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永遠の0(講談社文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.7
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/589p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-276413-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

永遠の0 (講談社文庫)

著者 百田 尚樹 (著)

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天...

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永遠の0 (講談社文庫)

946(税込)

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商品説明

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる—。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー3,763件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

お薦めというより読んでくださいと御願いしたい。

2010/08/09 12:06

161人中、155人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

国も狂い人々もみな狂った、昭和初期戦争の時代。そこで死んでいったのは
数百万人に登る純粋で男らしい若者達、青年達、少年達。読んでいてあまりに無念、あまりに残念で悲しくてしかたなかった。いや・・・感情的な事はまず置いておいて、本作品の構成の事を書かせて頂くと、いわゆる戦争モノである。それも第二次世界大戦におけるゼロ戦乗り達の話し。現代に生き残った兵士達が、当時を語る形式で物語りは進むのだが。そう戦争の話をドキュメンタリータッチで描いた作品はたくさんあるだろうし、戦争を題材にエンタメ作品に仕上げたものもあれば、ミステリ風に仕上げたものもあるだろう。しかし本作品の他に比類なき素晴らしい点は、ドキュメンタリータッチで描かれている中にも、ミステリ風なテイストを混ぜ込んであるところだと思う。ただ単に戦争の悲惨さ、だけでは終わらない所が本作品の白眉たる所だと思う。
 弁護士で、自分をとても可愛がってくれる最愛の祖父は、実の祖父ではなかった。それを知った26歳でニートの主人公健太郎は、姉でフリーライターをしている慶子の依頼もあって、本当の祖父の事を調べ始める。宮部久蔵というその人が第二次世界大戦時にゼロ戦乗りであった事を知った二人は、当時の戦友を訪ね祖父の人となりを聞いて行く。すると絶対に生きて家族の下に帰ると言い続けたという宮部を臆病者だと罵る者もいれば、帝国海軍一の凄腕パイロットだったと語るものもいた。囲碁を愛し、妻と生まれたばかりの子を心から愛し。必ず生きて帰ると誓った実の祖父宮部久蔵。戦地でも、天才的な操縦術を持ちながらも決して命は無駄にはせず、生きて帰る事だけを考えた宮部。しかしならばなぜ宮部は自ら航空隊に志願したのか。そしてなぜ、特攻隊に志願して死んで行ったのか。次々と当時の仲間から語られる宮部の人となりとエピソード。それらがあまりに興味深く、途中からはもう宮部に惹かれっぱなしで、戦闘シーンになると死なないでくれ!と思わず本を持つ手に力が入ってしまう。これが終盤になると、宮部を語る人がいなくならない事を、祈るような気持ちにさえなった。そして物語最後に思いもよらぬ人が、宮部を語り出すのだ。そして全ての秘密が、明かされるのだが。その真相を知った時、正直立っている事さえ辛かった。電車の床にうずくまってひいひいと泣き喚こうかとさえ、思ったものである。
 国の為天皇陛下のため、そして何より家族の為に命を賭して戦った若者たち。武勲を挙げたものは軍神として崇め奉られた。しかし戦後、たった数ヶ月の後、民主主義万歳、アメリカ万歳と手のひらを返した国民は、彼らを戦犯となじったのだ。何という不条理、何と言う無念。あの戦争で、どれほど素晴らしい命と魂が失われたのか。
 久々に物凄い作品を読んだと思う。読んでる間の時間がすっとび、全身がぶるぶると震えっぱなしだった。この作品をこの季節のこの時期に読めた事、紹介できた事を心から良かったと思う。オススメ、というよりはぜひお手にとって下さいと御願いしたい。そして共に、今日の平和について、深く考えて欲しいと思うのです。

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紙の本

戦争という時代

2010/08/21 03:25

28人中、26人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても感動しました。
65年前にこういう時代があったのかと、
感じるほどに世の中に戦争の跡は残っていません。

ぜひ若い方にも、とは限らず、
戦争を忘れてしまった中高年の方にも読んで頂きたい。

人間の尊さと愚かさがわかります。

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紙の本

読んで良かった

2012/09/26 06:31

26人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る

亡き祖父、零戦乗りであった宮部久蔵を孫達がどのような人物だったかをかつての戦友達に聞きにいくという物語で、戦争を全く知らない人でも読みやすいと思います。

本作で、国を愛し、家族を護った人達の想いを知りました。ラバウル、ガダルカナルのことも本当に知ることができた。

これらを知らずに生きていたことを恥ずかしく思いました……日本人なら読むべきですね。。

何より宮部久蔵という人が軍人には珍しい穏やかで優しい人物でありながらも、誰よりも強い信念を持った凄腕のパイロットというところが最大の魅力でぐいぐい引き込まれます。

私の人生のバイブルになりそうです。

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紙の本

真実とフィクションが織りなす、感動の一冊。

2010/11/07 21:51

24人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

真実とフィクションが織りなす、感動の一冊。

ゼロとはもちろん零戦のこと。零戦は日中戦争から太平洋戦争まで、日本の主力として活躍した戦闘機です。

物語は、現代に生きる孫が零戦パイロットだった祖父の足跡をたどる形で進んで行きます。そのなかで、現実にあった特別攻撃いわゆる特攻の真実が明らかになっていきます。

大戦初期、零戦の圧倒的な機動性とパイロットたちの優れた飛行技術によって、零戦は無敵の戦闘機でした。それが戦いが進むにつれ、物資不足、熟練パイロットの消耗、戦略の欠如、英米の技術進歩などにより、徐々にその優位性が薄くなり、追い込まれていく過程の中でいきついたものが特攻なのです。

人の命で国を守るという、本末転倒のような話が現実にあったということです。

熟練パイロットであった祖父宮部の戦い方を通して、道理にかなった行動が時代によっては否定されるということが分かります。

物語は、最後で驚きの事実が出てきます。しかし、物語の結末よりも、戦争という異常事態下で常識的に生きることのむずかしさが残る一冊でした。

龍.

http://ameblo.jp/12484/

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紙の本

重いテーマを濃密かつ面白く描ききる作家の力量と倫理性

2012/08/24 15:48

21人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

見事!

と書いてから、前に読んだ『影法師』の感想もこの一言で感想を始めたことに気が付いた。やはりこれは本物の作家だ。この読みごたえはどうだ。

前に読んだこの作家の2冊、『ボックス!』と『影法師』も面白くてかつ内容が濃かったし、またこの作品の素材が太平洋戦争、それも特攻ということで、重厚な内容であることは想像はしていた。が、あらためて作家の力量に感服する。泣かせる。

特攻隊員として死んだ謎の祖父について、孫であるジャーナリストの姉と、語り手となる弟とが、複数の人物の証言をもとに迫っていく、という話。生きて家族の元に帰りたい、と当時としては異端の発言をし、臆病者とも見られながらとんでもない飛行技術を持っていた男とはいったい何者なのか。

人物をめぐる謎解きの物語でもあり、その点は『影法師』とも似ている。素材は重いが娯楽的要素も十分、ミステリー的な仕掛けも見事。そしてその結果明らかになるのが深い人間の真実であるというのがもっと見事。

この作家は放送作家としてのキャリアがあるが、小説はこれがデビュー作という。そこへこの重い素材を取り上げたというのは、おそらく前々から、太平洋戦争当時の軍、あるいは戦後の国家に対する半端ではない義憤があったのだろうと思う。そうした強い思いが感じられる。

しかしそれはいわゆるイデオロギーとは違った、何よりも人間の生き方の問題であるのは、ほかの作品を読んでも感じられることだ。あえてまとめるなら、人間が生きていくための真実、何を大切に生きていくべきか、というような思いとつながるように思う。そういう意味でとても倫理的な作家だろうという気がする。

構成としては、姉弟の取材に対して複数の人物が証言し、それによって祖父の人物が浮かび上がる、という形だが、そうした証言は謎解きの材料というだけでなく、それぞれの生きた戦争を映し出し、悲惨な時代を鮮やかに蘇らせる。

当然ながらそれは単純なものではない。生きたいという強い思いがむしろ死につながる皮肉など、苛烈な運命を生きる人間が背負わねばならない複雑さ重さを描き切ってみせる。だからこそ最後に涙を誘われる読者が多いのだろう。

以前、サッカー元日本代表の松井選手がこの本を読んでいるとTVで紹介されて、ちょっと驚いた覚えがある。松井選手も言っていたが、特攻のことなどよく知らない若い世代が読むといいかもしれない。また知ってはいても表面的なレベルで済ませているもっと上の世代も、もっといろいろ考えるためのひとつのきっかけとして、読んでおきたい本という気がする。

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紙の本

永遠の必読本

2013/01/03 09:57

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アムちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私事ながら、特攻隊については大人になってから避けてきました。子供の頃、「学徒出陣」の写真を初めて見て以来、特攻隊に関する記述・映像をみる度に胸を引き裂かれるくらいの感情に襲われるからです。恥ずかしながら、前世で特攻隊員を見送ったのではないかと思うくらいなのです。
本書を購入するのは躊躇しました。そしてやはり胸が引き裂かれる思いで頁をめくりました。そして本を閉じた時、この本は百年先も残るであろうし、残さなくてはいけないと思った。
全ての日本人に読んで欲しい、全ての人に読んで欲しい。
あえて詳細は記載しません、最高の一冊です。

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紙の本

涙がでた。

2013/04/14 23:10

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あしもふ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ただの戦争ものではない。
多くの人々の心はその瞬間瞬間に
悪意や好意を抱き 
相反する評価や感情や記憶が交錯して
思いやり 憎しみを織り交ぜて年を経て
やがてこの世を去ってゆく。

大きな力に対する怒りのような悲しみと
人間に対する作者の深い愛を感じる。

人は許しあうことができ
深く尊敬することができる。
魂の奥深さを感じて心震えた。

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samurai

2013/06/29 17:34

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papa - この投稿者のレビュー一覧を見る

当時、追い込まれ開戦に突入した日本。
物資も乏しい中、家族を守る為、勝ち目が無い戦に挑まなければならなかった多くの先人に頭が下がる。
胸が熱くなった。
今の平和な暮らしに感謝するとともに、正々堂々生きたい。

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フィクションながら

2013/01/19 15:34

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:香具師 - この投稿者のレビュー一覧を見る

泣けました
当時の方々もそれぞれの人生で色々な思いを抱いて生き、或いは散っていかれたのでしょう
だんだん引き込まれていく
そんな作品でした

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紙の本

特攻隊は、あの戦争は何だったのか

2012/08/07 09:33

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:そらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

テロリストと日本軍が行った特攻作戦とは同じか?

生き残った特攻隊員にインタビューをする形で話は展開していきます。

私たちのおじいちゃん、ひいおじいちゃんの時代に実際にあった出来事。
戦争の話は辛く悲しいけれど、知らなければいけない歴史の事実です。

戦争や家族をテーマにしている小説ではありますが、
日本の官僚やトップの体質を鋭くえぐっていると思います。

例えば●電、オリ●パス、官僚、教育委員会…
巨大組織にトップの隠ぺい体質、責任逃れ
連日のように報道されています。

そらねこにはそちらの方が本当のテーマだと思いましたが、穿ち過ぎでしょうか?

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紙の本

久々に心が揺さぶられました。

2013/04/23 15:48

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トトロの森カフェテリア - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなに泣きながら読んだのは、竜馬がゆくの最後泣き崩れた以来。実に20年ぶりです。、あの頃の日本を守ろうと命を懸けた青年たちに、思いっきり魂が揺さぶられました。私は日本人として、あの戦争の何を学んでいたのだろうか。今まで色々と読んできたつもりでしたが、気付けなかった一面を目のあたりにして、改めて先人の思い、命の重さにただただ感謝しました。それと同時になぜあお戦争が起こったか、なぜ止めることが出来ずにつき進んでいったのか、今改めて真実と向き合う時ではないかと思います。一人をも多くの方に読んで頂いて、他の為に命を捧げるという、崇高な命の使い方に感動して頂きたい。
本書を読み、本当に命を大切に生かしてゆける社会作りへと、また一歩進めることが出来ました。百田さん、ありがとうございます。

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一度は途中で投げ出したけれど

2013/07/29 23:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

途中で零戦の話が続き、わからない、興味のない分野だった為、そのままにして他の本を読んでいたが、読み終えた知人から「お願いだから、そこを我慢して最後まで読んで!」と言われ・・・
読み終わった時には深く、深く感謝!
私も、もし読んでいない人がいたり、興味ないという人がいたら 「お願いだから読んで!」と言いたい
最後に全てが繋がった時には声が出るくらいの号泣!
フィクションだけど、あの時代には きっと同じような事があったんだろうな

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本で涙を流すとは・・・

2013/05/06 19:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さつま人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を読んで涙を流すとは・・・初めての経験です。何をどう表現したら良いのか、言葉にしたいけれど言い表す言葉が見つけられません。とにかく読んでください。戦争を覚えている方も、まったく知らない世代も、とにかく読んでください。そして自分なりの戦争へ対する思いを持っていただきたいと思います。
私は鹿児島出身で、特攻基地があった土地にも比較的ちかい所に住んでいました。
この本を読んで、帰省した際に特攻基地の慰霊碑に手を合わせに行ってしまいました。

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外務省への怒りがこみ上げる

2015/12/16 15:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「僕は号泣するのを懸命に歯を喰いしばってこらえた。が,ダメだった」
本書を解説した,児玉清さんと同じ心境になりました。
しかし,私は,特に日本の外務省への怒りがこみ上げてきました。
開戦時,ワシントンにある日本大使館職員たちが,宣戦布告をアメリカに手交するのが遅れたため,『だまし討ち』の汚名を着せられ,日本人が,『卑怯きわまりない国民』とされ,アメリカ世論は,『リメンバー・パールハーバー』,『日本撃つべし』と変わったそうです。手交が遅れた理由は,大使館職員たちの送別会やパーティーのためということです。
その後,アメリカは,日本の一般国民に対する度重なる空襲,沖縄での住民虐殺,原爆投下,そして戦後も極東国際軍事裁判と称した日本人殺害と,人道も国際法も無視した鬼畜の所業を日本人に対して行いますが,その責任は,日本の外務省にもあると言わざるを得ません。

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言わずと知れた

2015/10/30 21:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nyao - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画やドラマでおなじみの作品。じっくり掘り下げた内容が楽しめた。

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