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紙の本
ティファニーで朝食を (新潮文庫)
第二次大戦下のニューヨークで、居並びセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、...
ティファニーで朝食を (新潮文庫)
ティファニーで朝食を(新潮文庫)
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商品説明
第二次大戦下のニューヨークで、居並びセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった…。表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、清新な新訳でおくる。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
ティファニーで朝食を | 7−171 | |
---|---|---|
花盛りの家 | 173−206 | |
ダイアモンドのギター | 207−231 |
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著者/著名人のレビュー
1962年8月5日は...
ジュンク堂
1962年8月5日はマリリン・モンローの命日。
映画「ティファニーで朝食を」は、オードリー・ヘップバーン主演の
名作ですが、原作とはちょっとイメージが違う、と言われます。
カポーティーは、マリリン・モンローをイメージして
この主人公を書いたのは、有名な話。
また、映画と原作のラストが全く違うのも、有名な話。
危なっかしくて、無軌道で、目を離せない女の子、それがホリー・ゴライトリー。
「いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べるときにも、この自分のままでいたいの」
ひとつひとつの台詞を、マリリンの甘く響く声で、
そして村上春樹の新訳で読んでみませんか?
【折々のHON 2010年8月5日の1冊】
紙の本
奇抜なヤツに振り回されたい人生だった
2023/10/16 13:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャラの濃いヤツに振り回される人を描いた物語ばかり集めました、という印象。キャラクターの魅力を中心に据えるだけの小説は自分に合わないのがよくわかった。
紙の本
クリスマスの思い出
2023/09/09 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の短篇「クリスマスの思い出」がとても好きで、毎年晩秋に読み返しています。
ピカンを拾いに行ったり、樅木を切りに行ったりする描写は落ち葉を踏む音が聞こえてきそうで、こんな森が近くにあったら良いだろうなと思います。
この時代なら大統領も送られてきたケーキを召し上がったかもしれない、そんな感じも好きです。
残念なのは、翻訳者が龍口直太郎さんから人気作家に変わってしまったこと。電子版だけでも旧訳を残してもらえたら…と思います。
紙の本
原作
2023/07/19 19:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ティファニーで朝食を」というと、オードリー・ヘップバーン主演の映画を思い出す。
しかし、原作を読むと、ホリー・ゴライトリーとオードリー・ヘップバーンのイメージは違うなぁと思う。
ホリーの自由奔放さ、でも結局囚われているところ・・・・・・
映画も原作もどちらもおすすめです。
紙の本
ティファニーで朝食をと冷血は同じ人が書いていました
2023/06/27 09:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
カポーティの短篇集です。全体的に物悲しい雰囲気の漂う作品群で、表題作は映画を先に観ていたので、ホリーの人物像が全然違って驚きました。
電子書籍
村上作品のよう
2022/12/18 13:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オードリー・フェプバーンの映画で有名なティファニーで朝食を
タイトルから優雅なお話かと思っていたら、自由奔放な主人公に振り回される作者の卵のストリー。
これを村上春樹氏が翻訳すると村上作品に思えてくる。不思議。
紙の本
映画を見た後でも楽しめる
2022/11/29 21:29
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ティファニーで朝食を』というと真っ先に思い浮かぶのは映画で主演を演じたオードリーヘップバーン
オードリーのイメージと小説のホリーゴライトリーのイメージは結びつかない。
有名な話だけれど、映画と小説の結末は異なっているので、先に映画を見てしまってもネタバレを気にすることなく楽しめる。
ホリーゴライトリーはどこか現実離れしていて破天荒だけれど、自分なりのポリシーに基づいて行動していて、憎めない不思議な魅力のあるキャラクターだと思った。
一緒に収録されている短篇では『花盛りの家』が一番好き。
転んでもタダでは起きないオティリーの逞しさに明るい未来が想像でき、読後感が一番良かった。
紙の本
ヘップバーンでは主人公は上品すぎるかも
2019/01/28 16:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹氏が訳者あとがきで、オードリーヘップバーンではなくて読者がそれぞれのホリー・ゴライトリー像を考えてほしいと訴えているが、確かにそうだろうけれど、それは全く無理な話だ。作者カポーティも映画化にあたってオードリーの起用には懐疑的であったというが、確かに自由奔放な(性的にも)ホリーを演じるには彼女は上品すぎる気がする。これは王女様だからという先入観もある。村上氏も書いている通り原作に忠実なリメイク版がそろそろ撮られてもいいような気がする。スーサイドスクワットのマーゴッドロビーなどいかがなものか。「クリスマスの思い出」もとても心に残る良い作品だ、私はこちらの作品の方が好きだ。
紙の本
映画を観ていない人にこそオススメ
2019/01/01 01:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ティファニーで朝食を、イコール、オードリーヘップバーンという人が多いと思うけど、映画を観ていない人こそオススメ。その当時のアメリカの街並み、ファッションとかの光景を楽しむことが出来る作品。
紙の本
映画とは少し違う
2018/11/12 07:09
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホリー・ゴライトリーとオードリー・ペップバーンのイメージが合わないですね。
それぞれ作品としては素晴らしいです。
紙の本
夢を見ても……いいよね。
2018/11/11 21:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
強烈で、純真無垢で、天真爛漫で、無意識の上昇志向の持ち主。
とりとめのない表現になってしまいましたが、天性の傲慢さが放つ
愛くるしさに包まれた、実に個性的なホリー・ゴライトリーをめぐる
物語です。
駆け出しの女優という設定に対し、こんな表現で捉えようとする
自分に気づきます。でもまだ足りない、魅力を伝えきれない
忸怩たる思いが残ります。
主人公は「僕」で、ホリーからはフレッドと呼ばれます。
由来となったフレッドとはホリーの兄で、ただ一人の肉親です。
長く離れて暮らし、いまは軍隊にいます。
子どもの頃、母親が肺結核で死に、ほどなくして父親も
同じ病気で死にました。
ホリーはフレッドとともにごろつきの家に拾われ、二人で逃げ出し、
ある農家にもぐり込み、十四歳のときにホリーだけ逃げ出しました。
絵に描いたような不幸な人生です。
しかし、いま目の前にいるホリーは、あっけらかんと自由に
生きているのです。
小説家志望の僕は決して裕福とはいえず、
同じアパートに住むホリーの部屋も、いつもごみ溜めのように
散らかっています。
それだというのに、ホリーは金持ちに粉をかけ、気を持たせ、
トイレに行く時にチップを五十ドルもねだり、帰りのタクシー代に
五十ドルを出させたり、男たちを振り回して生きています。
夕方に起きて朝に帰る生活は、夜の華そのものでしょう。
僕の心は、学校時代のある女の子との共通点を見出していました。
その子はガリ勉で、湿った髪に汚れた眼鏡で、レストランに行ったら
食べ物を栄養学的見地から分析しそうなタイプです。
ごちごちの現実主義者。ホリーは救いがたい夢想家。
共通点はぶれない人格だということです。
天性の、何者にも侵すことのできない心の持ち主たちです。
自分が高校生の頃、ティファニーがブランド宝石店と知った時、
この本の題名を知っていたので同じ名前のレストランの話かと
思いました。
ある時ティファニーでの朝食の意味が、超上得意様にだけ供される
スペシャルサービスだと知った時、金持ちの話だと思いました。
プリティ・ウーマンみたいな、アメリカンな小説を連想して遠のきました。
まいりました。まったく想像していなかった物語でした。
天性の愛くるしさと人間の欲望の渦とのせめぎ合い、
いつかの未来を夢見るこころ模様の彩り。
悲哀と親愛と小憎らしさたっぷりの小悪魔の物語でした。
いままで読まずにいたなんて、本当にもったいなかったです。
紙の本
映画とくらべたい
2018/06/11 10:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
可憐だけど掴みどころのないホリーが魅力的でした。そして彼女に恋する主人公も。原作を読んだので映画を見て、原作との違いを楽しみたいです。
紙の本
新鮮です
2017/08/08 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画でみた場面を
活字から自分で想像し、確認しながら
楽しんでみました
一昔前前の本も、ある意味新鮮です
紙の本
カポーティ×村上春樹
2017/07/30 10:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名な表題作「ティファニーで朝食を」を含む4作品を収録した中編集。
限定カバー発売を機に買ってみました。
なんといっても表題作が良かったです。一昔前のアメリカ文化を象徴する物語の背景は高揚感と退廃的な雰囲気を含んでいて、非日常的な世界の中で生きていたいと願う登場人物の浮遊感と村上春樹訳の訳が合う(浮世離れ度合いが近いのかも)。
紙の本
映画であまりにも有名ですが、小説もいいですよ!
2016/01/31 09:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、カポーティの中でも最高傑作だと思います。作家を目指す若者と同じアパートに引っ越してきた不思議な魅力をもった女性。若者は徐々にその女性に惹かれていきます。しかし、女性は自由奔放な生活を送り、何ともつかみどころがありません。アメリカの古き良き時代の自由さ、闊達さ、そこで、生きる人々を見事に描いた作品です。
紙の本
強くあろうとする女
2013/09/26 23:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:英現堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ティファニーで朝食を』。
オードリー・ヘップバーンの映画もちゃんと見てないが、なんとなくオシャレな話かなと思っていたら、そうではなかった。主人公のホリー・ゴライトリーは奔放と言うか、波瀾万丈と言うか、孤独と言うか、つっぱってると言うか、戦ってるなあという感じがする。後悔もするが、自分で切り開いている。強くあろうとする女だ。そこがいい。
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