時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 (創元SF文庫)
ジャック・フィニイ (ほか著), R.F.ヤング (ほか著), 中村 融 (編)
- 全体の評価
(1件のユーザーレビュー)
- あなたの評価
この商品を評価して本棚に反映
評価しました! ×
- 税込価格:966円(27pt)
- 発行年月:2009.10
- 発送可能日:1~3日
- 本 文庫
- 今なら本も電子書籍も全て【ポイント3倍】!!
- hontoポイントスタート記念!文庫もコミックも電子書籍もCDもDVDも全てhontoポイントが3倍!
商品説明- 「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」
時という、越えることのできない絶対的な壁。これに挑むことを夢見てタイム・トラヴェルというアイデアが現れて一世紀以上が過ぎた。時間SFはことのほかロマンスと相性がよく傑作秀作が数多く生まれている。本集にはこのジャンルの定番作家といえるフィニイ、ヤングらの心温まる恋の物語から作品の仕掛けに技巧を凝らした傑作まで名手たちの9編を収録。本邦初訳作3編を含む。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧- 「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」
| チャリティのことづて | ウィリアム・M.リー 著 | 9−48 |
|---|---|---|
| むかしをいまに | デーモン・ナイト 著 | 49−65 |
| 台詞指導 | ジャック・フィニイ 著 | 67−97 |
書店員レビュー- 「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」

時を越えた恋。儚くも...
ジュンク堂書店大宮ロフト店さん
時を越えた恋。儚くも美しいです。
関連キーワード- 「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」
ユーザーレビュー- 「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/10/24 23:56
ロバート・F・ヤングのタイム・トラベル・ファンタジーが、とてもよかった。彼の短篇集『たんぽぽ娘』の刊行が、ますます楽しみになりました。
投稿者:東の風(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイム・トラベルを扱った作品を九篇収めたアンソロジー。カバー表紙に記された“ジャック・フィニイ”“ロバート・F・ヤング”の名前に惹かれて購入しました。
あまりに技巧が勝ち過ぎていてぴんとこない作品もあったなかで、私が気に入ったのは、時空を超えたラブ・ロマンスをストレートに歌い上げた作品。ロバート・F・ヤングの「時が新しかったころ」、C・L・ムーアの「出会いのとき巡りきて」の二篇がとてもよかった! 読んでいって目頭が自然熱くなったこういう作品こそ、タイム・トラベル・テーマ作品の王道じゃないかなあって、そう思いましたです。
ロバート・F・ヤングの短篇には、同じ作者のタイム・トラベル・ファンタジーの名品「たんぽぽ娘」に通じるテイストがあって、その文章にまず「あっ。いいなあ」と。こんなのです。
<立ったまま見おろしていると、少女は寝返りを打って横を向き、うなじで短く切りすぎたキンポウゲ色の髪が、火の光を受けて金赤色に染まった。カーペンターの頭の中はこんな連想でいっぱいになった。キンポウゲに覆われた春の牧場、温かく清らかな太陽が昇ってきて、露の宝石をちりばめた一日の到来を告げる・・・・・・。>p.179 市田泉訳
ロバート・F・ヤングの短篇集『たんぽぽ娘』(河出書房新社【奇想コレクション】シリーズより刊行予定)への期待がいや増す短篇。ヤングのタイム・トラベルものはやっぱり良いなあと、魅了されましたね。
【シャンブロウ】シリーズと、早川文庫の表紙カバーに描かれた松本零士のイラストが忘れられないC・L・ムーア。彼女の収録短篇は、人類の創成期から未来の果てにかけて、互いを探し求める男女の物語。時間の中を前に後ろに跳躍しながら、相手の女を訪ね求める主人公エリック・ロスナーのただひとすじの想い。弓弦から放たれた一矢が、女のスモークブルーの瞳をめがけて飛んで行くがごとき味わい。じんと震えが走ったラストまで、これもよかった。
余談ですが、タイム・トラベルのアンソロジーでは、以前新潮文庫から出ていた『タイム・トラベラー』が大変充実した内容です。時間SFがお好きな方で未読な方には強烈にプッシュ、おすすめいたします。







