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読割 50
紙の本
「論語」に帰ろう (平凡社新書)
著者 守屋 淳 (著)
世の中の規範が崩れている今こそ、日本人の常識の源「論語」は必読の書。気鋭の中国古典研究家が、不滅の古典を「仁と恕」「知と勇」「天命」の3つのポイントに整理して、わかりやす...
「論語」に帰ろう (平凡社新書)
「論語」に帰ろう
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商品説明
世の中の規範が崩れている今こそ、日本人の常識の源「論語」は必読の書。気鋭の中国古典研究家が、不滅の古典を「仁と恕」「知と勇」「天命」の3つのポイントに整理して、わかりやすく紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
守屋 淳
- 略歴
- 〈守屋淳〉1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、中国古典の研究に携わる。著書に「孫子・戦略・クラウゼヴィッツ」など。
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紙の本
平凡を極めた非凡
2010/03/22 00:44
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン レジェンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
「吾、十有五にして学に志す」ということは、孔子でさえ十四歳までは学問に志さなかったと読めると著者はいう。
とても面白い解釈だ。
つづいて、二十九まで自立できなかったし、三十九まで惑いっぱなし、四十九まで天命を知らず、五十九まで他人の意見をきかなかったとある。
とんでもない人だ。いや親近感がわく。
ところが、そうではなく、その歳まで、自分の弱点を克服しようと努力し続けた結果、目標を達成したのだと著者は指摘している。
鋭い、やはり並みの人ではないようだ。
弟子によって語り継がれ、世界中の思想に影響を与えている様子を本書で知ると、論語というものは、一人の偉人が語ったものではなく、時代とともにそのときそのときに解釈された総体の英知と知ることができた。