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勇気ってなんだろう(岩波ジュニア新書)

勇気ってなんだろう (岩波ジュニア新書)

江川 紹子 (著)

  • 全体の評価 52件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:81923pt
  • 発行年月:2009.11
  • 発送可能日:24時間
  • 新書

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商品説明- 「勇気ってなんだろう」

本当の勇気とは何なのか。その勇気はどこから湧いてくるのか。野口健さん、山本譲司さん、蓮池透さんなど、著者がその勇気に感銘を受けた人たちに話を聞き、その生き方と考え方を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】

目次- 「勇気ってなんだろう」

  • はじめに
  • 1 自分に正直に−野口健さん
  • 2 過ちと向き合って−山本譲司さん
  • 3 柔軟に考える−蓮池透さん
  • 4 信念をつらぬく−仙波敏郎さん
  • 5 「命」にこだわって−高遠菜穂子さん
  • 6 暴力を止める声−イスラエルの人びと
  • おわりに

著者紹介- 「勇気ってなんだろう」

江川 紹子

略歴
〈江川紹子〉1958年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。神奈川新聞社会部記者を経て、フリージャーナリスト。一連のオウム真理教報道で菊池寛賞受賞。著書に「救世主の野望」「人を助ける仕事」ほか。

ユーザーレビュー- 「勇気ってなんだろう」

全体の評価
5.0
評価内訳 全て(2件)
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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/06/20 19:41

こういう生き方もある。

投稿者:kumataro(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

勇気ってなんだろう 江川紹子 岩波ジュニア文庫

 子どもさん向けとしては、むずかしい内容です。この本は、自分の意思とか、良心をつらぬく生き方をしてきた人たちへの取材結果を文章にまとめたものです。5人の個人と、最後はイスラエルの人たちとなっています。いずれも一般大衆からみれば、標準の枠の外で生きることを実行した人たちです。孤立とか孤独という厳しい環境を体験されています。
「スポンサーの期待を裏切ってエベレスト登頂を途中で2度断念した登山家」悪天候に阻(はば)まれ登頂を断念する勇気に始まり、最後は、中国支配のチベット問題にまで言及します。
「公設秘書の給与を流用して収監された元国会議員」うーむとうなるしかない。作者が犯罪者をかばうのはなぜか。作者は、再起可能な社会を提案しています。
「内部から追い出された拉致問題元事務局長」朝鮮半島の人は日本人をうらんでいる。いっぽう、日本人には加害者意識が無い。親族を取り戻すまでの作業は、分厚い壁を少しずつ削っていくようです。
「裏金を内部告発して干された警察官」家族は悲惨な目にあいました。彼のように生きていくことはできない。日本社会は八百長で成り立っていたし、八百長で経済成長してきたことがわかります。
「イラクで誘拐され日本人から自己責任と猛攻撃を受けた女性」島国暮らしの日本人は、井の中の蛙(かわず、井戸の中のかえる)で、大海(たいかい、世界)を知らない。なぜイラクなのか。27歳のとき友人に誘われて縁があったから。日本は、他国に戦争を仕掛けた過去の歴史を踏まえて、紛争時に武力行使に賛成してはいけない立場にあることがわかります。
「パレスチナの人たちを追い出して建国したイスラエルの人々」イスラエルの政策に反対する若いイスラエル人たちです。書中に圧倒的な権力をもつと、人の倫理観は崩壊する。イスラエル人はパレスチナ人への人権侵害をなんとも感じなくなった。間違っているのは自分のほうじゃないかと気づけるか。歳月が経過していく中の世代交代で、社会は変化していく。古い世代の考えは間違ってはいなかったが、現代に合致しなくなってきた。世代間闘争の面があります。

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/03/01 00:12

ジュニア新書なのに、実は大人向けの「勇気」論。最近、何か勇気を発揮しましたか? わたしは発揮してないです。この本を読んでハッとしました。勇気、発揮したいです。

投稿者:ちひ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いろいろな人が、人生のいろいろな局面で発揮した「勇気」に焦点をあて、「勇気」を考える本。ピックアウトした人選、本文には現れない江川氏の聞く姿勢、「勇気」に焦点を当てた構成、どれもすばらしい。ジャーナリストとしての立場や姿勢には江川氏と大きな違いがある立花隆氏の『青春漂流』(講談社文庫)と似たテーマの本であると思う。
 
 ジュニア新書なので子ども向けである。が、自分の子どもや甥・姪に読ませるつもりで購入し、自分が先に読んだ人が「わたしにも勉強になりました!子どもにも早速読んでもらいます!」などの感想をTwitterで江川氏に寄せているのを多く目撃した。子どもに解りよくて大人に解りよくない本はそうそうない。本当に大事なことは何なのか。わたしにも大変に勉強になった。甥や姪にあげようと思っている。

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