- 出版社:筑摩書房
- サイズ:20cm/256,10p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-480-84291-6
フーコー その人その思想
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- 税込価格:2,940円(84pt)
- 発行年月:2010.2
- 発送可能日:1~3日
- 本
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商品説明- 「フーコー その人その思想」
比類なき友情によって彩られた、現代思想の稀有なドキュメント。フーコーの友人である歴史学者ポール・ヴェーヌが、精緻な分析によってフーコーが残した著作の意義を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「フーコー その人その思想」
ポール・ヴェーヌ
- 略歴
- 〈ポール・ヴェーヌ〉1930年南仏エクス=アン=プロヴァンス生まれ。古代ローマ史を専門とするフランスの歴史学者。コレージュ・ド・フランス教授時代などにフーコーの近くで過ごした。
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ユーザーレビュー- 「フーコー その人その思想」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/01/06 09:38
禿は坊主に説教しない
投稿者:わたなべ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は生徒として、後年はコレージュドフランスでの同僚としてともに働き、特に計画変更後の『性の歴史』においては、古代ローマ史の専門家として貴重な貢献をしたとされる歴史学者によるフーコーの思想と人物について書かれた回顧的な評論。フーコーの「言説」概念を、ヴェーバーの「理念型」と同質のものととらえ(それに関してフーコーが抱いていたヴェーバーへの誤解と、フーコー自身が歴史家たちに与えた誤解について丁寧な論述がある)、変異する理念の枠組みと歴史的な重みを持つ「事実」のあいだで、徹底的に「経験論者」であろうとし、政治を含むあらゆる実践に対して指針を与える知識人の役割を否定し、ここの判断の材料を与える専門家としてあることを選び、みずからの行動においてはためらわず身体的な勇気を第一と考える、そういうフーコーの肖像は、若き日の性生活の「秘密」から来るヒステリックな部分を後年克服し、みずからの病を知りながら著者の素朴なエイズへの疑問へ丁寧かつ朗らかに答えてみせるという数々のエピソードもふくめ、とても感動的だ。面白いというか、成程なあ、と思ったのは、フーコーが勇気というのはつねに身体的なものだ、と言い、言説において過激だったり戦闘的であったりするのは何ものでもなく、現実に殴る蹴るの暴力にみずからの安全など考慮せず暴力でもって対抗できてこそ、勇気ある行動と言うものだ、と考えていたと思しいというあたりで、いかにもさもありなん、という姿だった。私がフーコーにひかれるのは、その事実を重んじる経験主義的快楽主義のためかもしれない、とも思った。







