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暮らし実用&児童書絵本ポイント3倍(エントリー)(0520-29)

SF本の雑誌

  • 発行年月:2009.7
  • 出版社:本の雑誌社
  • サイズ:21cm/175p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86011-097-0

ガイド

  • 国内送料無料

SF本の雑誌 (別冊本の雑誌)

本の雑誌編集部 (編)

紙書籍

1,620 ポイント:15pt

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商品説明

初心者からマニアまで楽しめるSFガイドブック。『本の雑誌』が選ぶSFオールタイムベスト100をはじめ、初心者向けの面白いSFについての対談、文庫にならなかったオススメ本な...続きを読む

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商品説明

初心者からマニアまで楽しめるSFガイドブック。『本の雑誌』が選ぶSFオールタイムベスト100をはじめ、初心者向けの面白いSFについての対談、文庫にならなかったオススメ本などを収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

本の雑誌が選ぶSFオールタイムベスト100 大森望 著 2−11
万物理論 とりみき 作 12−15
バナナ剝きには最適の日々 円城塔 著 16−27

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ユーザーレビュー

全体の評価 4.2
4.2
評価内訳 全て(7件)
★★★★★(2件)
★★★★☆(2件)
★★★☆☆(1件)
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種々様々なSF面白本の中から、今回は『アド・バード』と『ソラリスの陽のもとに』が読みたくなりました。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/07/04 14:25

評価4 投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 我が国のSF好きに捧げる本書を拾い読みして面白かった記事、印象に残った掲載文は、次の四つ。

◎北上次郎と大森 望の対談「<書評漫才>出前篇」・・・・・・ふたりのざっくばらんな、くだけた対談の雰囲気が楽しい。この対談の中からリストアップされた「初心者向けおすすめSFリスト」の10作品は、とてもいいチョイスだと思いました。

◎「書店員POP推薦 私たちSFの味方です!」・・・・・・上記ふたりの本読みの達人とはまた違った立ち位置から、この一冊のSF本を紹介したい、未読の人におすすめしたいって熱意がひしひしと伝わってきた。そこに、ぐっときました。

◎中村 融「へんないきものが出てくるSF Best10」・・・・・・私のお気に入りの一冊が、文庫表紙の写真とともに紹介されていたのが嬉しかった。山田正紀の『超・博物誌』(集英社文庫)。超おすすめっす!

◎椎名 誠「特別掲載『アドバタイジング・バード』」・・・・・・二段組、六頁ほどのこの作品については、作者による紹介文を引用させていただきます。
<これは今から三十七年前にぼくがはじめて書いた小説で、連載第一回となっている。でもこの「星盗人」という同人誌は創刊号で終わってしまったので次回まで続かなかった。作家になって十年ぐらいして『すばる』に「アド・バード」として連載開始。二年半かけて完結した。単行本『アド・バード』は翌年にSF大賞をいただいた。ここに載せた短編は若書きもいいところの幼稚な小説だけれど、編集部の要請によって目をつぶって差し出しました。> p.165

 ミステリやSFといったジャンルの面白本を紹介、おすすめしている本書のようなムック本を買ってぱらぱらと拾い読みすると、俄然、その中で取り上げられている本をあれもこれもと読みたくなってしまう私。今回は、椎名 誠の『アド・バード』(集英社文庫)と、スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』(ハヤカワ文庫SF)を読みたい気持ちがむくむくと湧いてきて、気がつけば購入していました。特に後者、レムの世評高い名作は、読もう読もうと思って一体、何年経つんだ?!(Bomb !)

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評価0 投稿元:ブクログ

2012/06/04 20:05

●かつて『本の雑誌』に掲載されたSF記事をまとめたもの。
リアルタイムSF時評またはランキングを求める向きにはお勧めできません。
なんせ古い記事は1970年代ってどんだけ古代だよ! 昔を懐かしむには最適。
1982年の文庫SFランキングが筒井康隆と栗本薫とほか新井素子と海外作家達でうわああと思いましたとさ。
つか、グインサーガってSFカテゴリだったんですか・・・・・知らなかったわあ・・・・・。そして銀英伝もSFてかんじがしないの・・・・・・・・・ガクリ。

●で、『万物理論』をすっかり忘れ、いまだにクラーク御大の『楽園の泉』が面白かったと主張する自分は何を読めばいいですか??←や、『万物理論』はちゃんと感想書いてる=間違いなく読んでるのに、その時の衝撃がさっぱり思い出せないんですよ! 老化だけの問題なのかもしれないが・・・。
・・・・・まあいいや。仕方ないからボルヘスでも読みます。

評価0 投稿元:ブクログ

2009/11/12 12:41

 箇条書きに近い感じで。
 オールタイムベストってのは、まぁ常に悩ましいものだと思う。御三家を出来るだけ排除するという方針は基本的に賛成。でも『幼年期の終り』は入れたい、ってなんなんだオレは。
 大森さんは『亜空間要塞の逆襲』を入れようとしてましたが、あの二部作はわりと後の大作として結実する半村良のアイデアの基本的な部分が詰まってる気がします。

 クズSF論争のきっかけとなった対談「この10年のSFはみんなクズだ!」が再録されてますが、後の反響をフォローしないまま載せておいていいのか。いいのかなぁ。ま、「SF大将特別篇」で土偶星人がニューウェーブ的ガジェットにひどい目にあってますが。

 笑えるのは「本の雑誌」傑作選として、創刊号から『本の雑誌』に掲載されたSFに関する文章を再掲しているのだけれど、76年の創刊号、藤代智彦の文章から「どうにもSFがつまらなくて困っている。数年前まではSFの新刊が出る度にゾクゾクしながら読んだというのに、最近さっぱり意気あがらない。」とやっていること。わざとだな、これ。ま、97年のクズ対談でも実は高橋良平はこの20年と言ってるんで、ある意味筋は通ってる。

 実際、SFというジャンルは常に「最近のSFはつまらない」と言われる運命にはあるんだろう。二階堂黎人先生が初期作品の註で「最近のSFがつまらないのは…」とやっていた(売り飛ばしたので参照できません、すいませそ)時には、これぞ二階堂先生と画太郎のマンガ並みに会心の笑みをもらしてしまった。きっと、先生のSFに対する配慮のこもった温かいメッセージが「ゲドババァ!」なんだね。そろそろMy-Fiとかの新ジャンルを提唱してはいかがでしょうか?

 最近のSFはクズ、みたいな物言い(あるいは「つり」)への対処として、早川は『SFが読みたい!』で、仁賀克雄に毎年毎年「最近のSFはどうしてつまらないのだろう」と書かせ続けるのがいいんじゃないかと思います。具体的な作品名を挙げずに愚痴だけ書いていけば、年ごとに書き直さなくても、日付変えるだけで翌年に持越しが出来るのでお得です。


 編集者座談会でショックだったのは、国書においてすらスピンラッド『バグ・ジャック・バロン』と、ブラナー『ザンジバーに立つ』の翻訳の見込みがなさそうなこと。読者カードを出すたびにしつこく『バグ・ジャック・バロン』を頼み込んでいたわたしの立場はどこへ。それは風だけが知っている。でも出し続けます、粘着ですから。ま、ブラナーの方は無理だろなーと思ってましたが。オールディスの要約で既に過不足なく分かってしまったんじゃないかという予感もします。たしかにそれなら今出す理由はないなと読んでもいないのに。

 北上次郎・大森望対談の「君にはむかしから言ってるんだけど、とにかく初心者(オレ)にも理解できてすごぉく面白いSFを教えてくれよ」は分かる部分と分からない部分あり。大森さんはハイペリオン4部作を最初から読むのが困難な人に、第3作『エンディミオン』をすすめる訳ですが、オレが挫折したのは『エンディミオン』なわけで。とにかく最後までは読みましたが、そこで「これなら続きは読まなくていいや」と第4部だけ放置しておるわけです。逆に1部の『ハイペリオン』は構成の面まで含めてまず面白かったですけどね。いちばん好きなのは、原型になったと言う短編「ケンタウルスの死」ですが。

 ところで、私はSF初心者の彼女にいきなりクレメント『重力の使命』を読ませて、結果的に成功しました。逆に最初に読ませないことにしているのはヤング『ジョナサンと宇宙くじら』で、これを読ませて好反応だったとしても、次にほかのSFにつなげるのが難しい気がします。


 ベスト・オブ・ベスト“SFガイド”の項もわりと面白い。実は筒井康孝の『SF教室』は読んだことがないのだ。自由国民社の『世界のSF文学 総解説』はなじみの古書店に常に何冊か置いてあったので、学生の頃はまずそこで立ち読みをして、面白そうなタイトルを頭に叩き込んでから店内の物色をするとかしていた。買えよ。『トンデモ本? 違う、SFだ!』も山本弘のニュー・ウェーブへの態度には大いに異論があるんだけど、この本自体の面白さとSFへの体温の高さを考えると、マストアイテムだろうという気がする。

 でも、わたしが最初のSFガイドとして使ったのはここに挙げられている本ではなくて、石川喬司さんの『夢探偵』なんだけどね。このガイドが優れているのはミステリー&SFガイドという点。そんな折衷的なガイドはジャンルが自閉した現在求められていないような気もするけれど。

 ぼくが小学生のころ、なにかミステリーを読みたいと思って入門書みたいなものを漫然と探していたとき、たまたま書店にあったのがこの文庫本だった。本当はミステリーだけ読みたかったので、SFみたいな「子供っぽい」のが混じってるのは嫌だなと思ったのだけれど(子供は、自分が子供っぽく見えるものが嫌いだ。子供だから)、他にめぼしいものも無かったので仕方なく買って読み始めたら、翌日あたりにはもうSFに落ちていた。石川さんの「太陽系最後の日」の要約は、クラークの本編以上に感動的なまとめ方であり、オールタイムベストに「太陽系最後の日」を入れるときに、ぼくはいまだに頭の中で「石川版」と注をつけているのである。

 前にも書いたけど、スリリングな導入の、ラッセル『超生命ヴァイトン』とか筒井康孝『霊長類南へ』、ブラッドベリ『火星年代記』なんかにはこの入門書から入っていたのであり、一方にはなんだかすごいことが書いてありそうな、レム『ソラリスの陽のもとに』が大きく扱われていたりした。実家に置いてあるので確認できないけれど、たしか新しい作家でもバラードが出てきたかというくらいで、情報としては古すぎる嫌いがある。それでも、ぼくにとっては一番酷使した本であるので思い出深い。カバーが擦り切れまくっている。もう、こんな読み方してないよなぁ。

 そんなわけで石川さんは、ミステリの行列にボーッと並んでいたぼくを言葉巧みに騙してSFに連れ込んだ悪い人なのである。

評価5 投稿元:ブクログ

2009/07/07 20:33

さてみなさん!「オールタイムBest100」に選ばれた作品のうち、既読の本は何冊あったでしょう。わたしは、んーと5冊かな。めんどうなので、ちゃんとは数えてないので、まあそんなもんだ、ということで。しかし、あと95冊も読んでないオモシロSFがあると思うと、隠れSF者としては手が震えます(それは別の原因だろ!って。フム、そうかもしれない。今日は びぃーる をひかえようかな)ん?シーナ兄ぃ の『アドバダイジング・バード』が載ってないぢゃないか!って 怒りがもう少しで表にでそうなだったところで「あったぁ〜」ほとんど巻末に載っているのです。このあたり『本の雑誌』の「今月のお話」と似たようなノリですな。ちょっとみると題名の下に「連載第一回/プロローグ」とか載っててアセル。なに続くのか!?って。しかしそこはシーナ兄ぃ自身が「解説」してくれています。最初に載せた同人誌「星盗人」が創刊号だけで廃刊になってしまったので、これで良いのだ、そうです。ぎゃはは。その後「すばる」に載って、めでたく『アド・バード』となって発行され、ほらそれこらなんで?の「日本SF大賞」に輝いてしまったのでした。日本SF大賞は凄いよ。ちょっとやそっとでは取れないっすよ。「・・・Best100」にはわたしの崇拝する星新一の『ボッコちゃん』もしっかり入っているし。「ハイペリオン・シリーズ」という 4冊あわせると20cmくらいの高さに積みあがってしまいそうな、もの凄本もランクインですし(この本は未読です)もう、しんぼうたまらんですわい。本の雑誌社 偉い!杉江さん偉い!最後には「SF者 用語解説」まで付いていて、これさえあれば怖いもの無しの定価1500円+税金! やっ安い!(とは、ホントは思わんが・・・)これは「買い」ですぜだんな。なんでも、もう在庫はなくなってしまって、重版が決定したとの情報も確かなスジから入っております。目指せベストセラー!追い越せ『1Q84』検討を祈る。アーメン

評価5 投稿元:ブクログ

2009/07/16 13:24

うすうす気がついていたけれど、ここ10年くらいのものはぜんぜん読んでいないなぁ。SFモードではなかったのだろうか、興味をひく物がなかっただけか・・?そんなこと思いながら『特集 この10年の・・』を読むと、SFという認識がないまま読んでるものがけっこうあったりして、「ジャンル」のとらえ方の問題だったなと気付いた。元々、ジャンルは無視して面白いかどうかだけで読んでいたつもりなのに、どこかで「SFとは・・」って思い込みがあったのかもしれない。なにはともあれ、未読のタイトルがたっぷり出ているので、当分退屈はしないな。マイベスト1『山椒魚戦争』チャペック がべすと100からもれているのが残念。

評価4 投稿元:ブクログ

2012/03/09 09:15

オールタイムベストを含むSFガイドブック。

 かなり多角的で楽しく読めた。没頭できたかな。堀晃さんの塩の指という作品があるらしいことが、一番の収穫。

評価3 投稿元:ブクログ

2015/10/01 00:33

 SF本の雑誌というか、SFファンの雑誌ではないか! いや、SF・本の雑誌だから別にいいですね。最近、人に自分が読んだSF小説を勧めると、SFって、マニアックだねぇと言われ、いやいやそんなことはない、あれもSFこれもSF、ぜんぜんマニアックなもんじゃないよと返していましたが……、SFってすごくマニアックな気がしてきました! まあ一般的なイメージはともかくとして、それだけ引力を備えているということです。
 本書については、SFについて最近やっと力を入れて読みはじめたものの、本の雑誌もあまり読んでいない不届き者(といってよいのか?)なので、それほど思い入れは感じず。が、しかし、とにかく熱量がすごい。(偉人伝とか読んでると)SFファンがなんか別の生き物に感じられるくらい。なんでそんなにSFに突っ込むの、という疑問がたびたび浮かんできては、その勢いを前にして、そんなことはささいなことだ! という気分に読んでるうちになってくる。
 大森・鏡・風野のお三方が決めたSFオールタイムベスト100については、そのうち16冊しか読んでいませんでした。ええ、まだハイペリオン四部作も新しい太陽の書も本棚に眠っていましてね、いつ起こそうかと迷っているところです(生きてるあいだには読もう)。あとライトノベル方面の傑作についてはまだライトノベルそのものにほとんど手を出していないので(ここで手を出すべきだ、と無意識に思っていましたら、SF者として認められましょうがそんなことはなく)、全く読んでいません。まずはディレイニーやらスタージョンやらジーン・ウルフやらル・グインを読んでみようと考えておるのです。ウェルズもヴェルヌも読んでおりませんゆえ、ライトノベルのSFを、傑作であれ読むなどいつになりましょうか。って、「みんな」このオールタイムベスト100冊(以上)読んでるんですか!? 沢山いそうで恐ろしい。
 でもブックガイドがあり、ブックガイドのブックガイドもあり、なかなかSFを読むのをやめるのは難しそうです。だってどれも面白そうに見えるんだもの。きっと沢山読んで、自分にとって大事なお話が見つかったときに、あとの9割はクズだったとわかるんでしょうね。宝物ができるのは良いことです。

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