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のだめカンタービレ 23(KC KISS(コミックキス))

コミック

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のだめカンタービレ 23 (講談社コミックスKiss)

二ノ宮 知子 (著)

紙書籍

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電子書籍

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ユーザーレビュー

全体の評価 4.2
4.2
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★★★★★(59件)
★★★★☆(58件)
★★★☆☆(21件)
★★☆☆☆(3件)
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孤独や苦悩と引き替えの、大いなる歓喜

18人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/12/02 13:37

評価5 投稿者:カフェイン中毒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ついに終わってしまいました。
ドラマ化、アニメ化、オーケストラ結成……と、えらく世界が広がっていましたが、
とりあえず原作を楽しんできた者としては、最高の着地を見せてもらったなあという気分です。

ピアノ専攻の音大生“のだめ”(もちろん愛称)と、
世界的な指揮者を目指しつつ、飛行機恐怖で海外に出られない千秋真一の、
出会いから物語は始まります。

ただただピアノが好きで、自分の持つ才能のことなど考えもしないのだめ。
ちなみに汚部屋の住人であり、変態。
そして、自らの才能を知っていて、夢もあり努力を惜しまないオレ様な性格、千秋。

海外育ちで、師と仰ぐ人もいながら、どうしても飛行機に(そして船にも)乗れない千秋が、
突破口を見つけられず鬱屈した日々を送っていたとき、
ピアノ科の教師の提案で、のだめとひとつの曲を仕上げることになります。

ヒトとして最低ラインと見下していたのだめの奏でる音に、誰よりも敏感に反応する彼は、
その曲を演ることで、ひとつ前に進むことができるのですが、同時にのだめに振り回される毎日に突入。
残りの音大生活、その後のヨーロッパ進出と、微妙に変わっていくふたりの関係と、
常にお互いを刺激に成長していく姿が描かれています。

とまあ、大筋はこんな感じなのですが、二ノ宮知子ですから、あちこちに笑いが溢れています。
ピアノの才能以外、およそ少女漫画のヒロインからはかけ離れた設定ののだめと、
ルックス、才能、血統を兼ね備えた、正統派のプリンス(?)千秋。

そのギャップ(当然、笑いに繋がる)を楽しむために読み始めていたのが、
いつのまにか、ふたりの奏でる音楽、オーケストラの楽しみ、
音楽を生業とすることの孤独や苦悩や喜び、音楽の本来持つ力など、
描かれる数々のエピソードに、何度も鳥肌ものの感動を味わうことになりました。

さまざまな登場人物たち。
彼らの、そして主人公ふたりの喜びと苦悩。

壁にぶちあたるたびに、相手を想い差し伸べる手が、どうにもこうにも見当違いだということばかり。
そう、千秋ですら、のだめを想ってしたことが、本人をブチ切れさせることもあるのです。

幾度も悩み、追い詰められる彼らは、やがて必ずきっかけを掴み、這い上がります。
どれだけ相手を想っても、見守り、きっかけを与え、待つことしかできない。
最後にそこから抜け出すのは、いつも“自分の力”でしかないのです。

音大時代の物語もとても好きですが、パリで本格的に音楽に向かい合うようになるのだめの成長と、
同じ志のもと集まってくる現地の友人たちの、それぞれの苦悩がとても印象的です。

音楽が好きなだけでも、才能があるだけでもダメ。
努力のみでなんとかなる世界でもない。
そのすべてを兼ね備え、覚悟を決めた人たちだけの楽園。
その楽園を、美しくきめ細やかに感動的に、なによりおもしろく描き切った著者に感謝!

音楽の道を歩いているわけでもないのに、
読み返すたびに、忘れているものを思い出させてくれる、大切なシリーズになりました。

番外編が続くようですね。
ぜひ、覗いてみたいです。
本編で描かれなかった世界でも、あの可笑しくも愛おしい登場人物たちは、
音楽漬けの日々を送って、羨ましいほどの幸せを感じているのでしょうけれど。

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作者の笑わせ方が、私としてはすごく気に入っています。

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/10/29 20:56

評価5 投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る

kissの方で、のだめが終わったということだったので講談社の販売部に電話したら、コミックでは23巻が終りということでした。他に番外編も出るようなことをおっしゃってましたが。

第1巻にも書評を

こちらに

書きました。ご覧いただければ嬉しいです。

 一番笑ったのは第9巻の、千秋がのだめの家を訪れたときの、のだめの家族の博多弁(大川弁)での会話でしょうか。作者の笑わせ方が、私としてはすごく気に入っています。

 恋と笑いと奥の深さで、他にちょっとない作品だと思います。私自身は恋愛ものは苦手なのですが、のだめは笑いがあちこちに入っていて退屈させません。

 それから、のだめのおかげでCDを買ってベートーベンの交響曲第7番とかラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とか、今まであまり聞かなかったものも聴いて自分にとっての発見もありました。

歴史に残る作品だと思います。

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音符と休符の連なりの間に

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/11/28 21:40

評価5 投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最終巻。もう少し色々な面子の先が見たいような気もするけれど、のだめを中心にするのならここで終わりなのだろう。だって、彼女がきちんと音楽と向かい合う決断をしてしまえば、また勝手に突き進んでいくのだろうから。

 のだめが自作曲を弾いてからベートーヴェンのピアノソナタ第31番を演奏するシーンがある。ここは千秋にとっての転換点のひとつになるのだが、ここを読むと、演奏家ってどういう存在なんだろう、と思う。
 音楽のことは全く知らない。ただ、偉大な作曲家の作った音楽は、何百年も演奏され続けることは知っている。では、演奏家とは、その何百年もの間の瞬間瞬間で、元の音楽を再現するだけの演奏機械に過ぎないのだろうか?もしそうだとすれば、蓄音機やテープレコーダーやCDなどが発明された時点で、完璧な録音を一度すれば、もはや演奏家はいらないことになってしまう。しかし、実際はそうなっていないのだから、やはり演奏家には何らかの価値が存在しているのは間違いない。
 のだめが即興曲を自由気ままに演奏していた時には納得していた千秋も、楽譜に沿った音を響かせ始めた時には未練を振り切れなくなってしまった。このとき千秋が音符と休符の連なりの間に感じた、のだめが曲に持たせた価値とは何だったのだろうか?

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電子書籍 千秋とのだめ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015/08/26 16:57

評価5 投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

千秋とはなれ大成功を収めるも抜け殻のなったのだめ。
音楽を続ける意味を探すのだめ。
最終巻でしたがすこしものたりないラストでした。

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淡白すぎる終わり

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/12/19 22:35

評価4 投稿者:S.Kodama - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと予想外の淡白な終わり方、というのが正直な印象です。
シュトレーゼマンとのデビューで話を盛り上げておいて、さらに千秋とのだめとの立場を逆転させるというひねりも入れたのだから、もう一段盛り上げてラストになだれ込む、という流れを期待していたのですが。
極めてオーソドックスな恋物語をベースに破天荒な枝葉末節で笑わせる、という物語をここまでひっぱってきた作者の力量はすばらしいと思いますが、最後に若干、欲求不満が残った作品でした。

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評価0 投稿元:ブクログ

2009/12/28 23:53

★完結。人によっては「もっとスケールのでっかい感動の大団円を!」と望むのかもしれないけど、個人的には品良くまとめて終わらせたと思う。最後に来てちょっと駆け足だった気もするけど、気持ちよく読了。
 お疲れ様でした。

評価4 投稿元:ブクログ

2009/11/27 15:49

いよいよの最終巻。まあ、安心して読み終われる結末だし、あれ?まだ続きそう・・・な、結末でもあるし~  やっぱ、のだめちゃんは元気じゃないとねっ!!

評価4 投稿元:ブクログ

2010/01/30 23:13

意外な感じで最終話。わりとあっさり。
のだめが大スターになって、それを追いかける千秋、という展開を想像してたんだけど。
番外編が連載されているそうなので、そっちにも期待。

評価4 投稿元:ブクログ

2009/12/10 10:25

いやぁ遂に完結してしまいました。
昨日の帰りの電車で読み切ったけど、なんだか酔っぱらっててラストシーンしか覚えてない。

今朝になって、なんで?と思い始め、行きの電車でもう1回読みなおすという効率の悪さ。

まだまだ引っ張れたんやないかなって気もするけど、そろそろ疲れたんでしょうな。最後の方はうるっときましたぞ。

評価5 投稿元:ブクログ

2010/01/11 14:32

のだめ、全巻漫喫とレンタルで読んだ。一度通して読み終えたときは「これで終わり?」と思ったけど、昨日映画を見てもう一度じっくり読んだら、よい終わりなんじゃないかなーと思った。最後の数巻は、音楽は好きだけど、それだけじゃだめなのかと苦しむのだめと、それを見ている千秋が切なかったんだけど。なんだかんだいって千秋はのだめなしじゃいられないデスよ。音楽って素敵だな。漫画も良いけど、映画の音楽聞いたら余計に良かったな。千秋との共演も描かれてないし、オペラ編が楽しみデス。

評価4 投稿元:ブクログ

2009/12/21 17:45

まあ、あちらこちらで辛口の批評がいっぱい出ているのであんまりそれには触れたくないけれど、やっぱり絵の粗さが目立つ号だということだけは、隠しようのない事実・・・・・という気がします。  留学編がない方がよかったという意見もあるようだけど、KiKi は留学編が結構好きでした。  特に、若い身空で家族や恋人から離れて何かを手に入れようと必死で頑張っている青春群像物語っていうのは昨今ではちょっとカッコ悪い生き方とされる「熱さ」とか「必死さ」があって、ものすご~く共感することができました。  やっぱり人間、頑張るときには頑張らなくちゃ・・・・・みたいな感じで。  もちろん KiKi は「ストイックな生き方が正しい!」とまでは思っていないんだけど、やっぱり人生の中で「ストイックな時間を持つ瞬間はあるべき」だろう・・・・とは思っているので・・・・(笑)

(全文はブログにて)

評価4 投稿元:ブクログ

2010/01/03 16:25

最終巻だったんだよねー。忘れて読んだら吃驚したよ^^;
あっさりした終わり方過ぎてちょっと拍子抜けしたけど、でもこれはこれで夢も希望も残る良い終わらせ方なんだともおもう。 二ノ宮先生お疲れ様でした! こんなに面白いクラシック漫画は他にないデス(笑)

評価5 投稿元:ブクログ

2009/11/28 11:20

千秋さまと、お父様がしゃべっているところが好きです。
すれ違いがあっても、親子ってこういうもんなんだよな~と。
それぞれの人の、音楽に対する真剣さ、読んでいてドキドキしました。

評価3 投稿元:ブクログ

2009/12/02 00:12

面白かったんだけど、最後はなんかすごいスピードで展開が
進んで終わってしまったのが少し寂しいかも。

評価5 投稿元:ブクログ

2010/02/28 20:21

もう新刊が出ないと思うと寂しいなぁ…番外編が連載中みたいだけれど、本編で千秋&のだめの共演が観たかったです。

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