ジャンピング・ジェニイ (創元推理文庫)
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- 税込価格:966円(27pt)
- 発行年月:2009.10
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商品説明- 「ジャンピング・ジェニイ」
屋上の絞首台に吊された藁製の縛り首の女—小説家ストラットン主催の“殺人者と犠牲者”パーティの悪趣味な余興だ。ロジャー・シェリンガムは、有名な殺人者に仮装した招待客のなかの嫌われもの、主催者の義妹イーナに注目する。そして宴が終わる頃、絞首台には人形の代わりに、本物の死体が吊されていた。探偵小説黄金期の雄・バークリーが才を遺憾なく発揮した出色の傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔「世界探偵小説全集 31」(国書刊行会 2001年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
ユーザーレビュー- 「ジャンピング・ジェニイ」
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/11/05 18:27
エンディングのひとひねりと併せて、何とも旨みのあるミステリ
投稿者:東の風(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
これには、まいった! 通常の犯人探しの探偵小説とは全く違うミステリ。ユーモアとウィットの利いたコメディを見ているみたいな趣って言ってもいいかな。本当に面白かった。
名探偵ならぬ迷探偵、ロジャー・シェリンガムが活躍する作品。あちこちで、「おいおい」とツッコミを入れたくなるシェリンガムの右往左往ぶり、状況をややこしいものにする推理と行動が、とても愉快でしたね。シェリンガムったら、全くとんでもない探偵だよ!
普通の探偵小説とは、全く違う趣向が凝らされています。それは、シチュエーションの風変わりな妙味と、被害者の死をめぐって一致団結する登場人物たちの言動の面白さにあったように思います。二転三転するシェリンガムの推理も愉快でしたし、シェリンガムをはじめ、登場人物たちの奮闘(?)は、「頑張れ~」と思わず応援したくなったくらい。エンディングのひとひねりと併せて、何とも旨みのあるミステリでしたね。
そうそう。死体とその他の事件関係者をめぐる構図、話の展開に似た味わいがあるかなあって思い出したミステリがひとつ。クレイグ・ライスの『眠りをむさぼりすぎた男』(国書刊行会)。よろしければ、こちらもどうぞ。







