫に当たり、バーグマンが弁慶で、ポール・ヘンリードが義経になるわけですね。危険からの脱出といふ筋を具体的な空間(都市あるいは関所)へと集約した作劇術が共通してゐる。
でもやはり、野球が話題になると一段と冴えてくる。
今年(2004年)は、イチローも大活躍した野球の年。何かで記念しなくちや。そこで一つ年忘れに、「野球いろは歌留多」を作らうと思ひ立ちました、とのこと。
(い)は、大物でなければと。誰だらうか。やはり……長嶋でせうね。絶これしかないよ。長嶋で(い)となればこれ以上のものはちよつとむづかしいはずです。
「いはゆる一つのプロ野球」
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