- 出版社:新潮社
- サイズ:16cm/350p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-135552-8
片眼の猿 (新潮文庫)
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- 税込価格:540円(15pt)
- 発行年月:2009.7
- 発送可能日:24時間
- 本
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商品説明- 「片眼の猿」
盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして…。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。【「BOOK」データベースの商品解説】
ユーザーレビュー- 「片眼の猿」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/07/12 07:21
見えるモノと見えないモノと
投稿者:そらねこ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品もものすごくいい意味でいつも期待を裏切られる。そこ彼処におかれた伏線、どんでん返しの繰り返しこの話は自分がいかに先入観で物事をとらえているか、見せつけられた。
帯にある「道尾秀介を信じるな!・・・信じろ!」の意味さえも消えうせるほどに。
人間、だれでも多かれ少なかれ、あるいは見えたり見えなかったりするハンデ・悩み・コンプレックスを抱えながら生きている。
けれど、そのハンデが見える人と見えない人の壁はものすごくある。
バリアフリーなんてきれいごとだ。
それをこの作品では「片目の猿」の寓話にそって、あるいは主人公の三梨・恋人(?)の秋絵・冬絵の生い立ちをなぞって・・・。
しかし、それすらも最後にどんでん返しが待ち受けている。加えて、重い題材にも関わらず軽いタッチのミステリーに仕上がっている。
道尾作品はまだまだ三作目だが、ほかの作品も読み続けること間違いない。







