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バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方(光文社新書)

  • 出版社:光文社
  • レーベル:光文社新書
  • サイズ:18cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-03519-8

バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方 (光文社新書)

野口 恵子 (著)

  • 全体の評価 41件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:79822pt
  • 発行年月:2009.8
  • 発送可能日:1~3日
  • 新書

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商品説明- 「バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方」

「日本語の丁寧化」が進むなか、敬語を中心とした「おかしな日本語」に着目し、日本語本来の使い方、そして私たちのコミュニケーションのあり方を考える。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方」

野口 恵子

略歴
〈野口恵子〉1952年愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。日本語・フランス語教師。文教大学、東京農工大学等で教える。著書に「かなり気がかりな日本語」がある。

関連キーワード- 「バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方」

ユーザーレビュー- 「バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方」

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/12/19 23:52

そう言われると、おかしい日本語が意外と身近にあるね!  反省・・・

投稿者:たけくん(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近の日本人の話す日本語は、丁寧にしようとする余り、尊敬語と謙譲語などが妙に入り組んだ変な言葉になりつつある様だ。
 「させていただきたがる人々」を皮切りに、「政治家の好む『を』入れ言葉」、「目上の人い向かって『ご紹介してください』というのがなぜおかしいのか」、「『先生はご乗車できません』は間違い、それでは『先生はご乗車になれません』なら良いのか・・・」、「許可を求めることが依頼することになるのか」等、様々な日本語の行方を探る。
 著者の素晴らしいところは、日本語の専門家ゆえ悪い点は指摘しながらも、時代の流れを尊重し、ここまで浸透したとするならば、それを認めざるを得ないとしている事にある。
 個人的には、「許可を求めることが依頼することになるのか」という点はとても協調し、部下にも同様の言い回しを行う者がいるし、自分自身も危うい。例えば「○○を貸してもらってもいいですか。」という場合、○○を貸すのは誰なのか? 話し手でも聞き手でもない第三者なのか(話し手が第三者に借りることの許可を求めている)、または聞き手なのか(依頼している)、という点が不明確で、本来は前者の意味で使用されるべきものであるが、最近やたら後者の意味で使用する人が増えているというのが著者の思いである。本来後者の依頼をする場合には、「○○を貸してください。」「○○を貸していただけますか」とするべきである。先述の様に表現していることは、現代人が物事を率直に人に頼むことができなくなってきているのでは、との著者の嘆きに続く。
 敬語を誤った形で使用しないためには、まず普通の言い方はどうするのか、という事から、自分と相手の関係を考えながら、尊敬語、謙譲語を使い分ける必要がある。しかし著者はそれ以前に、本当に敬語が必要なのか、丁寧語で十分ではないのかと述べる。ファーストフード店のアルバイトがマニュアルに従い、客と視線を合わさずに、また笑顔もなく、「ありがとうございました」ということに、非常に違和感を感じるとの事。本当に大事なのは、(素晴らしい敬語を話すという様な)言葉の形式ではなく、どれだけ相手に敬意を払って話すのか、という点である点を強調し、本書は言葉とコミュニケーションをめぐってともに悩むための一冊、として締めくくっている。
 読んでいくなかでとても細かい点、重箱の隅をつつく様に聞こえる部分もあるが、自分達が使う日本語について考えてみるにはともて面白い書であると思う。

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