紙の本
引き込まれる本。
2021/05/22 09:43
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投稿者:さんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話が面白いので夢中になってしまいました。こういう没入感が得られる本はあまりありません。文学の技巧という点では未熟かもしれませんが、読者を惹きつける魅力は絶大です。訳文は特に問題ありませんが、訳注などはありませんでした。もう少し解説があるとありがたいのですが。
紙の本
デュマの名作
2016/11/30 08:30
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投稿者:レビューアルス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダルタニャン物語の前半部分が三銃士として描かれています。
オリジナル人物と歴史との融合が面白い作品でした。
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某N○Kの放送にまんまと嵌まってみたものの、ふと出た疑問。三銃士ってこんな話しだっけ?
思わず手にとってみましたが、何だか非常に驚きました。ダルタニアンは生意気なところはそっくりですが、むしろもっと策略化。アトスは貴族然とした雰囲気をかもし出しつつ、人形劇より渋いです。その代わりのようにアラミスはもっと軟弱な美少年風。ポルトスは、もっとタラシの雰囲気で。
そんな三銃士とダルタニアンとの出会いがお約束のオンパレード。三人に対しそれぞれ違う時間の決闘を次々約束するダルタニアン。決闘につきものの付添い人は三銃士の場合、互いに務めるわけでして、最初のアトスとの決闘に行ったら「あれ、何で三人いるの?」みたいな。その上、共通の敵が出てきて一緒に戦い親友になっちゃうなんて、何かもう定番の定番を行っています。
そういう意味では、なかなか王道はお話でした。
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人形劇化に伴い新装版ができて一気読みしました。NHKのアニメを見た世代なので懐かしくて。どうしてもアニメとの比較をしてしまうのですが、違うところを含めて楽しく読みました。三銃士とは剣の腕だけでなくどんなに人間的にも優れているかと思いきや。酒に女、何かと言えばすぐに決闘、宵越しの金はもたないとばかりの散在、ゴシップの宝庫になりそうな連中です。そんなとこから起こる騒動と、イギリスへの旅や戦争など、度重なる難問に次々と向かっていく冒険譚にワクワクします。ミレディーの謀略にもさすが悪女と手に汗握りました。ラストはちょっとさみしくもありますが続編もできているのだし。何をしてても彼らはあんな調子で行くのだろうと想像するのもまた一興。
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NHK教育放送(旧3ch)の人形劇に触発されて読みました。
劇のほう(三谷幸喜=脚色)ではキャラクター構成が現代風でわかりやすいですが、
本の中ではハチャメチャな部分が多くて正直びっくりしました。
文庫版では下巻になりますが、ラストの方は目的が明確化されてきて、グンと読みやすくなります。
作者大デュマと呼ばれるフランス文学の巨匠らしいですが、意外と読みやすかったです。
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チャーリーシーン(おお、懐かしい!)が出ていたディズニー映画とガブリエル・バーンのダルタニアンがやたらかっこよかった『仮面の男』で、三銃士のことはわかっているつもりでおりました。旅行先で朝ご飯を食べながら、偶然NHKの人形劇を見るまでは。なんだかとってもロマンチックで、三銃士はなにしろかっこよくて、枢機卿はあやしくて、おもしろそうじゃん。そして読んでみたところ、やっぱりすばらしくおもしろい。デュマ、さすがだ。
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潔いことに脚注が一切ない。それゆゑ読みやすくはあるが、歴史的背景などを知らないとつらいか。まあでも、おもしろいから読めるか。
訳者は大正生まれのフランス文学者なので、陛下と猊下が「将棋」をお指し遊ばす場面なども出てくる。日本は江戸時代になつたばかりだぜ。どんな「将棋」を指してるんだか。といふのは野暮かもしれないが、しかし、将棋の成り立ちを知つてゐたら「チェス(おそらく)」を「将棋」とは訳さないはずだ。
上巻はダルタニャンがロンドンへ赴いてバッキンガム伯爵に会ふところまで。
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映画の紹介パンフレットに「秋のファンタジー大作」とあった。ファンタジーなら読まねばと思い早速購入。
映画を見る前に原作を読み終えなくては。
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小さい頃に観たテレビアニメで映し出されていたダルタニャンと三銃士の友情、敵方の謀略に加えて、本小説では大人の恋愛や生と死などのテーマも織り交ぜられている。血沸き肉踊る思いのする冒険活劇。
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喧嘩、権謀術数、戦争、色事と血の気の多い男の好きそうな要素をいっぱい詰め込んであるわけだが、ぼくは登場人物に肩入れできず、途中で面倒くさくなって速読モード。ダルタニャンにしろ、バッキンガム公爵にしろ、貴族DQNがひとの迷惑かえりみず好き放題する話にしか見えない。こりゃ革命も起きるわな。むしろ身体ひとつでDQNに立ち向かう妖女ミレディが魅力的。
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三銃士がどのような話か分かった。人形劇の方が印象が強かったが、こちらも話の展開が早くおもしろい。ダルタニャンが強すぎのような気がするが、これはこれでよい気がする。登場人物のせりふがときどきまわりくどい。
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古典はやっぱり面白い!
ダルタニャンと三銃士が枢機卿の陰謀に立ち向かう冒険活劇。ダルタニャンの真っ直ぐ過ぎる性格が馬鹿なんだけどあまりにも眩しい。理由を知らなくとも命を賭けちゃう忠義!自分の命にそんな価値があるのか?と言い切ってしまう実直さに微笑ましくも凛々しい騎士の姿を見てしまう。
物語はまだこれからが本番って感じなので、続きがとても気になるところです。
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映画を観て興味がわいたので読みはじめてみました
わかってたことですが、結構映画とは登場人物のイメージも設定も違いますね
でもやはり名作ですね
面白いです
それにしても銃士というのはもっとしっかりした人たちだと思ってたけど、結構やりたい放題自分勝手な人たちでびっくり
あとバッキンガム公が結構いい人っぽかったのと飾り紐(?)を取り返す過程があっさりめだったのが一番驚いたかな
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銃士隊に入ろうとフランスの片田舎からパリにやって来た若者、ダルタニャンが、友人となった三銃士と波瀾万丈の生活を送りつつ、やがて銃士隊長になるまでのお話。それ以降の続編は、また別の物語として語られる。
個人的に今まで読んだ中で一番好きな冒険活劇小説。発生する事件はいちいち突拍子もないのに、最後の最後にはきちんと収まりが付くのが凄い。ダルタニャンと三銃士のアトス、ポルトス、アラミスはそれぞれかなり違うタイプのキャラクターなので、読者にはそれぞれの贔屓が出来そうだが、私は落ち着いた雰囲気のアトスが纏め役と思いきや、単体では相当の無茶をやらかす辺りに惚れた口。
差し当たって冒険活劇が好きなら、余程のフランス嫌いでなければ読んでおけと思う。
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ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために!
三銃士、全然マトモな人じゃなかった(笑)勝手に完全無欠の三人のイケメンみたいなイメージがあったんですけど、そうでもなかった。がっかりではない。むしろ面白い。ダルタニャンは賢いのかアホなのか。ワクワクして読めました。