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- カテゴリ:一般
- 発売日:2009/11/11
- 出版社: 亜璃西社
- サイズ:19cm/292p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-900541-83-2
読割 50
紙の本
監獄ベースボール 知られざる北の野球史
著者 成田 智志 (著)
明治期、北海道開拓のために過酷な労役を強いられた囚人たち。彼らにベースボールで希望の光を与えた監獄所長・大井上輝前の半生を、実際に監獄内で野球が行なわれていたという史実を...
監獄ベースボール 知られざる北の野球史
監獄ベースボール : 知られざる北の野球史
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商品説明
明治期、北海道開拓のために過酷な労役を強いられた囚人たち。彼らにベースボールで希望の光を与えた監獄所長・大井上輝前の半生を、実際に監獄内で野球が行なわれていたという史実をベースにドラマチックに描く。【「TRC MARC」の商品解説】
【第1回サムライジャパン野球文学賞〈特別賞〉受賞作】 明治期の北海道で、囚人たちがベースボールを楽しんでいた! その史実を基に、綿密な取材と大胆な解釈で描いた歴史小説が誕生した◆明治中期、北海道開拓のために作られた監獄「集治監」。そこに全国各地から送り込まれた囚人たちは、石炭採掘など過酷な労役に苦しんでいた◆そんな中、典獄(監獄所長)の大井上輝前は、アメリカ留学で出会ったベースボールとキリスト教を囚人教化に採り入れ、監獄の改良を志すが――◆国策の犠牲となった囚人たちと、彼らに希望の光を与えた大井上典獄の半生をドラマチックに描いた異色の長編歴史小説。【商品解説】
目次
- ◇第一章 監獄の春
- 北国の球春―明治二十五年、月形村樺戸集治監/遠島開獄の地、北海道/福音、それはベースボール
- ◇第二章 典獄・大井上輝前
- 南国の志士、大井上/北門鎖鑰の重鎮として/転機―典獄人生の始まり
- ◇第三章 教誨師・原胤昭
- 江戸っ子、原胤昭/投獄―神が敷いた道/結縁―北海の地と
- ◇第四章 釧路集治監初代典獄として
- 空知集治監の内実/幌内炭鉱の惨状/懲戒主義の台頭/二人三脚―「官軍」と「賊軍」が手を組んで/アトサヌプリ硫黄山―魔の山/緩慢なる死刑/鬼気一掃へ/熊牛の別れ
- ◇第五章 空知集治監での一年
- 職分と信仰の狭間で/国策に抗って/江別での邂逅/惨状―獄衣の坑夫たち/緩慢な死刑、再び/ベースボールの息吹き/栄転―大典獄への道/囚徒を引き連れて
著者紹介
成田 智志
- 略歴
- 一九六三年、北海道千歳市出身。江別市で育つ。北海学園大学法学部法律学科卒業。札幌学院大学人文学部英語英米文学科卒業。北海道教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。地域の文芸誌に随想・随筆を寄稿するなど執筆活動を続けてきた。長編小説は本書が初となる。江別市在住。
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