- 出版社:文藝春秋
- サイズ:18cm/245p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-660685-6
世界がわかる理系の名著 (文春新書)
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(3件のユーザーレビュー)
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- 税込価格:788円(22pt)
- 発行年月:2009.2
- 発送可能日:1~3日
- 本 ガイド
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商品説明- 「世界がわかる理系の名著」
理系の名著の中には人類の価値観を根底から覆してきた革命的な書物が多々ある。世界を変えた14冊の本を取り上げ、知っているようで知らないその中身をわかりやすく説いたエデュテインメントな解読本!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「世界がわかる理系の名著」
鎌田 浩毅
- 略歴
- 〈鎌田浩毅〉1955年東京生まれ。東京大学理学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は火山学。著書に「火山はすごい」「成功術時間の戦略」「ブリッジマンの技術」など。
ユーザーレビュー- 「世界がわかる理系の名著」
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2010/01/11 12:57
第一人者の本は時を経ても色褪せない
投稿者:GTO(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に「京大で受けたい授業NO.1の名物教授」とあるのがうなずける、楽しく分かりやすく知的好奇心を大いに刺激してくれる本であった。
取り上げられているのは、ダーウィン、ファーブル、メンデル、ワトソン、ユクスキュル、パブロフ、カーソン、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ハッブル、プリニウス、ライエル、ウェゲナーの14人の著書である。(化学分野が少ない気はするが、著者の専門上仕方ないだろう、次作に期待)多くは世界史にも登場するので名前を聞いたことがあるだろう。しかし、その著書ファーブルの「昆虫記」とカーソンの「沈黙の春」を除けば原典を読んだことがある人は少ないのではないだろうか。
私自身もあとワトソンの「二重らせん」を以外読んだことがなかった。一つの理由は、これらの名著で扱われている内容が、高校までの教科書にまとめられていて、あえて原典を読む必要を感じなかったことである。また、多くはかなり昔のものであるため古臭い文章だという思い込みがあったり、相対性理論のように難解で、入門書しか理解できないだろうと諦めが先だったものもある。
しかし、この本を読んでそれが間違いであることに気がついた。画期的な発見が初めて世に問われる瞬間の生き生きとした躍動感は原典でこそ味わえるものである。それは、教科書からは得られない科学する喜びであり、真理に迫るワクワク感である。参考文献も充実しているので、これから科学の世界を目指す人はこの本を読んで、興味ある分野の名著に是非挑戦してもらいたい。
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/03/18 22:44
すこしでも科学に興味のあるひとには得な本
投稿者:Kana(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去の有名な科学者が書いた本を紹介するというスタイルをとっているが,おもな目的は本よりその著者を紹介することである.本の内容にももちろんふれているが,あまりページをさいてはいない.240 ページほどの新書によって 14 人の科学者とエピソード,彼らの著書だけでなく彼らにかかわる最近の本も知ることができるので,すこしでも科学に興味のあるひとには得な本といえるだろう.
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/12/01 16:16
原著を齧ってみるきっかけに。
投稿者:銀の皿(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「書いたのはこんな人」「こんなことが書いてある」「その後、世界はどう変わったか」「エピソード」「科学者の教訓」「さわりピックアップ」。ニュートン、ダーウィン、アインシュタインなどの、全部で14の著作について上記のような項目に分けて書かれている。
「・・こんな人」は、なかなかよくできた人物の紹介であると思う。2,3ページに、ポイントが要領よくまとまっている。
「さわり・・」は原著からほんの数行ずつ、1~2頁文。数式や長い論理はでてこない。これで雰囲気がわかるのだろうか?しかし、原著も地の文だけ、理解できるところだけ「何が言いたかったのか」をまずは読むというのも「あり」なのかな、と思い至った。科学の著作のことであるから、書かれて何百年もたてば内容が間違っていることも当然ある。しかし、「あの時代に、あのような考えを提出した」ということの重大さは変わらない。それならば「なにを言いたかったのか」をまずはしっかり学ぶことが原著を読む一番の意味だろう。理系の著書ばかりでなく、思想書など文系の著書も同様なのではないだろうか。
認識を変えるような名著は、ここにあげられた以外にももちろん沢山ある。しかし、とりあえずこのようなところから「どんなものか」の様子を垣間見、原著に近づいてみる、というのでよいのだろう。なんとなく様子がわかり、興味がもてたら、全部理解できなくてもいい、原著にあたってみる。幸いにして、日本語訳も文庫などで随分入手しやすくなっているものも多い。
この本で学んだ一番大きなことは、鵜呑みにして先人・偉人の名前業績を覚えるばかりではなく、ちょっと気になったら原著を齧ってみること(勿論、「齧っただけ」で「理解した」かどうか、の自覚が必要だが)の大事さであった。
本書を読むことが、原著を齧ってみるきっかけになればよいと思う。







