紙の本
医師による日本の医療に対する批判
2009/07/12 23:11
10人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふるふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
風邪はもちろん、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などは自分で治せる。あるいは、自分でなくては根本的には治せない。これらの病気に医師が時間をかけ、薬を長期間にわたり投与することが日本の医療を悪くしている。本当に医師の関与が必要な患者との、充分な問診時間などがとれなくなっている。
薬による血圧の下げすぎやコレステロールの下げすぎはいけない。
このような内容の本。
ただ、それらに対する具体的な対策は書いていない。私の意見は医療費の自己負担を五割に引き上げることだ。現在のように自己負担が一般三割、高齢者一割、地域によっては小学生無料では、患者の方に薬を減らそうとか、風邪ぐらいなら家で休んでいようという気持ちにならない。五割以上の自己負担が必要だと思う。貧困層に対する対策としては一つ一つの割引や免除ではなく、マイナスの所得税のような感じで一律の給付をするべきだ。今はいろいろな制約のある生活保護もそれに含める。そのマイナスの所得税のためには国民総背番号制が必要か?今でも反対する人がいるだろうが。
しかし、実際には住基台帳にみんな番号が付いているので、それを税務申告や社会保障に使おうと思えばすぐにできるはず。
患者の立場から反省したことが一つあった。著者は患者の医師との関係は対等か少なくともクライアントという立場を崩してはいけないと言っている。お医者様にお世話になる患者という立場だと、治療結果も逆に悪くなってしまうそうだ。多くの医師の、良く言えば自信に満ちた態度、悪く言うと傲慢な態度は、私のような小心者の患者の卑屈な態度が生み出してる面が大きいと思う。また、医師のあまりの忙しさ(1日に5~60人の患者を診る)のために、一人ひとりの患者に気を使っていられないところもあるのだろうが。
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病院に通う9割の患者は本来病院に通う必要がない患者で、医者にとって美味しい患者。
死ぬリスクもないし、慢性的だから通い、治療と薬を処方し続けることができるから。
病気は自己治癒力で治しなさい。
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病気は3つのカテゴリーに分けることができる。具体化すると、?医者不要の病気、?医者を要する病気、?医者にかかっても治癒しない病気となる。本来、医者の仕事としては、?の患者を診ること、?を?へ推移する研究を進めることが求められる。しかしながら、昨今は病気と判断するための基準値が下げられる傾向にあり、何でもかんでも病院にかかり、?の患者が足しげく病院に通っている現状がある。その結果、?の患者にかけるべき治療時間を十分にとることができないばかりか、?の患者の診察に追われた医者の過労、医師不足が指摘されるようになった。
というわけで、?の人は医者にかからなくてもいいよ!それに加えて、医者に本来の仕事をさせましょうよ!というのが著者の主張。?の人がなすべきことも書かれているので、気になった方は本書を手にしてみてください。以下に、簡単にメモ書きしておきます。
(1)前かがみの姿勢をやめる(胃腸への負担軽減)
(2)深呼吸(気持ちの入れ替え。新鮮な空気を取り込む)
(3)爪もみ、つぼ押し(神経刺激。百絵等オススメ)
(4)温冷浴(副交感神経を優位に)
(5)7時間睡眠(実証実験より、最適な時間が7時間)
(6)海外旅行×読書(気持ちの入れ替え。リフレッシュって重要)
(7)薬は飲みすぎない(薬は、「治癒効果>毒素」のときに利用してるだけ)
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医師がここまで言っていいのか、病気とは何か、治療とは何か、体と薬を再認識出来る。「おいしい患者」にはなりたくない人必読。
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中年過ぎた人(40代または代謝の落ちた実感のある人、未病の人)は読んだ方が良い本
私もカテゴリ1の患者なので、出来るだけお医者さんにかからないようにします
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「9割の病気は自分で治せる」は、「9割の病気は自分で治せる2」と合わせて読むと面白いと思います。2冊あわせて、大切なひとへのプレゼントにするのもいいかなと思いました。
本巻は医療の現状と医者の本音で 2巻は実際に自分で病気を治す具体的な方法になっています。薬害本と一緒に読むとさらに面白いと思います。
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非常に納得の内容である。
我々に備わった自己治癒力。その力を持ってすれば、充分に慢性疾患を克服することができる。西洋医学に頼りすぎ、薬漬けの我々の生活にメス。日本における医者と患者の関係をも言及し、。病気のカテゴリーを3つにわけ詳しく解説している。我々はおいしい患者になってはいけない。作者からのメッセージである。
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この本は、世の中にある9割の病気は自分で治せるということが書いてある本です。それはほんとに病気になってしまう前の自分の予防、また病気が見つかったときのおすすめの対処法が書いてある本です。この本を読み思ったことはとにかく日頃の生活リズムというか毎日自分で考えて生活することがすごく大事なんだなあと思いました。たとえて言うと、虫歯なんていうのはほんとに日頃の自分の生活でなってしまう病気ですよね?なので世の中にあるほとんどの病気がこういった日頃の自分なりの予防によってなりにくくするということがわかりました。とても勉強になる本だと思います。皆さんもぜひ、読んでみてください。
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日本の医師の技術料は低く設定されているかわりに、薬価差益で、薬をうって儲けなさいという暗黙の了解があったが、昨今は薬価差益がなくなる
腸は7m 表面積テニスコート 原則として脳の支配をうけていない
100万人あたりCT 92 MRI 40 アメリカ 32 27 イギリス 8 5 OECD health data 2007
自分のやりたいことをやる、嫌なことはできるだけやらないようにする、あまり我慢をしない、これが意外にも自己治癒力を高める強力な手段
癌になるかたの性向 何事も生真面目にとりくみ、完璧に、そして徹底的に、とことんやらないと気が済まない つまりいい加減さをしらない
GDPに占める医療費の割合 アメリカ 15% イギリス 8.4% 日本 8.2%
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「9割」はマーケティングのための文句にせよ、必要のない医療をなくすという意見には賛成だし、日本人は医者と薬に頼りすぎだと思います。
本書で私たち診てもらう側の意識を少しでも変化させるきっかけになれば。30代半ば以降、習慣病や心身不調のリスクがある人は一読してみてもいいのでは。
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ある程度年を取った周りの人を見ると、大概定期的に病院に行き薬をもらってくる。血圧、コレステロール、尿酸値、糖尿病などなど。それらの人々は病院にとって『美味しい患者』なのかもしれない。切り口が面白く、現代の日本の病院経営の現実と問題点が見えてきます。また、生活習慣病改善を薬に頼らず、自分で努力することによってある程度良くなる方法が載っているので実践して改善されれば一石二鳥である。
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自己治癒力を高めましょう!と伝えています。
医療や薬への依存心が体を弱め、自分で治す力を弱めてるといいます。
医療現場の現状から、健康と病気の境目のこと、病気について今まで常識だと思っていたことが実は非常識だったことなど「もしかしたら、私もおいしい患者だったのかもしれない・・・」と健康や病気について見直すきっかけを与えてくれる本です。
自己治癒力を高める方法が紹介されています。
・前かがみの姿勢をやめる
・ときどきゆっくりと深呼吸する
・食にこだわる
・便秘に気をつける
・ベースサプリメントを上手に活用する
・ときどき爪モミをする
・ツボ刺激をする
・温冷浴を習慣にする
・ふくらはぎマッサージ
・易筋功
・1日に6000歩、歩く
・7時間睡眠のすすめ
・「海外旅行」と「読書」
・薬は控えめにする
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人には病気を治す 自己治癒力があり、9割方は医者いらず。
ポイントは病気になる前の未病の段階でケアする。
ストレスを無くす。
mastではなくwant
6000歩歩く
爪を揉む
深呼吸を1日30回する
前かがみをやめる
ベースサプリをとる
便秘に気をつける
睡眠時間 7時間が最適
ふくらはぎマッサージをする
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全てが完全ではなくともこの本を全ての人、特に年配の人たちが読んだらもっと日本の為になると思う。
医療費の節約。無駄に身体を薬漬けにせず自然のままに健康体を保つ。
今の時代、社会にとても必要だ。
少しでも多くの「おいしい患者」がこうゆう本に興味をもって読んでくれることを願う。
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薬を飲みすぎない。頼らない。
食事、運動、呼吸、爪もみ!
自分の体は自分で作る!を実感しました。