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点と線(文春文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.4
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/283p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-769714-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

点と線 (文春文庫 長篇ミステリー傑作選)

著者 松本 清張 (著),風間 完 (画),松本清張記念館 (監修)

博多・香椎海岸で発見された、某省の課長補佐と料亭の女の死体。一見して疑いようのない心中事件と思われたが、その裏には汚職をめぐる恐るべきワナが隠されていた。時刻表を駆使した...

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点と線 (文春文庫 長篇ミステリー傑作選)

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商品説明

博多・香椎海岸で発見された、某省の課長補佐と料亭の女の死体。一見して疑いようのない心中事件と思われたが、その裏には汚職をめぐる恐るべきワナが隠されていた。時刻表を駆使した精緻なトリックと息をのむアリバイ崩し。著者の記念碑的作品となったトラベル・ミステリーが、風間完画伯の挿画入りであざやかによみがえる。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー19件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

電子書籍

時代感覚はずれているがいい推理小説。

2016/02/03 10:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

鉄道トリックを使った最初の探偵小説といえる作品である。新幹線すら登場していなかった1950年代に書かれたので、交通機関に関して現代の感覚とややずれた分があることは否めない(鉄道の速度遅い!とかそのトリックもっと簡単に思いついたやろ!とか)。しかし、幾重にも巡らしたアリバイの網を刑事が突き崩していく過程は読み応えがあったし、結末は読者が想像もしなかった意外な物であり、優れた探偵小説だと思う。確か「優れた探偵小説100」みたいなランキングが選考されたときにベスト10に入っていた。

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今でこそ楽しめる作品

2016/05/09 09:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る

アリバイ崩しの秀作、というよりも
海外の『樽』などと並び、捜査小説の秀作だと思います。

どんでん返しや犯人当て、サプライズ・エンディングなどのミステリー性ではなく
捜査の過程を楽しみたい方には絶対にお薦めです。
個人的には、ミステリーの嗜好が広範囲に亘ってきた今だからこそ
味わいながら読める作品だと思っています。

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2016/02/24 21:01

投稿元:ブクログ

2016年2月24日読了。福岡・香椎の浜で情死した一組の男女。関与が疑われる男・安田のアリバイ「四分間の空白」は完璧に見えたが、刑事たちの地道な捜査により見えてきた真相は・・・?松本清張ミステリの超古典。読む側をあっと言わせる時刻表トリックは「その手があったか!」と言うよりは「え、それ言ってよかったの?」と思わされるのはさすがに時代が違うからしょうがない。読むうちにじわじわ伝わってくる暗くじめっとした怨念、昭和のさびしい街の風景の描写などがたまらない。終章の唐突感も、遠くまで投げ飛ばされるような感覚があって爽快。面白かった。

2016/06/07 11:25

投稿元:ブクログ

清張さん初めて読みました。
文体がもっと読みにくいのかと思っていたら
読みやすかったです。

仮説をたてては破られの繰り返しで
もう…もういいんじゃないでしょうか…
と思ってしまった…苦しい…
(犯人をのさばらすことになるからそれは
よろしくないのだけれど)

有栖川さんの解説もあって
そっかそっか…と思えたのでよかったです。

カラーで絵はついてるし、
ゴージャスな装丁でした。

2012/07/10 20:39

投稿元:ブクログ

シンプルで読みやすいのは勿論、
サスペンスもしくは推理小説の入門として
最初に読むのに適してる小説だと思う。
今でこそまぁ、これといって面白いと
いうわけじゃないけれど最初に手に
とった作品で思いれがあったりする。

2015/02/03 17:25

投稿元:ブクログ

実は、この歳にして初めての松本清張。

ひょんなことから読むことになった。
そして、読んですぐに、もっと早く出会っていたらよかったなと、ちょっぴり後悔。それぐらい、面白かった。

感想は?と聞かれたら、「とても地味な小説」だと答えると思う。
でも、その地味というのは、派手ではないということ。

ものすごく精巧で緻密な地味。

ドキドキ感というものが、すごく安っぽく感じられるぐらい、ドキドキしないドキドキ感という世界を知りました。

おもしろい。

2011/04/20 00:23

投稿元:ブクログ

タイトルが気になり、読んでみました。(図書館レンタル)
マーケッターの目線で読んだ「点と線」はおもしろいものでした。いくつもの点(事実)を結んで、線(戦略)を引く行為がマーケティングそのものように思います。

--佐山とお時とはばらばらな二つの点でした。その点が相寄った状態になっていたのを見て、われわれは間違った線を引いて結んでしまったのです。--

三原紀一(事件)の場合、間違った線を引いたことに気が付いたことが解決となりますが、マーケティングは間違った線(戦略)を間違いだと認めることは課題露出になります。
自分もしくは他人が引いた線を間違いだと指摘し、正す行為は骨が折れます。大抵は既に引いた線に対して進み出しているからです。

それだけに正確な点(情報)をたくさん収集することが重要です。
確かな点を複数見えるようになると、星空の星座のように線を結ぶことが楽しくなります。

2010/06/08 13:12

投稿元:ブクログ

theミステリー。

シンプルかつ難解な事件。

長くもないし、よみやすい。

題名も本編を読むと納得。

素晴らしい。

2010/05/18 21:39

投稿元:ブクログ

推理小説すきなので、一気に読みました^^
交通機関の時刻をつないでいくことが”点と線”てこと
なのかなと思いましたん
個人的に”点と線”って電車なイメージがあるので
すごい気に入りました**

2010/11/18 12:58

投稿元:ブクログ

サクサク読める推理小説。

犯人も、トリックも、動機も、全部思った通りだったけど、読みやすい文章の流れなど、全体的にすごいよかった。内容のおもしろさより文章の素晴らしさに目がいく作品。

結末がわかっても、もう一回読みたいと思わせる、松本清張さんは流石だと感じた。

2013/11/14 01:37

投稿元:ブクログ

トリックはさておき、読み足りないなあという感じ。トリックを解明してからエピローグまでの部分とか、あちこちで描写抜きの解説で話が進む部分があり、そこがどうにも物足りない。雑誌連載だから紙幅の都合かな。

2011/10/30 08:50

投稿元:ブクログ

とてもシンプルなミステリー。
レトリックがその本編の巧みさん見せ付けるような書かれ方がわかりやすくていい。

本編にもあったけど後味は悪かった。
玄海の荒々しい風景が物語の陰湿さを引き立てている、と思うのは、私が福岡にいたからかしら。

2012/01/28 14:47

投稿元:ブクログ

時刻表を駆使した絶妙なトリック・・・


思わずひきこまれました・・・


いろいろと賛否両論はあるみたいだけど


わたし・・・福岡県の香椎の高校に通っていたので・・・


西鉄香椎駅 香椎駅・・など


出てくる地域の特徴が手に取るようにわかったのも


面白いなあって思った要因かもなあ・・・

1957年2月号にこのお話がはじまったとすれば 


わたしが生まれるずいぶん前の話ってことだよね・・・


そうかんがえると 今の推理小説にも


負けてない いやかったくらいの


勢いがあるなって思った・・・


言葉づかいが丁寧なのもうつくしいなあって


感じた一冊

2015/02/01 10:52

投稿元:ブクログ

時刻(数字)を使ったトリックなので読みにくいはずが、スムーズに読み進めてしまったのに驚きました。
文章自体も読みやすく、楽しめた作品です。
現代とは交通・通信手段が違うところは 微笑ましいところ。
「有」と「無」の証明は、現代の推理小説を読むときにも活かされそう。
日本語が綺麗なことも印象に残りました。

今さらながら初の松本清張作品でした。
次は「砂の器」を楽しみます(^^)

2014/05/03 15:45

投稿元:ブクログ

空白の4分間の謎――
推理小説に新たなジャンルをうちたてた画期的名作。

本書は松本清張初の長編推理小説だそうである。
有栖川有栖氏の解説が素晴らしかった。
特に、「かつて嫌いだった」としつつも、
(それはエラリイ・クイーンの諸作品に見られる鮮やかなトリックと華麗なる推理に重きを置いていたから)
この作品の意義を語ってくれているところだ。
なるほど確かに本作の肝の二点、関係のない男女の情死、アリバイトリックについて、有栖川氏の言うとおり突っ込みどころは多々ある。
――それでも、当時の時代の「旅」を感じさせる文章、時刻表にまつわる何気ない随筆の描写、ラストの三原刑事の報告のリアリズムなど。
トラベル・ミステリーの祖に相応しい印象的な作品でした。

ミステリ  :☆☆☆
ストーリー :☆☆☆☆
人物    :☆☆☆☆
文章    :☆☆☆☆