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犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 上(ハヤカワ文庫 SF)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.4
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 SF
  • サイズ:16cm/463p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-011707-8

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紙の本

犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 上 (ハヤカワ文庫 SF)

著者 コニー・ウィリス (著),大森 望 (訳)

人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生...

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犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 上 (ハヤカワ文庫 SF)

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犬は勘定に入れません(上)

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商品説明

人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは、大聖堂にあったはずの“主教の鳥株”を探せと計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、とうとう過労で倒れてしまった!?SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作。ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ヒューゴー賞】【ローカス賞】【クルト・ラスヴィッツ賞】【イグノトゥス賞】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー17件

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評価内訳

  • 星 5 (7件)
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  • 星 1 (0件)

2009/10/11 16:37

投稿元:ブクログ

タイムトラベルが可能になっている未来から、19世紀へ。
犬と猫を連れてのてんやわんやのテムズ川の旅。
若い二人の研究者のロマンス。
「ボートの三人男」へのオマージュも。

2014/12/18 20:40

投稿元:ブクログ

『航路』『ドゥームズデイ・ブック 』の
シリアス路線とは一味違うコメディ。
語り手、主人公が疲労困憊で混乱気味なので
最初の方は混乱に付き合わされて読みにくいが、
周りの見えないマイペースな登場人物、
当初自分すら見失っている主人公、愛すべき動物
に魅力的なヒロイン。ドタバタコメディラブロマンス
にならない方がおかしい、娯楽作の要素たっぷり。
数多く繰り返される引用、ヴィクトリア朝、
知らないことに興味をひかれて調べるのも副作用。

2010/09/22 13:00

投稿元:ブクログ

文庫で発売された時から気にはなっていたのですが
今ひとつ購入まで踏み切れず図書館で予約して読みました。面白いと言えば面白いのですが…

あまりにもドタバタすぎてちょっと読んでいて疲れます。個人的な意見ですが本の主人公が疲労困憊していると読んでいる方も疲れませんか?
執事が怪しいとは思っていたんですよね~ でも結局あの二人があの時代に何故いなくてはいけなかったのかは最後まで読んでもよく解りませんでした…
そして表紙ですが、アージュマンド姫とは柄が違いますね~
そして金魚を食べる猫ってみた事ないなあ(猫飼い歴30年以上だけど)
大体猫は金魚で遊んで地面に放り出し、死なせてしまう事はあるけど大体にして食べてるのはカラスだったりするんですよね~

ちなみに某Wさんは金魚食べた事があるって言ってたな。骨が多く食べれたもんじゃ無かったって言ってましたが。

2012/10/06 10:31

投稿元:ブクログ

SFで題名がコレというので確実にコメディと敬遠していた自分が馬鹿らしい。何故か執事役やってる未来人のフィンチが完璧にジーヴスだし、思った通りジェロームのボートの三人男だし!犬は勘定にいれませんし!キャラクターが生き生きして、大笑いしながら、ヴィクトリア朝風に自分でもあれこれ仰々しい引用を思い浮かべながら読むとさらにベター。

2009/06/16 01:10

投稿元:ブクログ

推理小説なのか、それともSFなのか迷う作品。
たぶん、SFより。


タイムトラベルが可能になった未来で、主人公はオクスフォードの学生。
タイムトラベルの技術そのものは、過去のものを未来に持ち込めないという時空の自浄作用のようなものの存在によって、企業からは見放された、あまり活発なものでなくなってきています。

それでも、過去に正確に何があったのか、そういったことや、過去に訪れた人たちによって未来が変えられ、その変更された未来を修正するために、歴史そのものが過去に干渉する。

そんなさなか、主人公がしなくてはいけないのは、死ぬはずではなかった猫が殺されそうになっていたため、未来に持ち込まれてしまったそれを、あるべき場所に戻すこと。

これが単純そうに見えてどうしようもなく邪魔が入る。

実に軽快な文章と(翻訳者さんもお上手)、軽快な物語で素晴らしく楽しいですが、
執事やビクトリア王朝時代が嫌いな方にはちょっとお勧めできません。
歴史好きにはたまらない一品に仕上がってます。

2009/07/04 01:00

投稿元:ブクログ

この本が2冊以上の別の本を読むきっかけを作ってくれたことに感謝したい。
→ボートの3人男
→スターファイター
→コニー・ウィリスの別の本
ヴィクトリアンなお友達がたいへんかわいらしい。
詩も読もうかな。

2010/01/27 15:20

投稿元:ブクログ

ドゥームズデイ・ブックが面白かったのでチャレンジ中。
しかしすでに何度か挫折して今三回目。
何故だ。

2010/05/26 16:26

投稿元:ブクログ

時を駆けるオックスフォード大学院生ネッドのドタバタビクトリアンSFコメディー犬と猫付き。執事もいるよ!たのしい。 19世紀英国の有名人もちらほら登場して、主人公と一緒に19世紀の英国を見学しているみたいな楽しい前編だった。 タイムトラベルしてその時代人と関わったことで歴史に生じてしまったズレの修正に奔走するのだが、強烈な人達にもまれて逆に悪い方向に転がっていくのがなんともwww
物語のスタート地点は、タイムトラベルが歴史調査などのため頻繁に活用されるまでにかなり身近な存在になってる未来。 まだ殆ど未登場なのにやたら存在感がでかい女帝のような大学教授が、巨額の費用を投じネッドを含め多数の大学生教授を問わずタイムトラベルに駆りだしてまで第二次大戦中空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂をより精密に再現することに異様な情熱を注いでいるのは何故か。 ネッド達は歴史通りのカップルを成立させることができるのか。 そしてタイトルになってる花瓶こと「主教の鳥株」とはそもそもどんな花瓶なのか、そしてはどこにあるのか! 謎がたくさんで下巻読むのが楽しみ。

2015/08/31 10:06

投稿元:ブクログ

ヒューゴー賞とローカス賞のダブル受賞を果たした本書は、コニー・ウィリスの人気シリーズ<史学部シリーズ>の第2弾。
いったいこのシリーズだけでどれだけの賞を受賞したのか気になるところです。

全2巻。シリアス路線だった前作「ドゥームズデイ・ブック」と異なり、今作はどたばたコメディ。抱腹絶倒もの。
そして単なるどたばたコメディではなく、SF、ミステリー、そしてラブロマンスも兼ねそろえた充実ぶり。こういうと、ごちゃまぜな感がありますが、うまくバランスが保たれているのは、著者の技量によるものか。
ウィリスのシリアスな作品も好きですが、どちらかというと「まれびとこぞりて」のような作品が好きな自分にとっては、もの凄く楽しく読み進めることができました。今回は結構笑ったなぁ。
相変わらず「人の話を聞かない登場人物」の存在が強烈。もはや様式美ですね。
本書では、前作に比べてさらにドギツイ登場人物が登場します。それはもちろんレイディ・シュラプネルとミアリング夫人(他にもたくさんいますが…)。なかでも烈女シュラプネルの理不尽を通り越した要求の数々には、怒りを通り越して、思わず笑ってしまうほど。この女、殆ど登場しないのにかなりの存在感。苦難苦悩、紆余曲折を経てようやく見つけた主教の鳥株に対して彼女が投げ掛ける一言には、「こんのクソババア!」と返したくなりますが、これもまあ彼女らしいといえば彼女らしい。

一方、肝心のSFの部分では、カオス理論を基軸とするタイムトラベルの仕組みが少しばかり明らかになるところも。
ここでのタイムトラベルは、過去に戻って出来事を変えることにより、未来を変えることが「できない」とされます。したがって、未来を大きく変えるような過去での行為は、そもそも「過去では行えない」か「その後の調整により無効化」されます。「その後の調整により無効化」とは、最終的な結論が同じになるよう、未来に大きな影響がない範囲で途中のプロセスが改変されること。こういった幾つかの制約、そして神の見えざる手により、未来は保全されるのです。
ところが、本書ではタイムトラベル上では「できない」とされていた行為が行われてしまいます。
それは過去の「モノ」を現在に持ち込むこと。
なぜ実現不可能な行為が行われてしまったのか、そしてその影響とは…?
このあたりの謎を解明することが、本書のミステリー要素の核となる部分。そして、本書の終わりに明らかにされる壮大な仕掛けは、「おおきな風呂敷を広げたなぁ」との印象が拭えません(笑)。なぜかヴォークト「イシャーの武器店」のラストを連想したこの大風呂敷。果たしてきちんと閉じられるのでしょうか。

さて、文庫版の装丁にもなった犬のシリルと猫のプリンセス・アージュマンド。
この2匹にとにかく癒される本書は、頁数の多さが気にならないほどストレスフリーに読み進められる傑作でした。

2011/10/18 00:39

投稿元:ブクログ

時は2057年。いくつか制約があるもののタイムトラベルが可能となった時代。オックスフォード大学はコヴェントリー大聖堂の復建に協力している。同大学史学部の院生である主人公のネッドは復建に必要な”主教の鳥株”をみつけるように命じられ過去と現在を行ったり来たりするのだが疲労困憊で倒れてしまった。ちょっとした休暇をとるために19世紀ヴィクトリア朝に軽い任務とともに派遣されたものの任務を忘れたままで行動していたら時空連続体の存亡をかけて奮闘することに……。

主軸はタイムトラベルSFであるがミステリであり恋愛小説であり歴史小説でありユーモア小説でもある。下巻のレビューで改めて感想を述べます。

2013/06/27 13:02

投稿元:ブクログ

『ドゥームズデイ・ブック』が面白かったので手に取ってみました。が、テイストは全然違いました。こちらはとにかくギャグとペダンチックな雰囲気がぷんぷん。乗れればいいでしょうがそうでないと…、というオックスフォード伝統(?)の文学をある意味シニカルなほど受け継いでいます。まあ、たぶん『ボートの三人男』と「ピーター・ウィムジー卿」シリーズはおさえておいた方がいいのかな(どちらも未読)。
面白いですよ。おもわず笑いますけど。
でも、主人公が眠れない話は、疲労が伝染してきてつらいです。
以下下巻。
あ、一つ。「ドゥームズ…」で思ったのだけれど、現代から中世にヒロイン救助にむかう際、ヒロインの降下直後にポイントを設定すれば、彼女は中世での苦労をしないですんだはず。それをやらないのは、理由を読み飛ばしたか、と思ったのだけれど、このお話では、ほとんどそれに近いことをやるシーンがでてきます。
あれ?

2011/03/03 13:30

投稿元:ブクログ

読み始めは、物語を把握するのに苦労した。
主人公が、タイムトラベルによるタイムラグ(時差ぼけ)で、状況認識が曖昧な状況が随分続く。
歴史に関するコネタが続くので、知識があればより楽しめる作品。
知識が無くても、登場人物が皆個性的で、人間関係を追うだけでも楽しめた。
歴史のズレが起こった謎と、主教の鳥株の行方を絡めた推理もの・・・の体だが、物語の中のタイムトラベルに関するルールが明かされるのが後半過ぎて、推理を楽しむのは難しい。

2013/10/08 09:59

投稿元:ブクログ

「ブラックアウト」「オールクリア」「ドゥームズデイブック」の順で読んで、本作。思いっきりドタバタコメディ。「ブラックアウト」の出だしもこんな調子だったな。後半物凄くシリアスになったけど、本作は徹頭徹尾この調子みたい。どっちもコニーウィリスの持ち味なんだね。
「ドゥームズデイブック」の姉妹編との謳い文句だから、またまた泣けるのかと思ったらトンデモナイ。大森望先生のあとがきの如く『ヴィクトリア朝タイムトラベル、スチャラカラブコメ大作戦!!』 下巻に続く!

2012/05/23 10:46

投稿元:ブクログ

出だしは設定がわかりづらくて本当に読みにくいが、テンポがよくてよしもと新喜劇みてるような可笑しさがある。

舞台はタイムトラベルが可能となった未来からタイムトラベルした第二次大戦のさなかやヴィクトリア時代の過去。話の随所に出て来る英文学の古典がドタバタ加減にいっそうの可笑しさを醸し出している。そちらの知識があったらもっと面白かったのに。

2015/01/06 13:28

投稿元:ブクログ

SFは総じて導入の設定を読み込むのが大変。なのでこの本に限ったことではないけれど最初がしんどい。けどそこさえ乗り越えてしまえばぐいぐい読ませるお話でした。タイムトリップが可能になった時代に空襲で焼けた大聖堂を再現しようと躍起になった女王?政治家?金持ち?権力者に振り回され、そのせいで起きた時代の齟齬を直すためにさらに振り回され………上巻なのでまだ先わからず。主人公可愛いヴェリティ可愛いフィンチがいちばんすき。そしてトシーの赤ちゃん言葉は最初は本格的にイラついてたけどだんだん愛らしく感じられてくる病気。

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