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艦長の子

  • 出版社:早川書房
  • サイズ:16cm/607p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-011718-4

艦長の子 (ハヤカワ文庫 SF)

カリン・ロワチー (著), 嶋田 洋一 (訳)

  • 全体の評価 51件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,05030pt
  • 発行年月:2009.7
  • 発送可能日:1~3日
  • 文庫

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商品説明- 「艦長の子」

戦闘輸送艦“マケドニア”の勇猛な艦長が父であり、母は著名な政治家、そしてアースハブ政府の最高指導者の一人を祖父に持つライアン・アザーコン。その莫大な財産、美しい容貌、あふれる若さから「もっともホットな独身貴族」ともてはやされる彼だったが、その実体は、孤独でナイーブでわがままな青年だった。だが、ジョスと呼ばれるひとりの青年との出会いが、すべてを変えていった…傑作戦争SF巨篇、待望の第2弾。【「BOOK」データベースの商品解説】

ユーザーレビュー- 「艦長の子」

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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/11/08 22:44

こんなに面白い「第二部」は初めてだ。

投稿者:ちひ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 原題は「BURNDIVE」。現代で言う「パソコン」に、生体的に接続するときの用語が「バーンダイブ」。主人公はそれが得意。でも第一作(『戦いの子』)・第三作(海賊の子)と統一感を持たせるためにこの邦題になったのかなと思う。
 
 タイトルの通り、ほんとに「艦長の子」が主人公。それ以上でも以下でもない。
 
 第一作を読んで世界観の大事なところがアタマに入っていて、それで比較的すんなり入ってけたのが大きいと思う、すごく興味深く読めた。(個人的に)第一作があんまり楽しめなかった気がするのは、三部作的世界観を受け容れるのに時間がかかったということなのだと今は思う。
 
 一般論として、たいてい「三部作」は真ん中・第二作がダレることになってるけど(バックトゥザフューチャーとかガンダムとか)、この作品についてはそれがなかったと思う。逆に多分いちばん一般受けするのは第二作だと思います。統一感がある感じがする。(‥‥オースン・スコット・カードも、三部作のうち、第二作『死者の代弁者』を書くために世に出たヒトだと思う。)
 
 第一作とはうってかわって、主人公は上流階級に育ち、まるで「蝶よ花よ」と育てられた感じのする御曹司。しかも超美形。アイドル並みに人気者。父親は深宇宙で異星人を蹴散らして大活躍している軍艦の艦長。母親はTVの華。何不自由なく、しかし確実に戦争の影響を受けつつ、それでも奔放に育った主人公は、やがて‥‥、という話。
 
 人を表面的なところだけで判断してはいけないんだなあと思わされる。そして人は変わっていくのだなあとも。かつ、世の中いつ何が起こっても本当に何の不思議もないのだけど、どうしてわたしはそれを忘れて生きているのだろう、などとも。

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