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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 34件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/11/10
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/383p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-770580-0
文庫

紙の本

12番目のカード 上 (文春文庫 「リンカーン・ライム」シリーズ)

著者 ジェフリー・ディーヴァー (著),池田 真紀子 (訳)

ハーレムの高校に通う16歳のジェニーヴァが、博物館で何者かに襲われそうになるが、機転をきかせて難を逃れる。現場にはレイプのための道具に、1枚のタロットカードが残されていた...

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12番目のカード 上 (文春文庫 「リンカーン・ライム」シリーズ)

税込 1,045 9pt

12番目のカード 上

税込 838 7pt

12番目のカード 上

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商品説明

ハーレムの高校に通う16歳のジェニーヴァが、博物館で何者かに襲われそうになるが、機転をきかせて難を逃れる。現場にはレイプのための道具に、1枚のタロットカードが残されていた…。単純な強姦未遂事件と思い捜査を始めたライムとサックスだったが、その後も執拗に少女を付け狙う犯人に、何か別の動機があることに気づく。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなの評価4.1

評価内訳

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  • 星 3 (9件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

シリーズ物の安定感と追跡物の迫力を感じる

2010/05/09 21:27

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私は初めて読むのだが、ディーヴァーの推理小説はかなり高い評価を受けているようだ。本書はディーヴァーの中でも、リンカーン・ライムというニューヨーク市警に所属していた警部のシリーズ物である。ライムは事故で車椅子生活を余儀なくされている。しかし、その才能を見込まれて顧問を仰せつかっているという設定である。文字通りの車椅子探偵である。車椅子というとどうしてもテレビドラマで一世を風靡した『鬼警部アイアンサイド』を思い出す。

 本書ではもちろん殺人事件を扱っているのだが、その殺人の動機が何と100年以上前の出来事に端を発している。100年以上も前であると、どうしても記録が残っていない。すると逮捕しても裁判で勝利を得ることは難しい。しかし、それは動機に関することであって、実際の事件は21世紀の現代ニューヨークで起きている。

 近代化を早くに迎えた米国では、市民の生活に関する記録が残っているのだろうか。今年は昭和の年号で言えば、昭和85年である。つまり、来年は大正100年を迎える。今から100年前のわが国は大正元年だったということである。それほど昔の出来事の記録が残されているのだろうか。代替わりも三代以上は変遷を遂げているであろう。

それではなぜそれほど昔の出来事が事件の動機になり得るかである。しかし、これこそが本書の大事なプロットである。分かれば読者の大半は、なるほどと思うだろう。それにしても、時効はないのか、そんなことが証明できるのかなど、首を傾げたくなることは、我々日本人なら持つであろう。

 これが原因で追われる少女の恐怖感はよく描かれている。また、犯人は執拗で、かつ腕が良いことを読者に理解させているので、一層迫力を感じるのである。依頼者が意外であった点も期待を裏切らなかった。

 また、ライムの周囲にいるスタッフも腕利きであるし、両者の力が拮抗している点も読んでいて飽きさせない点であろう。人気シリーズだけあって、読ませる文庫本上・下2巻であった。他のシリーズも読んで外れはないと確信した。

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電子書籍

面白いです

2021/03/12 16:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎度毎度面白いです。
今回は何が原因で狙われてるんでしょか・・・。
海外の人の名前はなじみが少ないからか一瞬誰か分からなくなります。

ジャディーバが頑固な感じが、危険な時にテストテストって…
って思いますが、理由を見たらAをとる必要があったんだなーと理解

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紙の本

ヒールが個性的なのがこのシリーズの要かな

2017/07/15 00:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

「リンカーン・ライム」シリーズの6作目で、アメリカでの出版は2005年です。

直前に読んだ「エンプティー・チェア」がどうしてあんなに楽しめなかったのかが、この作品を読んでいて分かりました。
「エンプティー・チェア」にはこのシリーズのある意味最大の魅力であるヒール役がいなかったからです。
映画「ダークナイト」のジョーカーのごとく主役を食うほどの犯罪者が「リンカーン・ライム」シリーズには必ずいたのです。
犯罪者に惹かれるというのも変なのかもしれませんが、常識外のところにいる者の怪しい魅力のようなものに引き込まれることがフィクションの世界では度々私にはあります。

本作ではその意味で地味ではありますが、得体の知れない深い闇と冷めた狂気を感じさせるヒールが登場しており中々面白く読めました。

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紙の本

後半が楽しみ

2016/11/20 19:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白いのに、ところどころ分かりにくい表現があり、なかなか読み進めませんでしたが、後半はいつも、めっちゃ面白いので、楽しみに読みます!

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紙の本

ライムシリーズの水準点

2013/02/04 17:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

リンカーン・ライムのシリーズは安心して読める。特にこの作品はシリーズの水準点かな。レギュラーたちにそれほどのピンチもなかったと思う。

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2009/11/29 14:35

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2012/01/28 17:38

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2010/06/26 22:34

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2010/11/04 13:09

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2010/12/27 00:31

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2011/09/12 20:18

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2011/10/28 06:35

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2012/01/17 00:03

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2012/03/29 17:05

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