紙の本
離れ離れに
2018/05/05 11:56
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親の離婚に振り回される姉と弟を結びつける老犬の存在には心温まるものがありました。今時のステップファミリーの本音がリアリティー溢れていました。
紙の本
共感できない。
2017/04/09 21:57
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投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話としては面白かったと思う。でも私は行のような人は苦手かもしれない。
園の事も嫌いかも。結局この姉弟が羨ましいのかもしれないけど…。
割り切った考えができてなんでもそこそここなせる行、自分を厳しく鍛える園。
私はめぐみの気持ちがなんとなくわかる。園は人を見下してる感ありありだもの。
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表紙がいくえみさんだったのでつい手にとってしまった。
性格の正反対な、でも仲の良い姉弟の日常が丁寧に描かれている。
誰だってひとりぼっちでは生きていかれないんだ。
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すばる新人賞受賞作ってことで雑誌で紹介されてたのを見てから気になっていた作品。それぞれのキャラクターがたっていて、くすっと笑えるところ、微笑ましいところ、ちょっとせつなくなっちゃうところ、そのバランスがよかったなー。忍くんのキャラがすごくいい味出してると思う。
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昨日読んだ本。
両親が離婚し、離れて暮らしている姉弟のお話。
完璧主義で自分にも他人にも厳しい冷血女な姉と、
いつでも冷静で何でも「そんなもん」と受け入れてしまう弟。
自分にないものを持っているからか、姉弟はお互いを認めあっています。
そんな二人と老犬ハルの話。
人には、薄々っていうか、結構自分でも気付いてしまってる短所があって、、
分かってるんだけど、治せばいいんだけど、、
なかなか難しいもので、
たまに不安になることもあります。
いいのかなぁって。
で、結局、ま、いっか
ってなることが多い。
このお話では、なっちゃんと小川君がキーパーソン。そんで何よりもハル。
姉ちゃんの生き方も分かる。弟の生き方は超分かる。
あなたはどちらでしょうか?
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大好きないくえみ綾の絵が表紙じゃなかったら読んでなかったろーなぁって思う。
でもいくえみ綾のマンガと似てるなぁって感じ。
どっか冷めててそんな自分にちょっぴり嫌悪感を感じてる登場人物とか。
日常のささいな出来事がきっかけで、忘れてた温かさとか真剣さを取り戻す辺りとか。
メインキャスト以外もすごくリアルで完璧でもなければ、ダメダメでも無い、全員が全員ちょっとずつ不足して、でも生きてる感じとか。
人って悪くないかもって思う一冊です♪
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気が付けば他人のファッションチェックまでしている、完璧主義者の姉。
何事も、そつなくこなすが熱くなれない「いい子」な弟。
二人の間に横たわるのは、介護され何とか生きる老いぼれ犬。
どこかが行き過ぎで、何かが足りない姉弟の物語。
第18回小説すばる新人賞受賞作。
この表紙の様にほんわかした話を想像していたのですが案外黒い。
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えー、主人公の1人である行の達観の域に年齢によって達しつつある身としては、うまく共感できなかったかなと。老犬の介護の話も、設定としはユニークなんだけど、ほとんどストーリーに絡んでこないし…。やっぱりおじさんに青春小説を理解するのは、無理かなと思いました。まあ、各登場人物の複雑な心理状態の巧みな描写は、作者の力量を感じましたが。
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うちにはにゃんこがいて、私は彼女が大好きなんですが、
行がハル(要介護のわんこ)にしてあげてるようにきちんとしてあげられるかな。
できると思うけど・・・
生き方が真面目な2人の姉弟の物語です。
若いけど見習わなきゃなー。(2009.7.20.)
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こないだ本屋で衝動買い。
表紙の絵のかわいらしい雰囲気が少し苦手だったけど、
出だしの読みやすいかんじに誘惑された。
これを読んで、最近、いろんな人からの視点で書いている
作品が好きなのかもしれない、と思った。
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カテゴリーが難しいけど・・。後半、登場人物がぐちゃぐちゃして(そういうストーリーだけど)よくわからなくなってしまった。難しい家庭環境、犬の介護、職場の人間関係・・いろんなものが詰め込まれてて(まあ実際の生活ってそうなんだろうけど)主題が見つかりにくいというか。。でも、弟は好きだ。
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購入。
離婚して長いこと別々に暮らしている兄弟。
だけど、変にぐれたりするんじゃなくて、それぞれの個性が伸びていったすごくまじめな兄弟の話。
二人がそれぞれ感じていることの共通点や違いが面白くて、
老犬の介護の様子がリアルだったり。
2人がお互いに黙っていることもあるけど、それは仲が悪いからじゃなくてお互い認め合ってるからだから。そういう関係ってすごく理想だなって思った。
よんだ後味がすごく良かったな。
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文庫の表紙はハルと園と行のスリーショット。
18歳ぐらいの時に飼ってた柴犬を見取ったのでちょっと感情移入。
見ず知らずのお隣さん同士が絡む様がほっこり。
個人的には、なっちゃんのくだりをもう少し広げてほしかったところ。
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購入者:吉田愛(2009.8.2)
タイトルと表紙のみを見て買いました。
姉弟の成長とともに年老いた愛犬・ハルの臨終の場面では、昔実家で飼っていた愛犬が病気で死んでしまった時のことと重なってしまって泣けてきました。
登場人物の感情表現がとても繊細でした。
返却:Shin(2009.10.5)
複雑な家庭環境で育ち、複雑な立場におかれ、複雑な出来事を経験する姉弟。そんな二人を愛犬ハルはどんな思いで見守っていたのか。感情が表現できないハルの気持ちが想像できるような気がします。
貸出:仲村(2009.10.17)返却:(2009.12.11)
姉の園と、弟の行の二人それぞれの目線の日常の物語でした。私は、同じ女性なのか、園目線の物語にはまりました。少し怖かったですが・・・。私があの立場になったら・・・。園は強い女性だと思いました。
ハルがいってしまった時の話は、昔に飼っていた猫を思い出して、うるっ
ときてしまいました。(感情移入しやすいんですかね?)
貸出:清水(2013.1.8)返却(2013.1.30)
雑な家庭環境、性格、体質、様々な悩み、問題がある登場人物と犬の「ハル」との話です。「ハル」は、老犬で介護されていて「死」が目前に迫っています。「ハル」の死によって、主人公の二人が少し自分を吹っ切った感じが終盤よくわかりました。
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09/08/15読了 行の気持ちはよく分かる。悪いんもんじゃないのになと思う。それがいけないんだろうか。