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紙の本
僕がなめたいのは、君っ! 4 (ガガガ文庫)
著者 桜 こう (著)
「ねえヒロ、お願いがあるの。わたしを、なめて」ブラウスのボタンを外しながらおねだりするオズガ。莉花さんというヒトがいながら僕は…僕の舌は、オズガの胸の谷間に埋もれていく。...
僕がなめたいのは、君っ! 4 (ガガガ文庫)
僕がなめたいのは、君っ!4(イラスト簡略版)
僕がなめたいのは、君っ!4
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- 税込価格:3,224円(29pt)
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商品説明
「ねえヒロ、お願いがあるの。わたしを、なめて」ブラウスのボタンを外しながらおねだりするオズガ。莉花さんというヒトがいながら僕は…僕の舌は、オズガの胸の谷間に埋もれていく。「洋は、わ、わたしの—下僕犬よ!」莉花の嫉妬、大爆発。唾液と火花飛び散る三角関係!しかもオズガに女装させられ“ペロペロセラピスト”として女子高に放りこまれる洋!「ヒロコお姉さま、年下は嫌いですか!?」「ペロペロして!」ハーレム状態をかいくぐり、ヒロコは学園で暗躍する密鬼の正体をつきとめ…られるのかしら。【「BOOK」データベースの商品解説】
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今度は『ペロペロセラピスト』
2009/09/20 23:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやぁ、今回もやってくれる。天の邪鬼な莉花さんとニブチンの洋、この2人のズレまくりな恋模様に、洋の秘められた能力やオズガの目的、密鬼の生い立ちといった秘密部分を上手く絡め、女子高に潜入というドキドキに百合要素まで加えた展開が今回も冴えている。とうとう「女装→美少女」の属性が付加された洋とオズガとで進む前半で本巻の“表”ストーリーが導入されていく。オズガが在籍する女子高で勃発した事件の犯人捜しなのだが、これがまた上手にミスリードを誘う展開になっている。そして、女子寮では洋に対して真っ直ぐに想いを伝えるオズガのあからさまというか赤裸々な言動がこっぱずかしいほど。前巻でコツを掴んだのか、作者の筆もノッている。莉花さん・帆鳥ちやん・月夏ちやんも加わった中盤から後半にかけては、洋の能力やオズガの目的といった“裏”ストーリーが動き始める。共鳴とか呪いとか憑依とか、様々な形で人の心が乗っ取られる要素を巧みに用いて、そして洋がいろんな娘の蜜花をなめになめまくる展開の中で、他の密鬼とは行動を異にするオズガがなぜ洋を求めるかの真意がおぼろげではあるが見えてきた。ただし、今回その目的に立ちはだかるのが莉花さん。洋とのすれ違いでショックを受けていたところを帆鳥ちやんに諭されて復活するのがややあっさりし過ぎではあったが、これはこれでツンデレの真骨頂ではあった。というか、今回のオズガにしろ莉花さんにしろ実質的には2人とも洋にメロメロなのである。何げに帆鳥ちやんも隅に置けないところもあるし、何と言うか、結果として物凄く無自覚で善良なスケコマシになってるんだよね、洋クンは。実にこんちくしょーな洋なのだが、今回のことで覚醒しかけた能力が今後どのように展開するかは楽しみである。ちなみに、本シリーズのお約束、梨花さんが洋の名前を1回だけ呼ぶシーンは最後の最後に出てくる。梨花さん咄嗟の頑張りと甘えんぼ振りにはやられた。