- 出版社:教育画劇
- サイズ:19×21cm/32p
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-7746-1108-2
だんろのまえで
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- 税込価格:1,155円(33pt)
- 発行年月:2008.10
- 発送可能日:1~3日
- 本 絵本
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「だんろのまえで」が含まれるセット商品
- 税込価格:9,818円(280pt)
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商品説明- 「だんろのまえで」
ゆきのふるやまのなかでまよってしまったぼく。すると、ドアのついたおおきなきがありました。やすませてもらおうとドアをあけると、そこにはだんろをかこむどうぶつたちがいて…。あたたかな場所と、そのままの自分を受け入れてくれる仲間の、たいせつさを伝える絵本です。【「BOOK」データベースの商品解説】
雪の降る山で迷ってしまった「ぼく」。ドアのついた大きな木を見つけ、休ませてもらおうとドアを開けると、そこにはだんろを囲む動物たちがいて…。温かな場所と、そのままの自分を受け入れてくれる仲間の大切さを伝える絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「だんろのまえで」
鈴木 まもる
- 略歴
- 〈鈴木まもる〉1952年東京生まれ。東京芸術大学中退。絵本作家、鳥の巣研究家。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞、「ぼくの鳥の巣日記」で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
ユーザーレビュー- 「だんろのまえで」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/03/04 16:22
「ろうそくの 火が ゆらっと ゆれました。いきてるようで ぼくは すこし うれしくなりました。」
投稿者:wildflower(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
鈴木まもるさんの『だんろのまえで』は、奥さまの竹下文子さんとの共著『せんろはつづく』や「おてつだいねこ」シリーズの雰囲気とは、すこぅし毛色の違う大人びた示唆に富む作品です。
冬山をひとり彷徨う少年が辿り着いたのは、樹齢数百年くらいではと思わせる古くて巨きな樹の根もと。そこには一枚の扉があり、吹雪を凌ごうと少年は一歩、なかへと踏み入れるのです。中は真っ暗。彼がどこからか聞こえてくる声にうながされるままにろうそくの灯をつけると、煖炉の前に幾匹もの動物たちが集っている――。
帯のことばから連想するほどには、メッセージ性はつよくなく、淡々とどちらかというと、ことば少なに語られています。
静かに、温かいだんろを囲む動物たちは、互いに名乗ることも、そこで何かしらの対話がなされることもなく、しずかに、それぞれの内面をみつめるように煖炉の焔をみつめています。
ことばではなくそぶりで、そうっと寄り添うようにする者たち。それぞれがゆっくりと自ら癒やされていく場があり、やがてひとりずつ、ひとやすみするうちに次第にふたたび歩むちからを得ていくのでしょう。
本作の裏表紙には一匹のうさぎが、まるでその巨きな樹の守りびとのように、だまってひとり、遠くをみつめて座っているようすが描かれています。
まっくらな中に燃える焔。そこでしばしの休息を得て<再生>されていくいのちのものがたりとして読むこともできるかもしれません。








