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(2009年07月05日読了)
・多くの人々は往々にして先輩や上司など、自分よりも名声があり信用力の高い人とネットワークを築きたがる。ただ最も重要なネットワークは価値観を共有できる仲間・友人である。そしてうまくいっている時には苦しんでいる人を助け上げ、逆の場合には励ましあう。P16
・「志士」とは武士道精神に則り、高い倫理観と使命感を兼ね備えたリーダーを指す。強い使命感を持ち、「この世に生まれて何をするのか」を考えつづけ、「お金儲け」のみを目的とせず、自らが社会の創造と変革を担おうとする姿勢を持った人々のこと。P18
・ケース・メソッドでは実際のビジネス同様、唯一絶対の正解はない。経営環境を分析し、選択肢を上げ、長所・短所を列挙し、意思決定し、どう行動計画を立てるかを、議論を通して学ぶ。知識や理論を習得するよりも、「それらを使ってどう考えるのか」を学ぶ事に主眼が置かれている。P22
・定石を学ばずして、試行錯誤を繰り返して実戦だけを重ねるよりも、定石を学んで実戦と組合せながら効率よく学ぶ方が、学習速度が速く、効率的に強くなる。また独学で試行錯誤しながら自ら定石を構築しようとしてもとうてい作りえない。それは今まで長い時間を掛けて伝承されてきたものだから。P24
・本質をつかむには三つの方法。?短期でものを見るのではなく、長期で考える事。短期的に成功していても長期的に成功するとは限らない。?枝葉末節ではなく、大枠を見るということ。細かい所ばかりに目がいくと、「木を見て森を見ず」になってしまう。常に大枠を見失わずにいながら、必要に応じて細部まで入っていく。「細部に神が宿る」。大枠を考えて、細部に入り、そして大枠に戻る。そして問題を発見したら再度細部を分析する、というように思考の自由自在に高くしたり、低くしたりする訓練が必要。?多面的にものごとを見るということ。経営は複雑系の最たるものだと言われている。様ざまな角度から見る必要がある。P26
・自分の考えている事を他人に伝える事は簡単なようで実はそうたやすい事ではない。よく伝える為には伝える相手に伝えたい内容を、効率的に伝達しなければならない。そのためには自分の考えていることを十分に理解する必要がある。その上でそれらを構造的に捕らえて、簡素化しなければならない。複雑にすると自分にとっても相手にとってもかわりづらくなるから。P30
・参考「グロービスMBAマネージメント・ブック」P37
・リーダーとして重要な事は、わけのわからない化け物のような会社の経営において、長期的視点で多面的にものごとを見て、大枠を捉えながら問題の本質を見極めることである。その上で、問題の軽重を理解し、適切に優先順位をつけながら判断する事である。P38
・意思決定には二つのアプローチ。?問題の適切な判断から始まる「状況判断−問題発見−問題解決」。?ビジョン、会社の進んでいくべき方向から考える「ビジョン−長中短期的戦略・行動計画」。本来はビジョンからのアプローチで会社がうまくいくのがベスト。P39
・際限なく?現状認識、?選択肢の列挙と分析、?意思決定と行動計画の策定、そして?行動を、繰り返し行う。不慣れなリーダーは問題解決にこだわりがちになり��その結果全体を見失ってしまう事がある。小さな問題は認識しながらも何ら対策をとらない、つまり無視する事も重要。P40
・通常は多くの人とチームを組んで行動する事になる。行動に移すのは個人ではなくチームなので、経営の定石をもとに意思決定した戦略を、チームの仲間に適切に伝える必要がある。P42
・リーダーシップに必要な人間関係能力、?人間力(人間的魅力・人徳、情熱・信念)、?伝える力(コミュニケーション能力、説得力、交渉力)、?やる気にさせる力(モチベーション力)。P42
・「企業は、リーダーの器の大きさで決まる」。P63
・何をするべきか考える際には、さらに根源的な質問を投げかける必要がある。「自分は何のために生きているのか。なぜこの世に存在するのか。」というような哲学的な問いかけ。その結果生まれるものが自分の使命、任務である。もし自分の任務を見つける事ができたならば無限大のパワーが生まれてくる。P76−81
・「人間的魅力のある人」の定義は、「自分の感情というものをまっすぐにそのまま気持ちよく表現できる人」。P83
・参考「代表的日本人」内村鑑三。村人の信頼を失っている名主について、「自分可愛さが強すぎるからである・・・村人に感化を及ぼそうとするなら、自分自身と自分のもの一切を村人に与えるしかない」と。P88
・誰しもが、一つの事を考え抜き、考え尽くし続けて、ある臨界点を超えたときにその思考は、信念への変わる。P96
・参考「新説『陽明学』入門」林田明太。「人は志のないことを患えるのみで、功のないことを患えない」、「一方的な講義などではなく、質疑応答を中心として、師が弟子に気づきや自得を促すところにメリットがある」、「事上磨錬=実際の事に当たって心を練磨する事である」、「人生最大の病患は傲慢の一言に尽きる」、「陽明学とは、心を陶治する、鍛える事の大切さを主張した教え。万物一体の考え方を理解し、心の中の葛藤をなくし、不動心を確立する教え」、「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」、「心の美しさを保つ努力を心掛けなければならない。身体の健康に気をつけるように、心の健康にも日々気をつけなければならない」P102
・「”学者”とは、徳によって与えられる名であって、学識によるのではない。学識は学才であって、生まれつきその才能を持つ人が、学者になる事は困難ではない。しかし、いかに学識に秀でていても、徳を欠くなら学者ではない。」P105
・向上心。基礎的能力さえあれば、あとは学ぶ意欲が強いかどうか。向上心のある人は自分の能力を活性化させて、脱皮を繰り返しながら成長できる。逆に能力があっても向上心がないと、時間を無駄に使ってしまい、成長がおぼつかない。P106
・人的ネットワークとは、「人間力」の高い人々が、自らの信念・志を伝播する事によって生じるものである。P120
・マーケティング的に言えば、人的ネットワークを高めようと多くの人に出会っても、人間としての魅力がないとネットワークはできない。P120
・人間力のある人・・・人間的魅力や人徳を兼ね備えていて、情熱と信念を持ち行動する人。P122
・「大善は少なく小善は多い。大善は名声をもたらすが小善は徳をもたらす。世の人は、名を好む為に大善を求める。しかし名���為になされるならば、いかなる大善も小さくなる。君子は多くの小善から徳をもたらす。実に特にまさる善事はない。徳はあらゆる大善の源である」P123
・感情は伝播する。したがって良い感情に身を包まれていると、それがまわりにも伝わり全体が良い状態に満ちる。そこでまわりを良くするには自らの感情を良くすることが重要。P126
・会社の枠組みに個人を合わせるのではなく、個人のやりたいことに会社を柔軟に対応させる。P135
・良縁と出会えば良くなり、悪縁と出会えば悪くなる・・・この考えが正しいとすると、可能な限り良縁と出会っていく必要がある。その為良縁のネットワークが作れる場(ハブ)となるようグループは努める必要がある。P140
・感化力は、人間力魅力を持った人が強い信念を発することによって伝播していく。この信念はエネルギーとして周囲に波及する。強い信念を持って行動すると、人が集まり、意識も共有されて、ものすごいムーブメントになる可能性がある。P142
・思考を深めるためには、健全なディスカッションが重要。自分が考えている事は必ずしも100%正しいとは限らないので、多くの人の意見を聞く方がよい。他人の意見を聞いたからと言ってもすべてを取り入れる必要はない。P160
・大切なことは、常識を破る発想をし、頭の中で思考を広げ、最後は可能性を信じてとことん考える事。企業家の発想方法は、まず全てが可能であるという前提で、自由にアイデアを出し合う。筋が良いアイデアがあったら足りない資源(ヒト、モノ、カネ、時間、情報)を列挙してプランが実行可能かどうかを真剣に検討する。P164
・帝国データバンクが発行している「会社はこうして潰れていく」という類の本の中では、「日本という社会は、敗者に対して厳しいのではなく、プロセスにおいて不正な事をした人に対して厳しい社会」P171
・勝負をするプロセスにおいて礼儀を欠かず、自分の考えている事を謙虚に伝え、決して華美な行動をしない事が重要。そうすれば例え失敗しても社会は手を差し伸べてくれる。P172
・創造と変革は、常識を否定して、自らの頭で考える事から始まる。強い使命感を持ち、多くの仲間を募りながら、勇気をもって行動することが肝要となる。P174
・志士とは、「志を胸に、社会に貢献するという強い信念を持ったリーダー」P184
・AQ(Adversity Quality)「逆境指数」が高い人がリーダーである組織の方が、低い人がリーダーであるよりも継続的に高いパフォーマンスを出す。P186
・試練というのは、成長するために必要不可欠なもの。試練がやってきたら、「成長できる機会が生まれた」と小躍りするぐらいに喜んだほうがいい。そう考えると人生は楽しい事の連続である。P187
・過去・現在・未来の流れの中で、今何が求められているか。リーダーとして意思決定するには今はどのような時代であり、将来はどうなるかを考えることが肝要。そのためにも歴史感を持つ必要がある。P193
・人生観。今なぜこの世に生まれてきたのかを考え、哲学をする事。P196
・参考「代表的日本人」「武士道」「新説『陽明学』入門」、斑目氏のの哲学。「空海の風景」「曼陀羅の人」P196
・参考、プラトン、アリストテレス、マキャベリ、ホッブス、ロック、ルソー、マルクスなどの古典と言われる哲学、社会学。マーチン・ルーサー・キング・ジュニア、アウン・サン・スー・チー。P197
・「倫理観」の中心題目は、徳である。P199
・金銭欲、名誉欲、権力欲など欲望を削ぎ落とし、自らの氏名を見つけ出し、それに向かって邁進してほしい。P201
・「ビジョナリー・カンパニー2」ジェームス・C・コリンズ。「飛躍の道は小さな努力の積み重ねによって開かれていく。一歩一歩、行動を積み重ね、決定を積み重ね、弾み車の回転を積み重ねていき、それらの積み重ねによって目覚しい業績が持続するようになる」
・参考「国家」プラトン。
・参考「吾人の任務」「人生の座標軸」。P221
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受験後のボーっとした気分に活を入れてくれる本であった。いくつか重要なキーメッセージのうち、「何事も短い期間で成し遂げようとあせらずに、壮大な志をもとに、十年から三十年のスパンで作り上げようと地道に考えたほうが結局は近道」、「志とは、壮大でかつ、感動を伴うものであり、成し遂げるということを事前に意思決定すること」、が特に気に入った。
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とにかく、熱い。
勉強になることはもちろんであるが、この現代でも「志士」になれる本。
志士の5カンは秀逸。
「世界観」「歴史観」「人生観」「倫理観」「使命感」
読み終わるとエネルギーになります。
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堀さんの今ある土台が判った気がする。好きなヒトの1人だと確認出来た。タイトル通り、創造と変革の志士でありたいと思う。迷ったら読む一冊かもしれない。
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グロービス経営大学院の堀学長の著書。創造と変革の志士たちの輩出をミッションとする同大学の教育理念や教育システムがよく分かる内容になっている。
本書では、勝ち組の反意語は何もしない人、と述べられている。
失敗はあくまでも成功への必要なプロセスでしかない。
その一歩を踏み出さずに失敗しない人よりも、一歩を踏み出して失敗した人の方が、ずっと前に進んでいる尊い存在ということである。
さて、明日も頑張ろう。
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著者の使命感は?日本そして世界に創造と変革の新たなダイナミズムを作ること。多くの人材(志士)を輩出し、社会の創造と変革を促しながら、良い会社、良い日本、良いアジア、そして、良い地球に変えていくこと。
教育に携わっているのも、創造と変革を生みだすための手段かもしれない。
結果として、多くの人の目が輝き、ハッピーな生き方ができるような環境を作ること。
グロービスは、どんな人材を育成したいのか?
現代という不確実性が高く、不透明な時代に、世の中を創造し、変革できる力を持った人材。
グロービスの教育理念
グロービスは、日本及び世界のビジネスリーダーたる【創造と変革の志士】を輩出するビジネススクールとして存在する。
グロービスは、能力開発し、人材ネットワークを構築し、志を養う、三つの場を提供する。
志とは、壮大で、感動的なものでなければならない。
志とは、成し遂げるということを事前に意思決定すること。
志が、強固なものになると、信念にまで到達する。
信念は知の極みである。
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創造と変革の志士の3つの要素、能力開発・人的ネットワーク・志
HBSで学んだ3つのこと、定石・本質を見きわめる方法・効果的に伝える方法
リーダーに必要な能力、知識とフレームワーク・考える力・人間関係能力
1. 現状認識
2. 選択肢の列挙と分析
3. 意思決定と行動計画の策定
4. 行動計画
↑際限なく繰り返す
どんなスキルでも「反復と継続」で習得できる
僕は、グロービスを立ち上げたベンチャー経営者であり、同時にベンチャー・キャピタルも運営している。経営書を読み、経営を実践し、投資を行いながらも経営に関する研究もしてきた。ただ、経営面に関して、経営そのものから学べることには、自ずと限度があるのではないかと認識し始めている。すなわち、歴史、心理学、進化論、哲学など様々な分野の読書をすることによって見聞を広め、音楽、芸術、スポーツ、遊びなどを通して、人間の幅を広げていく。そうした努力をすることが大切ではないかと考えるようになったのだ。p61
陽明学とは、明大に王陽明が唱えた学術思想だ。陽明は実践を重んじ、自律的で情愛に満ちた道徳を説いた。p99
僕は、たった一人でグロービスを立ち上げた。僕には、信用も、実績も、ネットワークも、資金力もなかった。あったのは、HBSのキャンパスで思い描いた「ヒト・カネ・チエのビジネスインフラを作り、創造と変革を行う」というビジョンと「可能性を信じる」という信念、そして「吾人の任務」という使命感だけであった。p129
バイブル(聖書)が存在するからこそ、ローマ・カトリック教会はあそこまで大きくなり、長く存在しているのである。人的ネットワークの集合体である組織を長く存続させるためには、まさにバイブルとなる経営理念が必要なのである。理念がしっかりしていれば、人々は愛着を持ち、居続けてくれるのである。p137
「経済のゼロ成長」だが、すべての市場が停滞しているわけではない。確かに、総和としての日本のGDPは過去数十年間停滞しているが、各市場単位で見ると、伸びている分野もあれば縮小している分野も当然ある。その総和がゼロなのである。したがって伸びている分野にある会社には、投資できる可能性がある。次世代光ディスク、組み込み型ソフトウェア、光通信技術、ナノテクノロジー、モバイル技術、ロボット技術、デジタルコンテンツ、新世代エネルギーなど、日本の強みを活かした有望な成長市場も多い。
【技術革新のトレンド】
インターネットの方向性・携帯技術の進展、バイオテクノロジー、ナノテク、新素材などの技術革新が、どのようにビジネス構造を変革するのかを認識するのである。
昨今ではたとえば、地球温暖化の問題に原料高が重なっていることから、電気自動車やプラグインハイブリッド、燃料電池、風力や太陽エネルギーなどのクリーン・テクノロジーや、リサイクル関連のテクノロジーなどに新たなベンチャーの可能性があると思う。
【社会・人口動態的変化】
ベビーブーマーの高齢化による人口構造の変化、少子高齢化等の人口動態的な変化、あるいは高学歴化、女性の社会進出等の社会的変化等を認識する必要がある。シルバー産業など高齢化に対応する産業や、保育園の民営化などに創造のタネは広がっていると思う。
【消費構造のトレンド】
消費者の購買態度はどのように変化しているのかを、念頭に置く必要がある。社会構造のソフト化、サービス化、レジャー化、高度情報化のトレンドも常に把握しておかなければならない。昨今は、ソーシャル・ネットワーキングなどの関係性の追求や、ユーザー自身がメディアとなる媒体への利用傾向が高い。
【規制緩和の方向性】
規制緩和は常に大きなビジネスチャンスを生み出す。常に政府の動きを把握して、どの分野において規制緩和がなされて、その結果、どのようにビジネス構造が変化するのかを把握することは非常に重要である。
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グロービス学長堀義人氏のメッセージは明快だ。
いまや日本MBAの総本山とも言えるグロービスの学長が、
『知』以上に『志』に価値を見出している所も興味深い。
ビジネススキルやテクニックを学ぶだけでなく、
仕事を通して人として如何に成長するか、成長した自分が成すべき事は何か、
改めて自分に問いかける機会となる内容。
以下、本と講演のメモ
・能力とは、反復練習の賜物
・組織はトップの器以上には大きくなれない。逆に言えば、
トップが成長すればそれだけ組織も成長する。だから、常に自己研鑽を重ねる。
・強みを伸ばすことに特化する。一歩抜きん出るまで強みを研ぎ澄まし続ける。
・時間をどう使うか、を考えることに時間を使う
・可能性を信じる
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「幕末の志士たちのように、21世紀を駆け抜ける志士となるための心構えを学びたいあなたに」
この本で繰り返し主張されているのは”志”だ。
志は自らの使命を悟ることにより、生まれる。自分の中の欲求や感情をそぎ落としたときに初めて、知ることができる。
次に自ら試練に立ち向かう。
困難な状況に立たされて初めて人は成長できるからだ。ピンチを成長のチャンスととらえて、試練を楽しむ。
そして志を信じ成し遂げるためには、大いなる勘違いが必要となる。
つまり、徹底的に自分自身をだまし込む、信じこませる。もし自分を信じられなくなったとしたら、それは自分の限界を作ってしまうことになるからた。
ほかにもさまざまなエッセンスが盛り込まれており、噛めば噛むほど面白い本だ。
著者は武士道精神や陽明学を進めている点も面白い。
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堀さんのグロービスにかける熱い想いがたくさんつまっている。
グロービスを30年でアジアNo.1のビジネススクールにするという想いを抱き、それを一途に実行している強い信念、すなわち「志」。
「志とは、壮大で、かつ感動を伴うことを、事前にやり切ると心に誓うことから始まる。」
自分自身の志を探しもとめよう。
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ビジネススクール「グロービス経営大学院」の学長である堀さんが、
グロービスが掲げる理念やビジョンを、より詳しく解説した内容です。
自分のライフワークとすべき使命をしっかりご自身で認識されて
いることが、凄いなあと思います。
宗教的な問いかけですが、
「自分がこの世に生まれた意味、ミッションは何か?」
という問いに、ビジネスマンとして、どこかで明確な答えを出せる
ように、自分もなりたいものです。
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リーダーに必須な資質とは?
→常識を否定し、自らの頭で考えること。その上で、強い使命感と志を持ち、仲間を募りながら可能性を信じ勇気を持って行動すること。
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他の著書と同様、透明度の高い文章だと感じる。それと、その底に熱さを感じる。
ただ、よく言えば清廉潔白なのだが、行間にいい意味でのギラギラしたものが出てこない。
そういうタイプの起業家もいるのだなと思わされるが、行っている事業がビジネススクール、教育なので、当然かもしれない。
一方で、ベンチャーキャピタルもやっているが、自社は上場していない。そういうところに判断に迷う。
この本自体は、素直な気持ちで読めば、あるべき方向性は示されると思う。コーチング等と通じるものを感じる。
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タイトルの創造と変革の志士を養成する三つの要素として能力開発、人的ネットワーク、志について筆者の経験を元に解説する。
高い志、倫理観などテクニックではない筆者の熱い思いに触れることができる。
またグロービスに通ったことがある方であれば更にそれが現場で実践されていることが実感できる。
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グロービスのオープンセミナーに行ったら頂きました。
頂き物なので恐縮ですが、グロービスのパンフレットのようなので、グロービスに興味がなければあまり読まなくてもいいと思います。
ただ、最終章の『「創業と変革」を担う人に求められるマインド』はテンション上がるかも。
どれだけ試練を楽しむことが出来るか、「志士の五カン」=世界観、歴史観、人生観、倫理観、使命感が必要とのことです。
しかし、成功しているベンチャー起業家は、みんな成功第一ではなく、社会のために何かやったろう!と思ってやってますなー。