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資本主義崩壊の首謀者たち(集英社新書)

  • 出版社:集英社
  • レーベル:集英社新書
  • サイズ:18cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-720489-6

資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書)

広瀬 隆 (著)

  • 全体の評価 31件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:75621pt
  • 発行年月:2009.4
  • 発送可能日:1~3日
  • 新書

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商品説明- 「資本主義崩壊の首謀者たち」

欲望を全開に、一握りの人間が世界中の富を貪る。そのシステムを容認した結果、世界経済は破綻した。金融腐敗という未曾有の大混乱の真相を明らかにし、日本の進路を指し示す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「資本主義崩壊の首謀者たち」

広瀬 隆

略歴
〈広瀬隆〉1943年東京生まれ。早稲田大学卒業。アメリカ合衆国の権力構造を政財界の人脈調査から精力的に分析・研究。著書に「アメリカの経済支配者たち」「アメリカの巨大軍需産業」など。

関連キーワード- 「資本主義崩壊の首謀者たち」

ユーザーレビュー- 「資本主義崩壊の首謀者たち」

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14人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/07/05 10:43

オバマのバックが誰か、次第に明らかになるだろう。

投稿者:GTO(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小学校の卒業文集に「アメリカの大統領になって、日本を良くしたい。」と書いた覚えがある。小学生の目にも日本の総理大臣が表明することより、アメリカの大統領が日本に要求することの方が、実現率が高いことが分かったからである。しかし、現実にはアメリカ国民がアメリカ人の中から大統領を選んでいるわけで、アメリカの大統領が日本のために何かしてくれるはずはない。
 
 この本を読んで、改めてオバマ政権に何ら期待できないことを確信した。日本人はマスコミの影響もあり、オバマシンパの人が多いようだが、彼のバックが誰で、彼が何をするのか醒めた目で見守っていく必要がある。オバマが叫んだ「チェンジ」はアメリカ国民に向けられたものであり、日本を良くしてあげようなどという意味ではない。彼は日本も「チェンジ」しようとするだろうが、それはアメリカのためにでしかない。それに、アメリカの民主党は共和党よりも日本に対して厳しい政策をとる傾向にあることも思い出す必要がある。日本の支配層は無能で傲慢なだけだが、アメリカの支配層は有能な上に悪辣である。
 
 アメリカの唱えるグローバルスタンダードというルールは、彼らのためにある。それゆえ彼らの都合に合わせて変えられる。そのことはスポーツを見ても分かる。日本人が優勝して種目は、廃止されるか、次々とルール改変が行われる。日本製の水着を着た日本人の記録は認められない。水泳、スキー、そしてもともとは日本のスポーツである柔道までもである。
 
 話を経済に移すと、まず第一に「何も生み出していない者が大金を手にする社会は不健全である。」確かに経済は共同幻想で成立している。だから、その幻想を操れるだけの元手と手法を持っている者たち(金融マフィア)は、好き勝手できる。できるだけでなく、彼らは実際に大掛かりな詐欺をやって逃げたのである。現在我々の収入が減少している分を掠め取り、知らぬ振りをしているのである。ノーベル経済学賞受賞者も含まれるらしいが、実はノーベル経済学賞は正式なノーベル賞ではない。経済学者に恋人を取られたから作らなかったと面白おかしく語られることが多いが、ノーベルはその時経済学者たちの詐欺的性格を直感したからではないか。
 
 ただ、このように語っても空しさが残る。著者が唱える解決策は非現実であるからだ。アメリカの支配者たちはそんなにヤワだとは思われない。日本にはそれに伍して交渉に臨める(かつての白洲次郎のような)人材が見当たらない。政治家たちは政局争いなどしている時でないことを肝に銘じてほしい(大連立しろと言っているのではない)。徒党など組まず、是々非々で、行動しなければこの難局は乗り越えられない。手をこまねいているうちに、我々日本の庶民が食い物にされているのだ。我々庶民もオバマに声援など送っている時ではないのだと、この本を読んで知るべきである。

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