- 出版社:早川書房
- サイズ:19cm/269p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-209104-8
サはサイエンスのサ
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- 税込価格:1,575円(45pt)
- 発行年月:2010.1
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- 本
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商品説明- 「サはサイエンスのサ」
【星雲賞ノンフィクション部門(第42回)】インフルエンザ予防の誤認識、日本国憲法の過激な運用法、記憶読み取り装置の可能性など、確かな科学知識と特異な視点から、これまでの思い込みをあっさりとくつがえす! 『S−Fマガジン』連載を加筆修正して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「サはサイエンスのサ」
鹿野 司
- 略歴
- 〈鹿野司〉1959年名古屋生まれ。科学ライター。『SFマガジン』、NECのビジネス情報サイト『WiSdom』などにコラムを連載中。著書に「オールザットウルトラ科学」など。
関連キーワード- 「サはサイエンスのサ」
ユーザーレビュー- 「サはサイエンスのサ」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/06/11 19:34
まさに帯文句どおりの著書
投稿者:Genpyon(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「確かな科学知識と特異な視点から、これまでの思い込みをあっさりとくつがえす、知的冒険に満ちた科学エッセイ集」という帯文句どおりの著書。エッセイという分野なので、当然、著者・鹿野司氏の個性で読ませる著書となっている。
まず、幅広い分野をカバーする知識。本著は、科学にまつわる幅広いトピックはもちろん、SF(一部ネタばれあり)にまつわるトピック、さらには、宗教論や日本国憲法などという科学とは直接関係ないトピックまでをカバーしており、新しい分野と出会う喜びを楽しむことができる。
これだけ幅広い分野を取り上げながら、興味ないよ、と思わせるトピックが存在していないのが、素晴らしい。また、どんな分野のトピックからでも、最新の文献から新しい知識を取り込んで伝えようとしている姿勢が感じられ、読んでいて安定感が感じられる。
次に、著者独自の視点と切り口が楽しい。それがメディアや世間一般で広まっている見解と異なるものであっても、わかりやすく説得的に著者独自の見解を展開していく。なかには(世間一般から見ると)過激な見解もあるのだが、遠くから全体を俯瞰するような著者の視点が、その過激さを感じさせない。
そして、著者独特の語り口。著者もあとがきで書いているが、上から目線ではなく、しかも著者が伝えたいことを読者が考えついたかのように伝えることを目指した文体で、読者のイメージを喚起しやすい例を駆使しながら、あらゆるトピックを絶妙に噛み砕いて説明していく。
まさに帯文句どおりの著書でした。







