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水曜日の本屋さん

  • 出版社:光村教育図書
  • サイズ:30cm/25p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-89572-697-9

水曜日の本屋さん

シルヴィ・ネーマン (文), オリヴィエ・タレック (絵), 平岡 敦 (訳)

  • 全体の評価 52件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,57545pt
  • 発行年月:2009.10
  • 発送可能日:24時間
  • 絵本

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商品説明- 「水曜日の本屋さん」

水曜日は学校がお休み。だからわたしはいつも本屋さんへいく。するとあのおじいさんも、きまって店にきた。どうしてそんな本を読むの?そんなに好きな本なら、どうして買わないの…。【「BOOK」データベースの商品解説】

【産経児童出版文化賞(第57回)】水曜日は学校がお休み。だからわたしはいつも本屋さんに行く。するとあのおじいさんも、決まって店に来た。どうしてそんな本を読むの? そんなに好きな本なら、どうして買わないの…? 少女と老紳士との交流を描いた絵本。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「水曜日の本屋さん」

シルヴィ・ネーマン

略歴
〈シルヴィ・ネーマン〉1963年スイス生まれ。
〈オリヴィエ・タレック〉1970年フランス生まれ。ストラスブール造形芸術大学、デュペレ応用芸術学校卒業。フリーのイラストレーター。

書店員レビュー- 「水曜日の本屋さん」

ジュンク堂書店盛岡店

クリスマスを控えた都...

ジュンク堂書店盛岡店さん

クリスマスを控えた都会の片隅の本屋に通う、ひとりの女の子。そして彼女といつも行き会う、ひとりの老人。老人は、深刻ななにかを抱えながら、いつもただ一冊の本に執着しているのでした。「売れてしまわなければいいのだけれど」とつぶやきながら。
老人の胸に去来する思いとは? 言葉こそ交わしたことはないけれど、老人にシンパシーを感じていた女の子に、厚く重ねられた心の襞を読み解くことはできるのか?
喪った時間は、取り戻すことのできないもの。そして、人の心に立ち入ることも、易いことではありません。けれど、忘れてはならないのは、人を思いやる気持ち。
ラスト、機転を利かした本屋さんのファイン・プレーが光ります。

ユーザーレビュー- 「水曜日の本屋さん」

全体の評価
5.0
評価内訳 全て(2件)
★★★★★(2件)
★★★★☆(0件)
★★★☆☆(0件)
★★☆☆☆(0件)
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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/02/09 08:17

プレゼント

投稿者:夏の雨(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 初めて本を贈り物としてもらったのはいつだったろうか。どんな本だったろうか。
 そのことはすっかり忘れていますが、本は贈り物によく似合います。その手触り、その重さ。そして、本に込めて想い。
 誕生日の贈り物。クリスマスの贈り物。恋の告白。別れの合図。新しい一歩。
 相手を想う心を伝えるのに、本ほど素敵な贈り物はないかもしれません。

 水曜日は学校がお休みだから、少女はきまって本屋さんにでかけます。そして、いつも一人のおじいさんに出会います。この絵本はそんなささやかな光景から始まります。
 少女が読むのは絵本。おじいさんが読むのは分厚い、それは戦争の本です。おじいさんは時々その本を読みながら、泣いていることに少女は気づきます。でも、その理由はわかりません。
 「この本が、まだしばらく売れずにいてほしいね」とおじいさんはいつもいい残して本屋さんから帰っていきます。でも、クリスマスまであと三日という日、おじいさんの本はなくなっていました・・・。

 おじいさんの本がどうなったかは書きませんが、やさしい本屋さんのおねえさんの粋なはからいは本が贈り物として最適なことに気づかせてくれます。「なんだか。世界中がほほえんだような気」に、それはしてくれます。
 この絵本にはじめにつけられた言葉のように、私も「絵本を読む年ごろは、とっくにすぎてしまったけれど」、絵本はいいなと思います。
 赤いリボンをつけてプレゼントしたくなるような、そしてにっこりほほえんだ顔がみたくなる一冊です。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/12/13 20:37

大切な本を巡る素敵な出会いとプレゼント。クリスマスに贈る、子供にも大人にも心あたたまる物語。

投稿者:チャミ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

学校が休みの水曜日に本屋さんへ通う女の子。そこにはいつもおじいさんがある戦争の本を読んでいました。おじいさんはその本ばかり読み、時に涙し、いつも買わずに店を出る。女の子はおじいさんの気持ちがわかりません。「そんなに好きならどうして買わないの?」と思います。クリスマスが近づいた頃、おじいさんの求めていた本が見当たりません。がっくりとするおじいさん。けれど、物語はクリスマスらしい素敵なラストを迎えます。
おじいさんが読んでいた本は「マルヌの戦い」についての本。本が売れたことを知った時大きな袋をしょわされたように背中をまるめたおじいさんの様子が、彼の哀愁を物語っています。おそらく大きな袋には、おじいさんがマルヌの戦いについて、苦い思い出や辛い経験がいっぱい入っているのかもしれません。その想いが大きすぎるあまり、買うことを躊躇させ、だけど離れることはできないのかもしれません。物語はそんなおじいさんの様子を女の子の視点から描かれ、読者の想像力を膨らませてくれます。奥の深いお話は大人の心にも深く残る一冊。

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