「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
人生の暗号 あなたを変えるシグナルがある (サンマーク文庫)
人生の暗号
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「天の貯金」
2020/03/31 06:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の幸不幸は遺伝子で決まるのか・・・? という仰々しいものではなく、眠っている良い遺伝子を目覚めさせて、未知なる人生をより良く生きていく、という事について述されています。
最新のコンピュータで将来どのような人間が生き残るかという問いかけに、譲る心を持った人間と出たそうで、そこからも考えるとダーウィンの進化論は完全性を帯びている訳ではなく、生物は互いに協力しながら発展してきたと見る方が有力だとの見解は興味深かったです。
第3章からかなり内容に引き込まれました。
紙の本
偉業を成し遂げた研究者が語るから意味がある
2013/07/07 11:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のずち - この投稿者のレビュー一覧を見る
レニン酵素の遺伝子コードの解読を行なった研究者、こういう偉業をなし得た人ほど、科学の社会的意義についてよく見えているのだと思う。
遺伝子コードの解読を通し、人間ありきではなく、人はあくまでこの地球上の生命体の一部としての位置ずけであるということ、そしてそれを創造した大いなる存在があるということについて触れられている。
また精神世界について多く触れられているが、宗教的、オカルト的な表現はない。
そもそも西洋科学の始まりは神学であり、自然の成り立ちや生命の謎を探ることで、神の偉業を称えるためのものであった。
現代において科学技術はますます発展していくが、精神世界との連携がないと危険なものになる。
それは、この宇宙・地球が人間のためだけに存在しているものではないということ、また生物はお互いに助け合いながら進化してきたという事実がある。だから、科学技術が先走りするのではなく、生命体の一部を構成しているにすぎないという考えは必要なのだと思う。人の利益のために何かが犠牲になってはいけない。
時代はもう科学というエビデンスありきの世界と、人間の意識ではどうにもならない生命そのものの存在の融合が語られるところまできているんだと興味深く感じた一冊。